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ブランネンフルートの調整が必要になったので、自分で分解して調整しました(2020年8月実施）。
2010年8月に購入して、その年のうちに破れたタンポ交換とキー調整を行っただけで、その後は全くプロに調整依頼していないが、特に支障なく使えてきた。

滋賀県から茨城県に引っ越してしまって購入した店へ調整を依頼しにくくなり（調整完成後の確認で手直しが必要になったら面倒なんです）、初めて行く関東の楽器店でブランネンの調整の話をすると高い値段を提示されるため、自分で調整しました。

タンポのべたつきが気になってきたのと、右手人差し指キーとAisキーの連動調整ズレが出たので、全キー外してトーンホールとタンポを清掃して、管とキーを磨いて、リンケージに紙を貼ってキー連動を調整し、古いキーオイルを拭き取って新しいオイルを塗って組付けました。
ブローガーシステムの楽器は初めて分解しましたが、普通の楽器とちょっと勝手が違うだけで問題なく調整できました。
その後、2年近く経ちますが、調整狂いは発生しておらず、何の問題も発生していません。

最近、若干タンポがべた付いてきたので、また分解清掃しようかなと思い始めました。
リンケージやキー足のべた付きが出始めていて、キーの動き始めにネチャっという感触が出ています。リンケージやキー足のベタ付きは、フェルト剥がれの原因になりそうな気がします。そろそろフェルト全交換したい気もしますが、楽器店に依頼すると高いんですよねぇ。
自力でやるには、調整用フェルトを調達するのが大変だな。

マークツーワゴンのセンターコンソール蓋がフカフカしていた。
分解してみると、やっぱり樹脂が割れていました。
きっと部品も出ないだろうと思い、現物修理を決定。

我が家の定番補修ボンドである軟質エポキシボンドEP001（セメダイン社）を使うことは、最初から決まっていました。
このボンドは、ほとんど接着できないものが無いレベルで何でも接着してくれる上に、接着力は強力。硬化後も柔軟性を保っていて割れにくく、耐久性抜群。
それでも、接着面が狭いため、補強材を貼らないと再破損すると思うものの、あまり薄いと補強材にならず、あまり厚いと裏蓋が閉まらない。
補強材を家の中で探し回ること２分間。
補強材は、蒲鉾板に決定（しかも薄いやつ限定）。



当たる部分を削って、ハマるように加工。



軟質エポキシボンドをベタベタに塗りたくって接着。


これでしばらく問題なく使えるはず。

クリアがくすんできてバフ掛けしてもダメだったので、L700Sミラジーノを全面塗装しました。
銀色から純正ガンメタに塗り替えました。
つるつるピカピカです。

格安で購入して代車として使っていた緑ジーノと並べて記念撮影。

2017年に茨城に引っ越して以来、あまり釣りに行かなかったが、何度か近所の川や沼でワームを投げてバスを狙ったりしていた。
しかし、全く釣れなかった。
去年2021年の夏、業を煮やして、近所の用水路で川エビを獲り、それを餌にブラックバスのウキ釣りをしたが、釣れなかった。

今年は別の戦略にしようと思い、昨日からフナを狙ってみた。
でも昨日は坊主。
息子が今日も釣りに行くというので、今日は別のポイントで狙ってみたら、良い型のフナが釣れました。
メジャーを当てるのを忘れたので、詳細なサイズは不明。
多分、２５ｃｍ～３０ｃｍの間のサイズだと思います。

午前中に釣れたのは1匹でした。　これはタモロコかな？　


昼食におにぎりを食い、昼からものんびりと狙っていたが、全然アタリがなかった。
雨が降り出して、もう竿を納めて帰ろうとした時にアタリが。
タイミングを図って合わせると、けっこう良い型のフナが釣れました。
地味に、人生初の銀ブナです。
子供の頃は自分家の溜池で釣れるのは金ブナばかりだったので、銀ブナは見たこともなかった。

