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2024年04月05日

いつもの公園で検証と交信

いつもの公園で検証と交信 4月4日は、午前中は用事があったので、午後から「いつもの公園」に、前回、RHM12アンテナを使用して、CAT-300チューナーのSWR調整中に、7MHz帯を合わせようとした時、V型ダイポールアンテナでは、何ら問題が無かった手法が、何故か、RHM12アンテナでは突然、挙動が変になって、針が異常な動きをした挙句、あろう事か、IC-7300Mが2回に渡り、再起動した原因を探るべく、いつもの公園の中段にある大駐車場に出掛けました。

V型ダイポールアンテナで、SWR調整をする場合には、これは、正規の方法ではありませんが、IC-705で使用していた手法と同じ、ある方法で調整しています。それは、IC-705とIC-7300共通のメニューボタンでMETERを選択すると、液晶画面に色々な数値のバーが現れます。その中にあるSWRのバーを直視しながら、CAT-300のダイヤルを、手探りで回して調整する方法ですね。しかし、本来であれば、直視するのは無線機では無くてチューナーです。笑

CAT-300チューナーの説明書には、最初は7W程度の出力で調整すると書いてありますが、出力を上げると、それに呼応してSWR値も高くなってしまう事から、V型ダイポールアンテナでは、最初から30ワット程度の出力で、SWR値のバーが「1.0」に限りなく近づく様に、左手で微調整していました。それが、前回、RHM12で試した時には、30ワットの出力では、何故か突然、挙動が変になってIC-7300Mが2度に渡り再起動したのでした。(無線機が勝手に再起動するのは、とてもナーバスになりますね)

正直に言いまして、昨年の10月中旬に購入したものの、僅か2局のローカル局との交信だけで、今年の初めに手放したFT-991AMも、説明書無視ではあるのですが、私にとっては、この「至極簡便なSWR調整」の手法が、FT-991AMでは、簡単ではなかった事も「FT-991AMと相性が悪い」理由のひとつになっているのですね。車内のレイアウト的には、後部座席に置かざる得ないアンテナチューナーですから、この手法は結構イケてると自画自賛しています。

それから、4月4日はIC-7300Mをダッシュボードに置かずに、助手席に置いた専用ケースの上に鎮座させました。(クッションの上に置いたので斜めってますが)NBC BL-50TX電池は、その左横に置きました。4月4日はスペースが無かったので、2連ファンも割愛した次第です。検証結果としては、色々と試すつもりが、無線機の再起動と言うデメリットに「日和って」しまい、7Wで最初はスタートしたものの、徐々にパワーを上げつつ、その都度、SWRの微調整を敢行したのですね。

すると、前回の様な症状は全く出て来ませんでした。私は、これが正規の方法の様な気がしています。その後、他の周波数でも試しましたが、徐々にパワーを上げて行く方法では、挙動が変になるといった問題は出ないと言う事がハッキリと判明したのでした。そこで、改めて7MHz帯で合わせてワッチに入ったのですが、周波数全体にピチピチノイズが混入していて、とてもQRVする気になれませんでした。

続いて、14MHz帯にQSYしてワッチするも、入感する局が、殆どいないと言うコンディションが最悪な雰囲気を感じ取ったので、即、18MHz帯にQSYする事にします。周波数を変更する場合、その都度、ロッドアンテナを外して伸縮させないといけないV型ダイポールアンテナと違って、調整バーを上げ下げするだけで、QSYが可能なRHM12アンテナは、改めて便利だと感じましたね。当の18MHz帯はコンディションが良いみたいで複数の局の変調が入感していました。

そんな中、13時39分にCQを出されていた北海道苫小牧市のJE8局に、30Wでコールを送ります。しかし、コンディションが不安定になった様で、中々、QTHも含めて相手局に取って貰えず、出力を40Wに上げたものの、大して変わらずで、最後には、50Wで漸く完璧に取って貰えました。その時は、垂直偏波と水平偏波の違いかも?と感違いする輩がいましたが、相手の局のQTHは北海道でHF帯である18MHzでしたから、電離層反射による交信と言う決定的な事実の指摘を受けて狼狽えた次第です。^^;

