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2014年11月23日 イイね!

二度とやりたくないダッシュボード交換

二度とやりたくないダッシュボード交換今日は、チェイサーのダッシュボードを交換した。
以前から、日焼けで割れていて、めくれ上がりもあった。









相当に劣化が進んでいたようで、レーダー探知機を取り外すときに表皮が剥がれた。


ハーネスの大仕事なので、先ずバッテリーのマイナスを外す。
でないと、ヒューズが飛んだり電装品が壊れたりするかも。(まあ、同じ作業をする人はあまりいないと思いますが)

もう、文字にできないような作業を繰り返して、ダッシュボードを取り外していきます。


これから取り付けるダッシュボードのハーネスを外し、



結局、追加配線が複雑に絡み合っていて、ダッシュボード内ハーネスを車体から切り離すことができず、



この位置で新しい(中古だが綺麗な)ダッシュボードとハーネスをドッキング。


配線が多すぎてコネクタの差し込む場所が分からなくなりながら、組み立て。

完成。



後付純正オプションハーネス、追加メーター、ETC、アンサーバックなど、書ききれないような配線が絡み合っていたので、手が傷だらけになり疲労困憊。

総作業時間5時間。

成果は、ダッシュボードが綺麗になっただけ。

もう二度とやりたくない。


まだダッシュボード上にナビやらレーダーやらブースト計を貼り付けていない。
しばらく放置だな。

最後に、バンドソーで捨てるダッシュボードを切り刻む。
バンドソーって、なんと便利なんでしょう。ものの5分でこの状態。手ノコではやりたくない。

これで嵩張らず、捨てやすくなる。
金属部品を取り除いたし、プラとウレタンだけだから燃えるゴミでOK?
Posted at 2014/11/23 17:02:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | 作業 | 日記
2014年11月16日 イイね!

古いサンキョウ頭部管購入

古いサンキョウ頭部管購入中古頭部管を買いました。
サンキョウ製の頭部管ですが、刻印が無いので型番が分かりません。
仕様は、管厚0.46mmの18Kライザー。
形状は、唄口のサイドのリッププレートが高くなっていて、エッジ先のリッププレートの角度がついている。
でも、唄口は小さくてオーバル。RT系の祖先のような気がします。

1991年に購入したサンキョウセミハンドメイド(今はハンドメイドDTと呼ばれる)の0.42mm管に合う頭部管を探していました。
しかし、0.42mmの頭部管って全然中古で流通していなくて、長らく試奏する機会に恵まれなかった。
0.38mmの頭部管を広げて使うという手もあったが、頭部管だけ薄管っていううのは、なんとなく馬力の無いエンジンを重い車に載せるような気がして、踏み切れなかった。
数年前にフルート工房三響に行った時には、ライザー&リッププレート14KのRT-1の0.42mmを用意してくれて、試奏したことがありますが、なんとなく音色とコントロール性が好みと違った。

今回、DACにてこの頭部管を見つけた。(店の人が出してくれた)
太くて挿さらなかったんですが、潤滑油を塗ったら入りました。
吹いてみると、高音は飛んでいくサンキョウ特有の音で、全域に渡って艶があり、低音の馬力もある。
海外製頭部管を色々試してきたが、こんな特性の頭部管には出会ったことが無い。
で、購入。

すり合わせ調整してもらって、
昨日、宅配便で届きました。
フォリジの箱に入ってきたので、前オーナーはフォリジを買ったのかな。

家で吹くとやかましいくらいの音量です。
これは良い頭部管を見つけることができました。
0.46mm頭部管なので、挿さる楽器が少なくて、良い頭部管なのに売れ残っていたのだと思います。
製造年は分かりませんが、勝手に1980年頃だと推察しています。
Posted at 2014/11/16 07:54:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | フルート | 日記
2014年11月15日 イイね!

ミラジーノ自家板金塗装

ミラジーノ自家板金塗装今日はミラジーノの板金塗装をした。

先日、嫁が保育園帰りに柱に擦ったと言っていたが、忙しかったので放置していた。
今日見ると、錆びていた。

これはいかんということで、板金塗装を開始。

ついでに色んなところにある凹みや傷を直してしまおうという計画。

これとか。


これとか。


これとか。


削って、


パテ盛りして、


こっちもパテ盛って、


パテの硬化待ちの間にワイパーを外してペーパーで錆を落として艶消し黒で塗装。


パテが硬化したら、水ペーパーで削って面出し。
#60 → #120 → #400 → #800






これから塗装って時に雨が降ってきたので、作業中断。
雨がやんでから、スプレーが飛んでも問題のない広いところ(会社の駐車場)へ行って塗装開始。
下が透けて見えなくなるまで重ね塗りして、クリアを吹いて完成。
パッと見、目立たなくなった。 素人板金なんて、目立たなくなればOKでしょ。
外した部品を組んでいたら、暗くなってしまって写真を撮れなかったので、完成写真は明日撮影予定。

今日の教訓: 10年モノのパテは硬くて盛り辛かった。 良い仕事をするには新しいパテを使おう。

2014/11/16 完成写真を撮影しました。



水ペーパーの汁がホイールキャップやリアバンパーに残っているのはご愛嬌で。
Posted at 2014/11/15 20:57:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 修理 | 日記
2014年11月11日 イイね!

