レインボーオート フォーミュラーラテラルロッドへの交換

レインボーオートの両側ピロボールのラテラルロッドへの交換です。ちなみに車高は純正のままで、ダンパーはKYBのNEW SR MCへ変更済みです。ハンドリングの改善を期待しての交換です。
交換作業はジャッキアップせずにやりました。ラテラルロッドには荷重はかかっておらず、取り外しても車体は動きません。同じ長さに調整しておけば取り付け時もすんなりはまりました。

まずは製品の諸元から。パイプ系は２７㎜でした。厚みは計測できませんでした。かなりずっしり重いです。

調整部分はロッドの両端にステンレスのナットが溶接されていてます。タップが切ってあるのはナット部分だけでパイプ部分にはありませんでした。SUS304のようです。

ピロボール部分は厚みが2種類あります。フロント側は35㎜。ターンバックル部分もステンレスのようです。

リア側は40㎜

ステンレス同士なのでかじり防止のためにスレッドコンパウンドを塗布しました。

フロント側から交換します。フロントの取り付け部は車両後方側にナットが溶接されています。そしてボルトには割ピンがはまっているので最初にそれを抜きます。ボルトのサイズは左右ともに19㎜です。

左右でボルトの長さが異なります。

外した純正ラテラルロッドと長さを合わせてロックのボルトをモンキーレンチで締め付けます。ただ純正はゴムブッシュなので荷重がかかっていない状態で長さを合わせてもたぶん数㎜ずれるとおもいました。
案の定試走するとわずかにハンドルセンターがずれていました。
ロックナットを緩めるスペースがないのでどうやって調整するのか考え中です。

助手席側取付完了。写真のようにロックナットを緩めるためにモンキーをかけるスペースがありません。

運転席側。こちらは多少スペースがあります。ジャッキアップすればなんとかロックナットを緩められるかも。

次はリア側。この写真は運転席側。ボルトとナットで固定されています。ボルトサイズは左右ともに17㎜です。割ピンはありません。

助手席側は車体前方側はナットが溶接されています。ボルトを抜くだけで外せます。

長さを合わせた新しいラテラルロッドを取り付けて完成。
リアはスペースがあるので調整も簡単そうです。