• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Leclairのブログ一覧

2015年01月09日 イイね!

食品異物の報道について

食品異物の報道について最近、加工食品や外食での異物混入報道が盛んである。
私も、数え切れないくらい遭遇したことがある。
しかし、全て個別対応で済ませている。
しかも、常に代替品や返金は断り、原因究明と再発防止のためにメーカーや店へメッセージを送っている。
なぜ個別対応で済ませているかというと、危害を被ったこともなく、企業の対応が比較的しっかりしているからだ。




外食産業は異物混入が起こりやすい
加工食品業界に比べて、外食は異物が入る可能性は高いと思う。
外食は零細であることも多く、大手であっても店員のオペレートという性格上、調理場に高価な機械等が無く、食品工場と比較して緩い服装の人間がオペレートしているからだ。
それでも、家庭の台所と比べれば格段に異物混入率は低いだろう。
しかし、外食で異物混入に逢い本気で怒ったことが一度だけある。
うどんチェーン店でうどんを食ったのだが、汁の中からガラスの破片が複数出てきた件だ。
絶対に自分で混入させた可能性が無く、危害を被る可能性があったから。
店側は、「代金は頂きませんから」とだけ言うので、「混入した物は何なのか、なぜ混入したのか教えろ」と居座った。ガラス片は軟質異物とはワケが違う。
結局バイトでは責任を取れないせいか、一向に報告する気が伺えなかったので、あきらめて金を叩きつけて帰った。二度とそのチェーン店を使わなくなったのは言うまでもない。

食品危害の防止対策は、HACCPが基本
食品安全に関するHACCPという基準・考え方ご存知だろうか。
ハザード(危害)を分析して、防止するための重要管理点を製造工程に設定して、食品危害を防止する考え方である。
危害は、物理的、化学的、生物的に分類される。
それぞれの具体例は、硬質異物、毒物、微生物汚染だ。
硬い異物が混入すれば、歯が折れたり、口や喉を傷つける可能性がある。
毒物が混入すれば、中毒を起こす可能性がある。
微生物汚染されると、食あたりを起こす可能性がある。

この危害を与えられる恐れがある場合は本気で怒こるが、それ以外は個別対応で注意するだけに留めている。

硬質異物は磁石やフィルタや網を通すことで、防ぐことができる。
金属検出器やエックス線選別機で保証することも多い。

毒物は工場内に存在しないようにすれば混入することはない。
軸受けなどの潤滑油なども、仮に混入した場合でも危害を与えない食品産業用油を使う。

微生物汚染は、殺菌工程の管理や、塩分濃度や水分活性の管理、包装資材や密封工程の管理や検査で保証していけるだろう。また、流通時の温度も重要になってくる。

HACCPの考え方では、虫の混入は二の次だ。
先ずは、危害を与えないことが重要であり、次に美味しく食べられるかどうかである。
確かに、人間が食用にしないような虫が入っていたら、美味しく食べられないだろう。
しかし、硬くなく、毒をもたない虫で、十分に殺菌されるだけの加熱処理されていれば、食べる人に危害を与えることはない。


硬質異物はしっかりした製造設備と管理方法を用いれば確実に防ぐことができる。
仮に発生したとしても、製造ロット管理で隔離・出荷停止することができる。
しかし、虫の混入防止対策に関しては、完璧は不可能だろう。
原料に虫が付着している可能性もあり、製品に混入しても機械で検出することができないからだ。

虫の混入をネットやマスコミに流すなどというのは、腹癒せでしかなく、
仮にメーカーの責任ではなかった(消費者の調理の過程で混入したこと)が証明された場合は、高額な損害賠償請求を受ける可能性もあるということを肝に銘じないといけない。

しかし、怪我をしたり、中毒になった場合(もしくはその未遂)は、怒らないといけない(保健所に報告し、被害者数の増加を抑制しないといけない)が、それでもマスコミに垂れ込んで、視聴者に誤認させるような表現をさせる話ではない。
皆さん、現在マスコミで報道されている異物混入案件のうち、メーカーや第三者機関が「製造工程で混入した」と断定した件は、どれなのか挙げられますか?
マスコミが、「○○の話では、食べようとしたら異物が入っていたとのことである」と伝えた場合、消費者が混入させた案件も含まれているだろう。しかし、大多数の視聴者は「製造工程で混入した」と受け取るだろう。

食品産業は異物混入をゼロにすることはできない。ゼロにする努力・挑戦は永遠に続く。
私は、「クレーム対応が悪い企業の製品は、二度と買わない」と決めている。
「向上心の無い人間・組織は、かっこ悪い。」それで十分ではないか。

クレーム対応の悪さをSNSやマスコミに流すことは許されるが、危害を加えられないような異物混入について、何でもかんでも社会的制裁を加えようと思うのは、しっぺ返しを食らう可能性があると考えた方が良い。
少なくとも、消費者が混入させたわけではないことを、お互いに認め合った場合のみ、公にしても良いと考えている。