その後、出力を30Wに戻してワッチしていると、強力な変調が入感して来たので、周波数を合わせると、いつもの無線系YouTuberであるJJ4局でした。聴いていると周波数をオープンされると言う声が聴こえたので、急いで、14時丁度にお声掛けしました。JJ4局は、1エリアがオープンしてたので、かなり稼がれたと言う話をされていましたね。JJ4局は、今まで自分が使っていた周波数はオープンするので、私に、この周波数を使う事を提言されます。

彼曰く、「是非とも、この周波数で3エリアのコールサインでCQを出されて下さいね。きっと1エリアの局が近距離が開けたと勘違いされてコールバックがあるかも?ですから」と仰って下さいましたが、私は「今回は、遠慮しときます。と言うのは、今回使用したRHM12の垂直アンテナでは、CQを出したところで、迷惑を掛けると思うので、また、V型ダイポールを上げた時に、CQを出したいと思います」と固辞したのでした。

4月4日は、RHM12アンテナの検証目的だった為、V型ダイポールの時の様に前進駐車はせずに、花見客の車で満車だった事もあり、バック駐車していました。花見客は、昼が過ぎるとかなり減りましたが、後は帰るだけと思っていたので、片付け様と車から出た時、ふと、ある考えが芽生えました。バック駐車であれば、後タイヤでタイヤベースを踏んだら、運用スタイルには、どんな変化を齎すかと言うものでした。

そう考え出すと、片付けて帰宅する考えは消失していました。バック駐車していた車を少し前に出して、ハッチバックを開けました。するとバック駐車のメリットが現れて来たのでした。と言うのは、前進駐車の場合には荷物を一旦、運転席や後部座席に避難させる必要がありましたが、バック駐車だと、垣根の石垣に機材を一時的に置くことが出来たからでした。それにより、下層スペース内の備品を取り出す事が容易になり、タイヤベースも簡単に取り出す事が出来ました。

タイヤベースを車止め近くに敷いて、車をバックさせて、タイヤベースを踏んで固定しました。一応、仮ではあったのですが、ロッドアンテナも18MHz帯に合わせてセットして、ローテーターのケーブルも接続して、4.5mの高さまで一気に伸ばしてみました。すると、前のタイヤで固定するよりも、ケーブルが無駄にならず、6mのポールも使用出来る可能性が見えて来たのでした。6mに伸ばした時には、ケーブルの延長も考えていたのでメリットを感じる試しでした。

しかも、IC-7300Mの配置もダッシュボードから助手席に変更していたので、CAT-300チューナーとIC-7300M間、または、BNC BL-50TXバッテリーとIC-7300M間のケーブルの抜き挿しも容易となり、ダッシュボードに置くのは、IC-7300Mよりも、筐体自体も奥行きのないIC-705を置く方が良い事が判明したのでした。しかも、ギチギチのダッシュボードでのハンドリングでは、車内用の同軸ケーブルが、もう1本必要かと考えていましたが、これで必要が無くなりましたね。

更には、後タイヤでタイヤベースを踏む事で、実はローテーターのケーブルも余り気味にはなっていたので、右後部の窓から引き込むと、丁度、運転席の左横にあるドリンクホルダー辺りにケーブルが来て、運転席の窓から首を出して、アンテナの向きの調整が可能となりました。ただ、運転席側のタイヤで踏ます場合には、運転席側のドアとタイヤベースが離れているので問題ありませんでしたが、右後部に設置した場合には、うっかり開閉して、ポールにドアを接触させてしまう場面がありました。これは要注意と感じています。

ロッドアンテナを18MHz帯に合わせた事もあって、暫くワッチしたものの、何故か無線をする気が起きず、そのまま撤収する事にしました。花見客は、昼過ぎには一旦減ったものの、また、徐々に増えつつありましたね。片付ける時も、垣根の石垣は大活躍してくれました。とにかく、車内の一時避難させる事が不要になったので、片付ける時間がかなり減りました。それまでは下層スペースの蓋でさえも持て余していたので、バック駐車した事で、諸々の問題が一気に解決した気分でいます。笑

