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Ｌ７００Ｓミラジーノは、純正では赤外線キーレスエントリーです。
ダッシュボード上にある赤外線受光部へ向けて操作しないと反応しません。
まあ、誤動作しにくいというメリットがあるので、不自由なく使っていました。
でも、先月壊れました。
反応しなくなったので、電池切れかなと思って、電池交換しても反応しない。
受光部に密着させて操作すると反応する。
５ｍｍ以上離すと反応しなくなる。
つまり、車外から使えないってこと。
終了です。

で、定番改造の、Ｌ９００ムーブの電波式キーレスを流用することにしました。
うちのジーノは中期型なので、キーレスコンピューターは２コネクタ。
Ｌ９００ムーブの電波式キーレスも、２コネクタ式の後期型を選べば、カプラーオンで使えるようになります。
ヤフオクには複数出品されていたので、ある戦略で狙いを定めました。
その戦略とは、できるだけキー幅があるものを選ぶこと。
Ｌ９００Ｓはキー一体型キーレスなので、あわよくばキーも使ってやろうという魂胆です。
落札して、その日のうちに取り付けてキーレス動作確認。問題なく作動することを確認しました。
そして、届いたキーを見ると、目論見通り、今使っているキーより凹んでいるところがありません。
削る方向だけで今のキーの形にできます。

近くの合鍵屋へ行って、「このキーを削って、このキーの形にしてほしい。ヤフオクで買ったキーレスなので、合わなくてもダメ元。」と伝えると、削ってくれました。
置いてある機械を見ると、昔カー用品店にあったようなヤワな機械ではなく、もろグラインダーがキーを削る機械。
硬い純正キーも刻めそうでした。
５００円弱で、すぐに出来上がり。
何の引っかかりもなく、キーシリンダーが回りました。
目論見通り、キーホルダーが軽量化されました。