レクサス LS

ユーザー評価: 3.7

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実は今が底値だったりして… - LS

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実は今が底値だったりして…

  • まさだ

  • レクサス / LS
    460”version S” Iパッケージ(AT_4.6) (2006年)
    • レビュー日:2021年2月28日
    • 乗車人数:1人
    • 使用目的:仕事

おすすめ度: 4

満足している点
・ゆったり快適な走り
 日本車のオーナーカーとしては最高級クラスの車だけに、古くなってもゆったりした走りは健在です。
 普段はサスペンションをコンフォートモードで乗っていますが、路面の段差をふんわりといなしていく極上の乗り味です。
 運転者だけでなく、同乗者まですべてが高級感を味わえます。

・結構高い走行性能
 メルセデスベンツSクラスやBMW7シリーズとガチンコで勝負しようとした車だけに、高速性能もかなり高いレベルです。180㎞/h程度までは淀みなく加速し、その速度域でも直進性も高くて安心感があります。
 大きなボディサイズで2t近い車重にもかかわらず、山道でも軽快な走りです。
不満な点
・運転が楽しいわけではない
 これはトヨタの車に共通していますが、LSも決して運転が楽しい車とは言えません。「満足している点」で高速性能が高いと書きましたが、高い速度に至るまでの高揚感というか、「運転してるぞ」感はあまりなく、いつの間にかスピードが出ている感じです。
 また、高速域でもあまりステアリングに伝わるインフォーメーションがなく、車の外に見える風景がどこかバーチャルで遠い世界で起こっていることのように感じられます。不安感があるわけではないのですが…

・安全装備が(現代の水準からは)不十分
 私の車はプリクラッシュセーフティーがオプション装着されていませんでした。
 当然、ナイトビュービジョン、ブラインドスポットモニター、誤発信抑制機能、オートハイビームなど、今や軽自動車にも当たり前に備わっている安全装備もありません。設計年次的にやむを得ませんが、安全装備については時代を感じさせられます。

・直噴ガソリンエンジンへの不安
 私の車は年式のわりに走行距離が少なく、フロント周りやフロントガラスを見る限り、高速道路の走行もほとんどせずに街乗りのみで使っていたと思われる状態だったのですが、購入後高速道路の合流等で全開加速を数回行った後、リアエンドを見ると、マフラーから吹き出してきた煤が一面に付着していて驚きました。その後も何度か全開加速を繰り返していると煤は出なくなりましたが…
 直噴エンジンの構造上、カーボンの発生はある程度やむを得ないのですが、この車は8速ATで、走行中は常に早めにシフトアップしてエンジン回転が低く抑えられているため、意識してエンジンを回すようにしないと、カーボン溜まり放題ということになります。
 180系クラウンや120系マークXでは、アイドリング不調やエンジンストールなどの不具合が多発していたようですが、直噴エンジン車は燃費を意識しすぎてトロトロ走るより、ある程度エンジンを回して元気に走行した方がいいかもしれません。

・ブレーキがカチッと効いてほしい
 2t近い車重がある車なのである程度やむを得ませんが、それにしてももう少しブレーキの効きが良い方がいい、というか効きにカッチリ感が欲しいです。
 踏み始めの遊びが大きく、踏み込んで行くとどこかグンニャリと頼りないペダルタッチで、剛性感・高級感に欠けます。
 LSはノーマルだと結構ブレーキダストが多くてホイールが汚れるため、前所有者がそれを嫌って低ダストパッドに換えているから効きが悪いのかと思いましたが、パッドはどうやら純正(同等品)のようで、ホイールはしっかり汚れていきます。

・自動車税がキツい!!
 これは別に車自体の問題ではないのですが…
 基本88,000円に初度登録から13年を超えているので15%重課 = 101,200円!!
 毎年5月に10万円以上の自動車税を払わないといかんのはちょっとうんざりですね。
 ちなみにハイブリッド車であるLS600hであれば、13年超の15%重課はありません。
総評
 まだ新しい車のように思っていた40系LSも、既に登場から15年が経過してかなり中古車価格がこなれ、程度の良い30系セルシオ後期と価格が逆転しているような物件も多く見られます。
 コストの掛かっていたセルシオに比べ、コストダウンの形跡が散見されるLSは、今後価値がどんどん上昇することは今のところ考えにくいのですが…
 それでも今や貴重になりつつあるV8エンジン車で、後で考えるとあの頃が底値だった、あの時乗っておけばよかった…ということになってしまうかもしれません。
 乗れる機会があれば乗ってみた方が良い車だと思います。