4月5日も、4月4日に続いて2回目となるバック駐車でQRVをする為に、いつもの公園に11時前に到着しました。駐車場に到着すると、辛うじて1台分のスペースが空いていたので、バック駐車で滑り込みました。少し遅れて入って来た後続車は、Uターンして公園から出て行きましたね。4月4日と同じ様に、垣根の石垣を利用して粛々と準備を始めました。その後、全ての準備が整った時、ひとりの女性から話し掛けられました。アンテナを指差して「これは何ですか?」私はアマチュア無線のアンテナだと答えました。

しかし、その女性は「何が面白いんですか?」と更に質問されたので、「国内外の同じ趣味を持つ者同士の交信に浪漫を感じる?でしょうか」と自嘲気味に返答すると、「そうなんですね。知らない人と話すのか・・・。」と呟きながら、会釈をされて離れて行かれました。これが普通の人の反応ですね。4月5日は、コンディションを考えて、当たり外れは無いものの、結構、慌しいとも感じている7MHz帯からQRVする予定でいたので、短縮コイルとヘアピンを装着して、ロッドアンテナも14MHz帯に次ぐ長さまで伸ばしていました。丁度、昼前だった事もあり、ワッチしながら菓子パンを頬張りました。

すると、懐かしい場所からQRVする局の交信に遭遇します。懐かしいと言うのは、二つのニュアンスがありました。ひとつは、その局が香川県高松市からの移動局であった事で、もうひとつは、仲多度郡多度津町で移動運用されていた事でした。高松市には、私も住んだ事があったので、高松市に在住されてる局に対する、親しみある心情を持った事と、高校時代の約3年間に渡り、街の道場(道院)に通った「少林寺拳法」の総本山が、多度津町にあるからでした。当時は鏡開きで総本山に道院の仲間と詣でた事がありました。

出力を30Wに設定して、交信終わりにコールすると、同時に2局のコールサインを受け取った様で、暫しの待機をお願いされました。前の局との交信が終わって、12時18分にJR5/5局との交信が始まります。交信の中で、高松市の市民であった事を伝え、多度津町と言えば、少林寺拳法の総本山がありますよね?と振ると、その局は、高松市の端に住んでいて、五色台の麓で電波を出してると仰ってました。それから、総本山は1kmくらい離れたところにあるとも仰ってましたね。

交信が終わってから、他の交信をワッチするも、何故か気乗りがせず、早々に14MHzにQSYする事にします。しかし、これが裏目に出る事になります。14MHz帯はノイズの海の中に埋没した感じで、サッパリ交信が聴こえて来ませんでした。暫くワッチしたものの、状況は変わりません。仕方ないので、18MHz帯にQSYするも状況は同じでした。18MHz帯に合わせた状態で21MHz帯や、24MHz帯、28MHz帯を覗いたものの、交信は聴こえて来ませんでした。

まだ、7MHz帯の方がマシとは思いましたが、花見客が右往左往する中で、ただでさえ奇異の目で見られているであろう、巨大なアンテナを衆人環視の下、変更する気力も既に残っていませんでした。先日の29FM移動伝搬実験ではありませんが、「聴こえて来ない事にはどうしようも無い」状態でしたね。29FMの大分グループの事務局長さんであるJG6局からのメールに書いてありましたが、6エリアからはグランドウェーブで、3エリアが全く聴こえないそうです。正に前出のフレーズのまんまですね。

その後、少し駐車場が空いたので、このタイミングを好機と捉えて、一気にアンテナポールを下げて、速攻で、一番目立つロッドアンテナを取り外し、一気に縮めてトランクに収めました。これが済めば、後はゆっくりと片付ける事が出来るので、その後は、諸々の機材を粛々(着々)と収めて行きました。片付けが終わる頃には再び駐車場が満車状態になって来たので、自分の見極めに自画自賛した次第です。
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Posted at 2024/04/05 17:02:22

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