メーカー/モデル名 | トヨタ / クラウン(クロスオーバー) 不明 (2022年) |
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乗車人数 | 1人 |
使用目的 | 通勤通学 |
乗車形式 | その他 |
おすすめ度 |
4
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満足している点 |
①デュアルブーストハイブリッドシステムとEアクスルによる新たなシャシーによる軽快な操縦性 エンジンの回転フィールや音質など、官能性が高い訳では無いものの、可変型のAWDに四輪操舵など、実用で使う車としての万能感を感じる。1840mmの全幅と2トン近い重量を感じさせない軽快な操縦性は評価出来る。惜しむらくはもう少し燃費が良く、レギュラーガソリンを使えればなお良い。 ②電子制御ダンパーによる夢のような乗り心地(言い過ぎか?)。角が丸く安心して段差を乗り越えることが可能、実用車として至極快適。 |
不満な点 |
①ハイブリッドシステムの仕様 システム起動に伴い直ぐに始動するエンジンに不満。出庫時には音もなく出発出来るのが望ましい。電池容量があるのが前提となろうが、30秒程度はモーター駆動にできないか? ②分かりにくいユーザーインターフェイスのデザイン まあ慣れの問題とは言えるが、乗り出して直ぐに理解できるようには思えない操作系。空調などを除き、その多くをタッチパネルで操作をする必要があるのは決して良いとは思わない。むしろ安全面を毀損するのではないかと感じることもあり、高齢の方などは装備を使いこなすことは難しいと思われる。 ③狭い後席中央部のトランクスルー開口部 どう見てもセダンとしか思えないが、SUVを標榜するのであればリアゲートを設けるか、せめて可倒式シートに出来なかったか。スキーにゴルフにキャンプへと、ラゲージスペースの拡張性は高いに越したことはない。 ④車ではないが、Tコネクトの設定が未だに難儀なこと Tコネクトの設定は販売店側で行うようになったのは良いとは思ったものの、接続が完了するまで難儀した。コールセンターと販売店の間を行ったり来たり。これは販売店のスキルの差に依るところも大きいかもしれない。自分の場合は事前に設定したモードを三度やり直す羽目になった。初めて使用する人でこの辺りに疎い方は、諦めて使わず仕舞いになることもあるのではないかと思える。 |
総評 |
私の中でのクラウンは直6搭載車まで。V6となり4気筒THS化した段階で終わっている。THS搭載車は熟成され燃費効率も良いことは評価できるが、興味の沸く対象ではない。 SH35型はGA-Kプラットフォームを採用、新しい皮を被せて発売されたクラウンクロスオーバー。これまでとのあまりの違いに、クラウンを知る多くの層がその姿に疑問を呈した。 次なるハイブリッドシステムとして開発したデュアルブーストハイブリッドシステム。目標とする出力と環境性能を満足させるため、相当の煮詰めが必要だったのではと推察。GA-Kプラットフォームに載る2.4Lエンジンをターボチャージャーで過給、1モーター2クラッチ式のパラレル式ハイブリッドの制御によりフロントモーターとリアのEアクスルに駆動力を配分、DRSと呼ばれる4輪操舵を装備する新しいアーキテクチャ。実用に使う車にはRWDよりFWD、若しくはAWDが適していると考える身にとり、この車に興味が湧いた。 この車に乗り、周囲から「クラウンに乗っている人」に見られているのであろうことを意識する自分に気づいた。意識過剰では?と言われればそれまで。良くも悪くも、それ程「クラウン」という車には蓄積された記号性があることを感じる。 その記号に付与されたイメージは強固であり、これを打破することが今回のクラウンに与えられた役割と認識。疑問を呈する層が厚い=打破している、と見ることが出来れば一定の評価は与えられるのではないか。 結論として、「クラウン」というモノを所有するより、「クラウン」という車に乗るコト、がこの車を選ぶ人にとっての重要な要素ではないのか、ということを感じるに至った。 踏めば加速し、ブレーキもそこそこ、曲がることも厭わず、AWDによる走破性もある。某紙のウエット旋回ブレーキやダブルレーンチェンジテストの評価も満足出来るものだったよう。万能なビジネスエクスプレスとして、これからの世代にアピールする車と評価する。 |
故障経験 | 故障ではないが、パワートレーンの振動をダンパーで抑えているようだが、クリープで進むときにエンジンが始動している場合、フロアからの微振動を完全には消せていないように感じることがある。 |
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Serie 6 cilindriさんのトヨタ クラウン(クロスオーバー) カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2024/04/24 19:47:57 |
トヨタ クラウン(クロスオーバー) クロスオーバーRS |
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