フルート工房三響訪問

フルート工房三響訪問東京出張のついでに金曜日の仕事が終わってから、池袋のフルート工房三響に行ってきた。
目的は、オプションの同時装着可否について質問すること。

質問1: Eメカ+Fisメカ+Cisトリルは可能か。
 回答1: (その場で工場に電話で確認) 通常のCisトリルの位置には不可能。
 Dトリルキー付近(G-Aトリルレバーの位置)にならレバーを装着することは可能だが、Cisトリルの回転シャフトを通常のトリルキーシャフトに入れ込む形になり、複雑な状態になる。

質問2: Eメカ+Fisメカ+Gisメカは可能か。
 回答2: 可能。過去にGisメカは作ったことがあるし、EメカやFisメカとのメカニズムの干渉もない。

質問3: 私の持っているEメカ+Fisメカの楽器にGisメカは後付け可能か。
 回答3: 可能。 いくらかかるかは工場にきいてみないとわからないが可能。

質問4: インラインEメカで、左手アンダーキーピンレスはレギュラーではないのか。
 回答4: インラインEメカでは、通常はブリッジを表側に出す。
       特別に要望があれば、アンダーキータイプも製作している。(追加料金が掛かる)
       キーメカニズムの強度的には、表に出した方が良いし、整備性も良い。

Fisメカの話をしていたら、クラッチ付きFisメカの楽器を見せてもらった。
ブロッサーキースタイルではなく、右手薬指キーを押すとFisメカが作動するようになっていて、高音Es-Fのトリルの時には、クラッチでOffにするという楽器だった。
リングキーでブロッサーキーがあると右手薬指を塞ぎにくいから、クラッチ式Fisメカが良いのだと思う。
機構的には、Fisメカのブリッジにカンヌキ錠のようなものが付いている感じ。
http://www.monotaro.com/g/00181400/

質問5: 私の持っているEメカ+Fisメカのアーティストは何年製のものか。
 回答5: 昭和53年9月製造の特注品

やはり、三響フルートはすばらしいです。
私みたいな素人が行っても相手にしてくれました。
わがままな特注を言っても製作してくれそうです。
ただし、変な特注をリスクも分からずにリクエストしたら、「それはやめておいた方が良い」とアドバイスしてくれることでしょう。

一般論で言えば、Fisメカを付ける場合は、NewEメカと合わせた方がメカニズムの強度や整備性を心配しなくて済むことでしょう。
左手アンダーキーブリッジも、外観を良くするだけで、メカニズムの強度は少し低下しますし、値段も上がる。
そういったリスクを分かった上で、それでも欲しいのなら、きっと三響フルートは応えてくれると思います。


その後、三響0.42mm管の頭部管を求めてDACへ行き、
・パルメノンフルートを試奏
 おフランス楽器は初めてでしたが、現代的にパワフルに鳴る楽器でした。
 普通のクローズドGisの楽器は、吹きなれた感じでした。140万円台。
 インラインGisは160万円台で、右手の音の倍音が普通とは違う感じ。
 管の長さが違っても音色が均一性が高い気がします。ソノリテが楽そう。
 やはり、Eメカは付けられない構造だった。少しキーのガチャガチャ感があったが、調整で何とかなるレベルに感じた。

そして見つけました。
 三響の厚管頭部管。0.42mmを探していましたが、0.46mmが中古で出ていました。
 お店の方曰く、ほとんどの楽器に刺さらないので、なかなか売れないと思っていたとのこと。
 実は、私の0.42mm楽器にも刺さらなかった。
 そこで、スライドグリス(トロンボーン用?)を塗って、何とか刺さった。
 型式は刻印が無かったので分からないですが、18KライザーでリッププレートはRT系のような形をしている。
オーバルな唄口で相当古い感じでしたが、バランスが良かったので購入しました。
 すり合わせ調整が終わったら、宅配便で届きます。
Posted at 2014/11/11 22:46:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | フルート | 日記
2014年11月01日 イイね!