そして、テレビ局の報道も、テレビCMを大量に行っている企業の不祥事はあまり報道せず、あまりテレビCMを行っていない企業については、容赦なく虚偽になるぎりぎりの表現をしているように感じる。
その辺りの色眼鏡を差っ引いて受け取るように、視聴者も成長しないといけない。
そして、すでに市場に無い商品について、過去の異物混入案件を蒸し返して報道するなど、言語道断の営業妨害である。未だに再発防止策が行われていないで、被害が拡大するような案件ならともかく、「過去にも○○のような案件があった」などと報道するのは何なのか。
過去に1度でも異物混入案件のクレーム情報が発生したら退場であれば、全ての食品企業が廃業となるだろう。
消費者が気付かずに混入させた案件で、メーカーにクレームとして上がってくる案件は大量にあると考えられる。

マスコミがやるべきことは、健康被害が発生するような案件について、できるだけ多くの人に早く周知することであって、キャッチーなタイトルを付けて視聴率を稼ぐことや、不満を持った国民のストレスのはけ口を用意することではない。
Posted at 2015/01/09 20:39:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 持論 | 日記
2015年01月02日 イイね!

年始に日本経済を考える

年始に日本経済を考える年始に際して、日本の財政と国民の幸福について考えてみた。
2000年頃に500兆円程度だった国の借金は現在1000兆円。
2006年から2010年までは国債の増加が止まったが、その間に起こったことは「デフレと経済停滞」。
結局のところ日本の富の実力がそんなものだったということです。



「金について放漫」という言葉を肯定する人は少ないでしょう。
そんな生活を続けていると、借金まみれになってしまって破産します。
財政に関する言葉では、必要最低限の節約財政のことを「緊縮財政」と言います。
「緊縮財政」の反対語は「放漫財政」です。
民主党政権がやろうとしたことは、放漫財政からの脱却でしたが、国民がその痛みに耐えられず、民主党政権は倒れてしまいました。
結局、国民はぬるま湯に浸かり続けたいのです。
このまま放っておくと、放漫財政を続けてしまい、ギリシャのように財政破綻してしまいます。
その先に待っているのは、超緊縮財政であり、ものすごい痛みを伴うものになります。

今の日本は、金融機関が国民の貯蓄で国債を買っているので、国民の貯金を拝借して豪遊していると考えられます。
皆が大挙して預金を引き出しに行くと、大変なことが起こります。
本来は市場に出回らないはずの預金(国債として国が現金化して公共事業や公務員の給料としてつかってしまった金)が、突然現金になって出回るわけですから、極端な話、1000兆円のお札が印刷されます。
そんなことをすると市場に出回る金の量が急激に増えるので、激烈なインフレが起こります。(経済素人なので適当なことを言ってるかも)
まあ、そんなことをしようとしても、取り付け騒ぎとして扱われて、預金凍結されてしまうだけですが。

放漫財政を続けると、財政破綻→超緊縮財政
緊縮財政を続けると、経済停滞・失業率増加・治安悪化
まあ、どちらもろくなことがないので、中間のバランスを狙うしかないのです。
しかし、放漫財政側に振った政策を続けると、超緊縮財政を引き起こす可能性があるので、どちらかというと緊縮側に振ってもらいたいと感じます。

日本の富を生むのは、企業であり生産活動です。
低賃金長時間労働(サービス残業)で企業が世界的に戦えた時代は終わり、現在の労働時間は短くなっています。
企業が国際競争力を保とうとすると、安い労働力がどうしても必要になります。
それが、非正規雇用なのですが、それでも近隣発展途上国に比べると高い賃金になってしまっています。
高度成長時代には、製造業オペレーターになることで国の経済発展を支えることができました。
しかし、もう製造業オペレーターは割りに合う仕事ではなくなってきています。ほとんど非正規社員で事が足ります。
これまでの日本では、製造業オペレーターになることを前提に学校教育が行われてきたと思います。
決められた時間に出勤し、欠勤せず、言われたことを確実にこなすことを教えられます。
まあ、小中高で体育や全体朝礼などの軍隊式の教え方を思い出してください。(私は、反抗した記憶しかありませんが)
しかし、今後はそんな教育を真に受けていては、割の良い仕事には就けません。
まあ、日本に割りの良い仕事というのがあるのかということですが。。。。
現状では地方公務員が一番割に合う仕事のような気がしますが。

今後、日本はイギリスのように金融・配当で食うことも考えねばなりません。
投資等の金融には単純労働者はほとんど必要ありません。
では、ボリュームゾーンは何で食えばいいのか。
やはりサービス業や手工芸の職人等になるのだと思います。
欧米のように、ロハス系の働き方をする人が多くなるのだと思います。
給与は沢山もらえないが、生活を楽しむような豊かさを求めて行くことで、日本のボリュームゾーンは幸せになれるのだと思います。
Posted at 2015/01/02 19:50:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 時論 | 日記
2015年01月01日 イイね!

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます昨年は、お世話になりました。
今年もよろしくおねがいいたします。

滋賀県は年明け早々良い雪です。
初滑りしてきました。(車で)
「別に雪じゃなくてもやってるだろう」という突っ込みは無しで。





今年も何事も無く安定した年になることを祈願して、挨拶に代えさせて頂きます。
Posted at 2015/01/01 21:09:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 案内 | 日記
2014年12月27日 イイね!

