日本のフォルクスワーゲン ユーザーを主な対象としたエコドライブ トレーニング 「フォルクスワーゲン ドライビング エクスペリエンス-Eco Drive Training」が導入されています。
内閣府認証NPO法人「
mobility21」と共同で、日本独特の道路・交通事情を考慮に入れた独自の運転トレーニング プログラムを開発するとともに、日頃から心掛けたいエコドライブの心得「エコドライブ10のポイント」を策定しています。チーフインストラクターはレーシングドライバーでありモータージャーナリストで、またみんカラでは恐れ多くもお友達登録して頂きます
清水和夫氏であります。
エコが切り込みの?!フォルクスワーゲン主催ドライビングスクールに参加してきました。地球温暖化&原油価格高騰で『燃費』がクローズアップされ参加希望者も激増の中、見事に抽選に当たり?ました「フォルクスワーゲン ドライビング エクスペリエンス -Eco Drive Training」!!
Mが開催するドライビングスクールは、通常サーキットとかで行われますが「エコドライブ」をテーマ&実践するトレーニングは、初でしょう!!自社のクルマに最適な運転方法をドライバーへ直接教える機会を持っている点は注目に値すると思いました。
プログラムは2回の走行と2回のレクチャータイムで構成され、2時間程・・・
まず1本目の走行は、設定された市街地コースをいつもどおりに運転します。インストラクター、ボクを含め3人の方がイコールコンディションを保つ為に4人同乗で行います。
インストラクターが助手席に同乗します。1回目は普段の運転をチェック~とはいえ、ここは堅苦しいインストラクションではなく、ドライビングポジションなどの基本的なことや、コースを指示してくれる程度のやさしいもの。雑談を交えながら、実にエンターテーメント性に富み進んで行きます。
用意されていたスクールカーはゴルフGT、ゴルフ ヴァリアント、あとはパサートヴァリアント?!だっけ?すべてTSIとDSGを搭載したモデルでボクはゴルフ ヴァリアントに乗り込んだのありましたが、その楽しさとパワーに圧倒されながらもとても静かなのは衝撃でした・・・複雑な心境で、走行を終えたのであります!
走行が終わったら教室に戻り、講義が始まります。
ポイントは!
2000回転以上回転数を上げないこと。2000を超えそうになったらアクセルをすっと戻し、シフトアップを促す。実際、ゴルフ ヴァリアントでは1500回転も回っていれば実用上不足ない走行が出来るのに驚き!1800回転でパドルシフトでシフトアップするのが吉でした。
1分以上の信号停止はアイドリングストップをする。停止する前にNレンジに入れていた方が順序としては煩雑にならない、ブレーキを踏みKeyをOFF!ACCにポジションを移しブレーキペダルは踏んだまま スタートのタイミングを見はかりONそしてDレンジという流れです。この場合スタートボタンはプッシュ式が妥当と思いましたし、アイドリングストップ機構をトータルに考え搭載した場合にかとも思います・・・
前方赤信号などでアクセルを踏む必要が無い場合はNに入れ、惰性を上手く使う。特にフューエルカット出来る回転領域からは効果がありますが、どの車でも&どの状況でもという訳ではないでしょうか!
などなどでありましたが、あくまでフォルクスワーゲンTSIとDSG搭載車の話ですが!フレッシュで説得力あるポイントですねぇ~
ダウンサイジングがもたらす燃費向上と直噴+過給器による概念を変え&走りの楽しさのキープという、内燃機関の効率や悦を追及&先取りし、DSGというトルクコンバータを持たない、二つのクラッチを使い6速のギアを2軸に配置する事で、ギアチェンジ時のトルクの切れがなく無駄なくスポーティな走りが楽しめる。伝達効率の点でもMTと変わらない事から燃費はMT同等。むしろ、ATモードでの変速スケジュールが優秀なこともあり、多くの場合はMTより燃費が良いであろう!ボクの6ATと比べると悲しいくらい差があり、CVTとかとは比較にならないのも事実であるが・・・
Modern Drive Technology社のエコドライブ計測機器での計測結果ですが、これはアクセルやブレーキの使い方次第で変わる走行時の瞬間燃費や二酸化炭素(CO2)排出量、エンジン回転数などを時系列で記録。2回の運転後、インストラクターが個人データに基づき走行を比較して評価分析しました。ボクは15%の改善を上記のポイントを励行した結果達成しています。その他の方々は25~35%も改善したとか・・・
あと面白い事を耳にしたので紹介します、良くエコドライブのスクールでよく指導される「ふんわりアクセル」に代表される、「とろとろ発進」を指示されない事。「ふんわりアクセル」は都市の交通事情によって有効な場合とそうでない場合があるというのです。コレは実際に良く体感するのですが~例えば信号から発進する際に「ふんわりアクセル」で発進したとすると、ある程度のクルマが後続していれば、青信号の間渡りきれるクルマの台数が減ります。そのふんわりアクセルで発進したクルマ自体はエコドライブでCO2排出量が減っても、後続のクルマは渋滞のためにCO2をたくさん排出することになり、エコではなくなる訳という事ですね。渋滞も全くその例に該当しますが臨機応変の走り方が現実の車社会の中では要求されます。『KY』とか言われない様に注意しましょう(笑)
それといくらHVに乗ってても、ガンガンアクセル踏んで走行したり、トロトロ走行したりでは、逆にエコとかけ離れたエゴ運転となります。また、車の燃費の最適化を目指すのも、クルマの構造をよく知り運転するという事で同じ楽しみがあると思いますね。
まとめとして?走りと燃費を両立させたフォルクスワーゲンのTSI&DSG搭載車ならではあるが、燃費を意識したドライビング講習を受け、その効果を実感できるというこのイベント!オーナーであるか否かは別として是非とも機会があれば参加して頂きたいと思います。貴方の近くのDでも今後開催される可能性もありますので、要チェックですよ~~
フォルクスワーゲン インタラクティブ
最後に簡単にフォルクスワーゲンの提案する「エコドライブ10か条」を!
1. 短距離走行は、なるべく避けよう(走り出す前に)
2. なるべく軽く! 不要な荷物は積まないように(走り出す前に)
3. タイヤ空気圧を適正に、燃費に効果アリ!!(走り出す前に)
4. ルートは事前に確認、カーナビなどで渋滞を予測(走り出す前に)
5. 暖機は不要、エンジンをかけたらすぐにスタート
6. できるだけエンジン回転数を下げて走るのがコツ
7. 交通の流れを読むことは、安全と燃費に効果的
8. 適切なアイドリングストップも効果的
9. 必要なとき以外はエアコンを切ってみよう
10. オイルやタイヤの交換時も、エコを意識(メンテナンス)
出来ることから、地球環境&後世の為!勿論みんなの為にも
始めませんか!!「エコドライブ」を!
Posted at 2008/06/29 21:04:49 | |
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