
先日の10/15(土)にTC1000で開催された「筑波バリアフリーフェスタ2016」に参加してきました。
自分と同じように、ハンディを持ったドライバーも多く参加されていたので、全国各地で頑張ってる皆さんの走りにもすごく興味津々です。
以前から気になっていたイベントだったので、とても楽しみで前日は1時間半くらいしか眠れず・・・
到着すると多くの皆さんが既に走行準備をされていて、その中に来る予定のなかった専属カメラマンがw
なんとサプライズで来たとか。のちに来てくれて本当に助かったハプニングが起こるのですが、その話は後半で。
今回エントリーしたのは「ハンディキャップドライバー日本一決定戦」と初めてのサーキットだったので「バリアフリー走行会」のダブルエントリーをしました。
■バリアフリー走行会1本目
減衰F2戻R5戻
空気圧2.4グラベルDTM0
気温15℃くらい
初めてのサーキットなので、タイムよりも慣れることに重点を置いて走りました。
前回のTC2000でも感じましたが、コース幅は広く、路面状態もいいので走りやすい!
本当に近くの人が羨ましいw
ガンガン踏んでいけるもんですから、ブレーキ遅れてクリップにつけないこともしばしば(^^;
すごく楽しかったです。
初アタックで40秒前半が出たので、ちょっとブレーキ頑張ったりしてアタックした結果、今回の目標である39秒台(39.902)がとりあえず出せてホッとしました。
朝は気温が上がっていなかったので、その恩恵が大きかったですね。
不安材料だったエアクリのホースも外れず完治したようで絶好調でした!
参考にさせていただいたG-T2さんが、まさか参加されていて、しかもお話ししていた方だったというのを宿についてから知ることに・・・本当にありがとうございましたm(_ _)m
■ハンディキャップドライバー日本一決定戦プラクティス1本目
減衰F2戻R5戻
グラベルDTM4
空気圧2.4(休憩30分くらいあったので、ベスト時は2.3か?)
気温17℃くらい
30分後くらいにすぐ順番が回ってきたので、エンジンもタイヤも温まっていたので、コースイン後、すぐにアタック。
課題は最終コーナーのクリップが思った以上に手前だったので、最終コーナー前のスピードをコントロールして、しっかりクリップを取るのを意識して走りました。
これが本日のベストとなる39.730です。
この枠ではあと2回ほど39秒台に入れることができましたが、タイヤも垂れてきてやっと入るといった感じでした。
この枠以降は気温も高くなり、ベストを更新することはできませんでした。
そしてここで、みん友のMonkeさん登場。
都合がついたので応援に来てくれたとのことです。感謝ですね。
休憩のときなど車談義とても楽しかったです。
そろそろ次の走行枠が始まります。そして、あらためて本当に感謝することになります。
■ハンディキャップドライバー日本一決定戦プラクティス2本目
事件が起こります。
2回ほどアタックしてクーリングをしていると、水温のアラームが鳴りました。
なんで?と思いつつメーターに目をやると、みるみるうちに温度が上昇し、120℃まで上がります。
メーターの故障か?と思い、車のディスプレイを見ると標準の水温計も上限まで到達して警告が出ました。
しかし、すぐに温度が下がりましたが、再度上昇して、またアラームが鳴ります。
これが2回ほど繰り返されたので、ヒーター全開にしてピットへ。
弟に事情を説明してエンジンルームを開けてみたら、リザーバータンクの水が溢れそうなくらいになってました。
もしかしたらガスケット抜けかラジエターキャップの破損じゃないかと。
どちらにしろ穏やかではありません。
とりあえずエンジンを冷まし、キャップを開けるとホース内に全然水がありませんでした。
地元のショップにも事情を説明してみると、やはりガスケット抜けが怪しいとのこと。
クーラントは特にオイルが混じって白濁している感じもなくサラサラでしたが、不安で仕方ありません。
もしかしたらラジエターキャップの可能性もないわけではないので、応援に駆け付けてくれていたMonkeさんのご厚意により、車からラジエターキャップをお借りして神頼みするような気持ちで走行を待ちます。
■ハンディキャップドライバー日本一決定戦決勝ヒート1
減衰F1戻R4戻
グラベルDTM4
空気圧2.4
また同じような症状が出たらすぐに止めるのと、ヒーター全開を条件に走りました。
決勝ヒートは2周走り、1周目はホームストレートのシケインを通ります。
結果からいうと水温が90℃付近までしか上がらず、特に問題ありませんでした。
タイムは1.22.606で、体のハンディや排気量によるタイムハンデを含めた順位は暫定1位でした。
2回目を走ろうか迷いましたが、ガスケット抜けかどうか見極めるためにも2本目を走ります。
みん友さんが外撮りしてくれました。ありがとうございます!
■ハンディキャップドライバー日本一決定戦決勝ヒート2
減衰F2戻R5戻
グラベルDTM4
空気圧2.4
今回はヒーターをオフにして走りましたが、水温は90℃を超えるも100℃までは到達せず、特に問題はありません。
走りのほうは1回目の走行でシケインが不満だったので、今回は気を付けて早目にアクセルを踏むように気を付けてみました。
タイムは1.22.241で0.3秒近く短縮でき、全員の走行終了後、タイムハンデを含めた最終結果ですが、なんと優勝することができました。
あらためて自分は多くの方に支えられながら走っているんだなと思いました。
優勝できたのも弟がいてくれなければ車の状態も分からなかったですし、Monkeさんがいなければラジエターキャップを借りることもできなかったので、もしかしたら日本一決定戦を走れなかった可能性もあります。
2人には感謝してもしきれません(^^; 本当にありがとうございました!
今回、初参加初優勝と出来すぎた結果でしたが、本当にこのイベントに参加してよかったです。
新しい交流の場として、たくさんの方とお話しできましたし、皆さん親切に接してくれました。
自分を含め皆さん多少なりともハンデはありますが、サーキットを走る情熱・雄姿は一般の方となんら変わりはありません。
これを機に自分でもお手伝い出来ることがあれば、積極的に参加していこうと思います。
最後に表彰台での一言でもお話しましたが、今回優勝できたのは、いつも応援してくれる妻のおかげであり、いつも一緒に走ったりサポートをしてくれる弟、仲間たちのおかげだと思っています。
副賞に来年の招待券が入っておりましたので、勝ち逃げせず参加する予定ですw
そして2連覇できるよう、家計に支障のない範囲で頑張りたいと思います(^^;
帰り際にそっくりなちゃちゃさんとツーショット♪
長くなりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
優勝めっちゃ嬉しい~~~♪