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半年前くらいからミラジーノで６０ｋｍ／ｈを超えると、右前から唸り音が聞こえてくるようになっていました。
右前ハブベアリングだなと思って放置していましたが、今日交換しました。
茨城県の新型コロナウイルスによる緊急事態宣言は昨日解除されましたが、不要不急の外出は自粛するように要請されていたので、部品はAmazonで購入し、交換作業は自宅駐車場にて一人で実施しました。

ジャッキアップする前にホイールセンターキャップを外し、タガネでハブセンターナットのカシメを解き、ブレーカーバーで緩める。センターナットを緩めた後、プラハンで叩いてスプラインが固着していないことを確認。
ジャッキアップ・ウマ掛けしてタイヤを外し、ブレーキキャリパを外し、タイロッドとロアアームのテーパーをタイロッドエンドプーラーで外します。


まあそんな作業で、アップライトとハブをまとめて取り外してベランダへ移動。
ベアリングインナーに入るサイズのソケットコマを用意して、ABSセンサー穴とブレーキキャリパ穴にプーラーボルトを通して、ハブを押し出します。


ベアリングを留めているスナップリングを外し、油圧プレスに掛けてアップライトからベアリングを外します。


ハブからベアリングインナーレースを外すためにタガネで隙間を作ります。
（その前にインナーレースに付いてるダストシールを破壊気味に取り外しています。）


隙間ができたら、ギロチンプーラーを使ってインナーレースを外します。


これで全部外れたので、新品ベアリングを圧入します。
外したベアリングを使って圧入しますが、アップライトの裏面はアームがたくさん出っ張っているので、短く切ったアングルを台として使いました。


ベアリングアウターレースをアップライトに固定するスナップリングを取り付けた後、ハブをアップライトへ圧入します。
写真ではアングルが台になっていますが、これだと内側のインナーレースが押されて外れて来るかもしれないことに写真撮影した直後に気づき、内側のインナーレースを支えられる絶妙な直径のソケットコマを台にして圧入しました。


車体に戻して作業終了。雨の日の楽しい作業でした。

右前のベアリングしか替えてませんが、見事に唸り音が消えました。
故障個所推定正解でした。