ファイト中の写真も撮影しました。

ハリス0.4号だったので抜き上げられなかったんですが、息子が遊ぶ用に採集網を持って来ていたので、ランディングできました。

こいつらは食うとしたら、甘露煮かな。
面倒だから2匹ともリリースしました。

皆さん、計算はどんな方法を使っていますか。
暗算、計算機、スマホの計算アプリ、パソコンのエクセル、そろばんなど。

簡単な計算なら、暗算が早い。
足し算や引き算は、そろばんが早い。
掛け算や割り算は、計算機が早い。
同じ式で数字を入れ替えながら計算するのは、パソコンのエクセルが早い。
何も道具が無ければ、紙で筆算して手計算する。

計算方法といえば、現在はこのくらいの選択肢ですが。
昔は、写真の機械式計算機がありました。
ハンドルを向こう側に回せば足し算、手前側に回せば引き算ができます。
桁を移動させながら足し算や引き算を繰り返すことで、掛け算や割り算も素早くできます。
掛け算や割り算の筆算をやるのと原理は同じです。
このマシンが能力を発揮するのは、同じ数を足す（引く）ことを繰り返す場面。
そして、他のどんな機械よりも能力を発揮する場面は、割られる数が同じ数で、割る数が毎回微妙に変わり、何度か計算する場面です。
具体的には、半製品の濃度を測定した後、希釈して目標の濃度に調整する作業で、希釈液量を計算する場面。
会社に入って間もない頃、実際に仕事で使いました。

（目標濃度と希釈液濃度の差の逆数）を何倍すれば、（半製品濃度と希釈液濃度の差）になるかを計算することで、希釈後重量を算出していました。
半製品濃度は、ロット毎に０．１とか０．２しか変わらないので、機械式計算機で途中まで計算しておいて、ハンドルを１回転か２回転すれば希釈後重量が算出されました。
氷点下でしかできない工程で、分析も寒い土間の分析室で、植物性樹脂まみれで有機溶媒を使って分析を行い、すぐさま計算して希釈量を決定するという作業。
植物性樹脂で手がベタベタだし指がかじかんでいるのでそろばんは不可、電子計算機は植物性樹脂が入ってキーがすぐに動かなくなって不可、PCもキーボードが汚れるし、半分屋外で粉塵が多くて不可。
桁数が多くて暗算不可、手計算は時間が掛かって不可。
機械式計算機が最強のツールでした。
この事業場も惜しまれながら２０１８年に閉鎖され、機械式計算機も使われなくなりました。
この世で最後まで実戦で使われていた機械式計算機だと信じています。

例としては、
目標製品濃度15.0％、希釈液濃度0.4％、製品バッチサイズ1000kg、の条件で、半製品濃度が16.1％だった時の希釈液投入量をできるだけ早く確実に算出します。
希釈後の製品数量をＡとすると、
｛1000×16.1÷100+（Ａ-1000）×0.4÷100｝÷Ａ＝15.0÷100　①
両辺にＡを掛けて、
10×16.1+0.004Ａ-10×0.4＝0.15Ａ　②
移項して、
0.146Ａ＝（16.1-0.4）×10　③
両辺を0.146で割って、
A＝157÷0.146　④
割り算をすると、
A≒1075

実は、④の式は、以下のような計算です。
A＝（16.1-0.4）÷（15.0-0.4）×1000
つまり、
A＝（半製品濃度－希釈液濃度）÷（目標濃度－希釈液濃度）×１０００
注目すべきは、割る数の（目標濃度－希釈液濃度）はずっと同じ数値であることです。
機械式計算機は掛け算が得意なので、割る数の逆数を求めておいて掛け算をします。
A＝（半製品濃度－希釈液濃度）×｛１÷（目標濃度－希釈液濃度）｝×１０００
この例題では、
1÷(15.0-0.4)＝0.068493151を16.1-0.4=15.7倍すると1.075342466と、希釈後重量の1000分の一値（トン）が算出されます。
16.1は、ロット毎に変わるのですが、変わったとしても0.1とか0.2の幅なので、ハンドルを多くても1～2回転させれば答えが出せるというわけです。