フルートのCisトリルキーは高音Gisの発音を楽勝にする

フルートのCisトリルキーは高音Gisの発音を楽勝にするフルートにはオプションキーが沢山ある。
それぞれのオプションには、利点があるから開発されたのである。
今日は、第三オクターブの発音・音程・音色の最適化の切り口から、お勧めのオプションの狙いを説明したい。

ノーマルのフルート(クローズドGisのEメカ無し)には、第三オクターブに苦手な音が3つある。
E'''、Fis'''、Gis'''は、当たりにくく、良い音色にならず、音程が高い。
その理由は本来開けるべき音孔に加えて、下流側隣の音孔が余計に開いてしまっているからである。(下図の赤で示した音孔のこと)

必要ではない音孔が余計に開いていると、音が当たりにくく、ノーテンキな音色になり、音程が高くなるのも理解が容易である。
我々は、それを口で修正しながら吹いているのだ。
理想的でない道具を使いこなすには、余計な技能の習得が必要になる。
そこで、フルートを理想的な道具に近づけようとメーカーが工夫した結果、オプションが開発された。

第三オクターブの音響理論通りの音孔開孔パターンは、下図の通りである。

この開孔状態を実現するためには、①の組み合わせでオプションを装着する必要がある。

① Eメカ + Fisメカ + Cisトリル

このオプション装着例では、ノーマルフルートの苦手な3つの音(E'''、Fis'''、Gis''')が楽勝になると考えられる。

オープンGisとクローズドGis+Eメカの音孔開孔パターンを比較した下図を見ると、同じ効果が得られることが分かるだろう。

だから、②の組み合わせでも同じ効果が得られる。

② オープンGis + Fisメカ + Cisトリル
しかし、オープンGisは運指が大幅に変わってしまうことがネックだ。(左手小指の動きが、ほぼ真逆になる)


ここで、疑問が発生する。FisメカとCisトリルを同時装着できるのかどうかという点だ。
FisメカのブリッジとCisトリルのシャフトは近い位置になるため、同時装着が難しいかもしれない。
(唯一Fisメカをカタログに載せているサンキョウフルートに問い合わせてみる必要がある。)
同時装着が不可能であれば、Cisトリルではなく、Gisメカを装着すると良い。
Gisメカの音孔開孔パターンは下図の通りで、小Cis音孔とC音孔半開で、Cisトリル音孔1個を開けたのと近い効果を出している。

ピッコロの場合は、裏の孔が2個になっているので、その1個を閉じるシステムである。
GisメカのメリットはCisトリルでGis'''を出すよりも運指が楽であることだ。(普通のGis運指でOK)
しかし、オープンGisの楽器には、Gisメカは装着不可能だろう。

つまり、FisメカとCisトリルが同時装着不可能であるならば、③が良い。これなら間違いなく同時装着可能だろう。(日本のメーカーのカタログにGisメカの記載は無いのだが)

③ Eメカ + Fisメカ + Gisメカ

フルートのGisメカは、Half Closing Thumb Key(半閉じ親指キー)と呼ばれる。


EメカにはG'''-A'''トリルができなくなる不具合があるのでクラッチ式Eメカにすると良い。
G-Aトリルキーというオプションも存在するが、Gisメカが物理的に邪魔になりそうだ。

私の持っている、Eメカ+Fisメカの楽器を改造して③のフルートを作ることは可能のように思う。

Gisメカは後付け可能だと思うし、クラッチ式Eメカも後付け可能だと思われる。
惜しむべきは、リングキーではないことだ。 カバードだとH足部管を付けにくい。

サンキョウハンドメイドを買おうと思っている方、ぜひ理想の第三オクターブを持つ楽器をオーダーしてみてください。
ストレートリング、H足、クラッチEメカ、クラッチFisメカ、Gisメカ
欲しいなあ。
Cisトリルが付けばG'''-A'''トリルは余裕になるので、Eメカにクラッチは不要。FisメカとCisトリルの同時装着が可能であって欲しいなぁ。
ちょうど、来週末は東京出張である。三響へ行って訊いてみたい。

これまでFisメカで不都合が起こったことは無い(ブロッサーキーなので、不要な時は押さないという対処が可能:Es'''-F'''トリルの時など)ので、カバードキーではFisメカにクラッチが必要だと思ったことはない。リングキーだとクラッチ式Fisメカの方が良い。
実は、G'''-A'''トリルにも出会ったことがないので、Eメカにもクラッチが必要と思ったことも無いのだが。

一つ付け加えると、三響14000番台の1970年代と思われるFisメカ楽器を使っているが、現在でもメカニズムに不具合は全く無く、「Fisメカはメカニズムが複雑すぎて耐久性が・・・・」と言った批評は間違っていると思います。

追記:
サンキョウに確認したところ、G-Aトリルの位置に操作レバーを配置して、通常のトリルキー軸を使えばEメカ+Fisメカ+Cisトリルが特注可能とのこと。Cisトリルキーの操作性が若干変わってしまいますが、最強ですね。
Posted at 2014/11/01 14:12:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | フルート | 日記

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マークⅡ3兄弟(マークⅡ、クレスタ、チェイサー)が好きなサラリーマンです。 外観ノーマルの速い車が好きで、乗っている車は、 ・JZX81チェイサー2.5...
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