 これから中古で購入をお考えの方には、以下のような物件を探されるのをお勧めします。
・変な改造をしていない
 変な社外アルミホイールが入っているとか、エアサスコントローラーで車高がベタベタ…なんていう車は、前所有者がそれなりの扱いしかしていない可能性が高いです。改造するのであれば、きれいなノーマル車を購入し、購入後に自分で行った方が良いでしょう。

・きちんとメンテナンスされている
 上記の改造にも関係しますが、できるだけ整備記録簿も確認して、きちんとメンテナンスや部品交換されているか確認しましょう。
 特に40系LSの弱点であるエアサスやサスペンションアームのガタ・異音等、修理すると高額になるものはチェックしておきましょう。

・必須装備か妥協する装備かを判断
 予算に制限がないのなら、何でも付いている物件を選べばよいと思いますが、そうでなければ絶対に外せない装備かどうかを判断しましょう。私の車の場合は…
あり…サンルーフ、セミアニリン黒革シート、ボディカラー パールホワイト
なし…マークレビンソン、プリクラッシュセーフティ、パワートランク
という感じです。
 トランクリッドを手で閉めている時には、ちょっとなぁ…とは思いましたが、マクレビやプリクラは無くても外からは見えないので妥協ですwww
 装備を欲張った挙句程度の悪い物件をつかんでしまったということは避けたいものです。
デザイン
4

 この車が登場したころのレクサスのデザインフィロソフィー・L-finesseで表現された、シンプルかつ上品で美しく、日本的で高級感のあるデザインです。高級感がありながら不必要な威圧感・オラオラ感がなく、今見ても素晴らしいデザインだと思います。

 余談ですけど、こういうデザインを続けていければよかったと思うのですが、今のレクサスはドイツ御三家の、中国の好みに合わせた大口フロントグリル・ギラギラメッキ・ビカビカLED・吊り上がったヘッドライト…という方向に引っ張られてしまっているのが残念です。中国市場の影響力を考えるとやむを得ないんですが…



 内装については、「昔ながらのトヨタの高級車的高級感」はあるものの、外観ほどの先進性は感じられません。
走行性能
5
 V型8気筒・4,600㏄の1UR-FSEエンジンは、385PS・51.0キロと十分なパワーで、180㎞/h程度の速度まではあっという間です。
 パワーの出方も極低速から高速域まで極めて滑らかですが、アクセルを踏み込むと微かにV8らしいビート感があります。
乗り心地
5
 ノーマル・スポーツ・コンフォートからモードを選択できる電子制御エアサスのおかげで、どんな状況でも非常に快適な乗り心地です。
 通常はコンフォートモードにしていますが、柔らかいけどフワフワしない絶妙な快適性です。
 山道など飛ばす時にはスポーツモードにしますが、このままで街乗りしても違和感はありません。

 ただし、バージョンS用の245幅・19インチのタイヤは乗り心地の面ではややマイナスが多い印象です。タイヤ自体がコンフォートタイヤではなかったせいもありますが、細かい突き上げ感が気になる場面があり、また轍にハンドルを取られることがあります。
 見た目を気にしなければ、標準車/バージョンUの235/50R18の方が、この車にはマッチしていると思います。
積載性
4


 トランクは広大で、ゴルフバッグ4つが余裕で積めます。
 これがLS600hであれば、ハイブリッドバッテリーによって前後長が狭くなってしまうので、トランクの容量を重視する方はLS460の方がいいと思います。
燃費
4
街乗り中心で約8㎞/L、郊外をのんびり走って約12㎞/L。(いずれも燃費計表示値)
排気量4,600㏄、車重2t弱の車としては優秀です。
価格
3
 現状、私の車と同等の車両の中古車相場は80~120万円程度(私はもっと安く買いましたが)ですが、普通の人からは高い車に見えるようで、「300万円ぐらい?」などとよく言われました。
内心「すみません、新車のアルトの半額ぐらいです」と思ってましたがwww
 安いからお買い得とは言えませんが、新車の軽自動車の半額なら、一度乗ってみる価値はあります。 
故障経験
 寒い時期に、センターコンソールのウッドパネルから小さなビビり音がしていたぐらいです。

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