交通安全 鉄道の場合

交通安全 鉄道の場合帰省で鉄道を使う人が多くなる時期です。
鉄道を使う際の安全について考えてみたいと思います。

交通手段は危険を伴うものである。
エネルギーが高いものというのは、リスクがあるということです。
移動するということは、運動エネルギーが高くなるということ。
運動エネルギーが高い状態から一気にエネルギーを放出される(つまりぶつかる)と、物は壊れ、人は怪我をする。

その他、電気エネルギーが高いと感電リスク、位置エネルギーが高いと転落リスク、化学エネルギーが高いと火災・爆発リスク、熱エネルギーが高いと火傷リスクなどが高くなる。

鉄道の場合、運動エネルギーと位置エネルギーに注意しないといけない。
ホームで待っているときに、バランスを崩すなどして、線路に転落して怪我をすることや、階段で転落することに注意しないといけない。これは位置エネルギーだ。
高いところに居るときは、転落に注意しないといけない。
線路に転落すると、超高エネルギー状態の運動エネルギー(鉄道車両)の餌食になる可能性も高い。
運動エネルギーは1/2MV^2だから、Mが超巨大な鉄道車両にやられると大被害をこうむる。
混雑するホームでは、ホームドアで安全性を高めることができるだろう。

私は普段鉄道を使わずに仕事へ行っているが、プライベートや出張で鉄道を使うときは注意していることがある。
ホームドアが無いところでは。列車待ちの列の先頭にはなるべく並ばないということだ。
もちろん、座れない可能性が高くなる。
(家の最寄駅は始発列車が多いので、それでも座れる)

混雑するホームではぶつかられてホームから転落するリスクがある。
考えたくははいが、悪意を持って見知らぬ者を突き落とす事件も起こっている。
私は体が大きいので、ぶつかられても簡単には落ちないとは思う。
街でビルの角で立っていたら、後ろから走ってきた人にぶつかられて、逆に相手が吹っ飛んで転んだことがある。
当時は今より体重があったし、重い荷物も持っていたから、100kgくらいあっただろう。
体が小さい人は駅のホームでは注意する必要があるだろう。

実は、私は混雑した列車で座ることはあまりない。
そんなに長距離を移動することはないし、座ると目的の駅で降りにくいから立っていることが多い。
出張の長距離移動列車は指定席を取るし、プライベートでは最寄駅始発列車に乗るから席確保のために並ぶこともない。

最近気付いたリスクは、座席が汚れているリスクである。
先日、乗車駅始発列車に乗って、良い席を選ぼうとしたら臭うということがあった。
ヤバさを瞬時に感じ取って違う席に座ったが、きっと浮浪者が座っていたか、誰かが粗相したのだろう。
特急より通勤列車はリスクが高い。
まあ、死ぬわけではないので、ホームで転落する云々のリスクに比べたら屁でもない。

駅のホームは死と隣り合わせの超危険エリアだということを再確認しておきたい。
Posted at 2014/12/27 15:11:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2014年12月23日 イイね!

年末年始交通安全について

年末年始交通安全について今年も押し迫ってきました。
年末になると、暗くなるのも早くなり、急いでいる車も多いように感じます。




自分の車がぶつけられるのも、年末年始が多い気がします。
(次に多いのが梅雨時期)
https://minkara.carview.co.jp/userid/311911/blog/25000938/

https://minkara.carview.co.jp/userid/311911/blog/20595822/

https://minkara.carview.co.jp/userid/311911/blog/28849538/



昨日も、対向右折車が直進する自車と衝突コースに来たので、クラクションとブレーキで回避。

その他、片側1車線道路で車が連なって走っているにも関わらず、車間距離激短で右に車体をずらしながら走り続ける車をよく見かけます。

年末年始は車が多くなるので、事故件数も多くなります。
暗くなるのが早いので、暗い時間帯に多くの車が走ることも、事故が多くなる原因です。
少なくとも自分が加害者にならないように、いつも以上に安全確認を徹底したいと思います。
Posted at 2014/12/23 08:41:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 交通安全 | 日記

プロフィール

マークⅡ3兄弟(マークⅡ、クレスタ、チェイサー)が好きなサラリーマンです。 外観ノーマルの速い車が好きで、乗っている車は、 ・JZX81チェイサー2.5...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/12 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   

リンク・クリップ

愛車一覧

トヨタ チェイサー トヨタ チェイサー
平成2年式 2.5GTツインターボ MT改 1JZ-GTE、5MT、F16kg/mm、R ...
トヨタ マークIIワゴン トヨタ マークIIワゴン
平成7年式 LGグランデエディション 1JZターボエンジンスワップ、MT化の外観ノーマル ...
スズキ キャリイトラック スズキ キャリイトラック
キャリィ特装車ダンプシリーズ リフトダンプ 家の倉庫の2階への荷物搬入のために中古で購 ...
ダイハツ ミラジーノ ダイハツ ミラジーノ
嫁の車です。 ミラジーノ AT 小回りが利いて、近所の買い物にGood。 郊外に出る ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation