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W140シリーズで最も趣味性が高い。 - Sクラス
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SILBERPFEIL
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メルセデス・ベンツ / Sクラス
不明 (1991年) -
- レビュー日:2025年1月23日
- 乗車人数:1人
- 使用目的:その他
おすすめ度: 3
- 満足している点
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W140のディーゼル!これに尽きる(笑)
旧国鉄の気動車を彷彿させる音、振動、排ガス臭に加え、盛大なエンジン音に比例しない鈍重ぶり…。ディーゼルではなく、【ヂーゼル】と呼称したくなる(笑)
別に所有する96年式S600の対極に位置するため全く飽きない。同じW140でも、ガソリン車より機械的なため、S600より350TDの方が面白いとすら感じてしまうのが恐ろしい。
動力性能はガソリンのW140に劣るものの、日本国内を走らせるだけならば、必要にして十分と感じます。
また、本国使用でメーカーオプションが殆ど装備されていないことに加え、W140シリーズでは最も堅牢なエンジンと相まって、600よりも長生きしそうな印象です。 - 不満な点
-

・同年代の他メーカー製ディーゼルに比べ、バキュームを多用→廃熱の影響でバキュームホースを初めとする部品が劣化しやすい。
・ディーゼルながら高額なエアマスセンサーを使用→1個約10万円、M120のエアマスより高価。しかも供給終了
・ターボチャージャーのウエストゲート開度をモジュールが管制→モジュール故障で過給不能に…。
・冷却水流路中に発錆が生じ、サブタンクが徐々に茶ばんでいく。
→海外の個体でも同じらしく、603系エンジンの宿命のようです。
排気量3.5L・直6 OHCのOM603.971エンジン。
廃熱量は5L・V8のM119や6L・V12のM120に近いものがある。
OM603.971エンジンはOM617の最終発展形だが、廃熱を十分に考慮せず設計されたエンジンであることから、廃熱に起因する問題は宿命であり、廃熱による劣化状況のマメな確認が必須となる。
また、メルセデス伝統の機械式4速自動変速機(722.3)にもバキュームが用いられており、バキューム部品が寿命を迎えると変速ショックが異様に強くなる。
しかしながら、この機械式変速機を十分に理解している整備士は激減しており、機械式変速機を理解する整備士に出会わない限り、不具合を解消できない。 - 総評
-

本当は5つ星ですが、日本国内においてかなり特異な存在であり、国内残存数は当車両を含め2台しかありません(令和6年末時点)。
加えて、趣味性の高さから万人受けすることはなく、かつ、欲しくとも手に入らないという意味で敢えて3つ星としています。
角目世代のディーゼルに手を出すということは、Enthusiastの領域に到達することを意味します。
個人的に、W140シリーズではAMGを除いて最も趣味性が高いと評価します。(AMGは未経験であり、比較できません。)
W140とは思えない音と鈍重な加速…
好みが明確にわかれることでしょう。
個人的には600より350 TURBODIESELの方が好きですし、自分に合っていると感じます。この音・振動・排ガス臭、鈍重な加速にハマったら一巻のお終いです(笑)
W140シリーズで最も趣味性が高い反面、角目世代の並行ディーゼルという整備工場に最も敬遠される種であり、維持整備のノウハウが国内に存在しないことから、オーナーには意地・執念・勇気が求められます😅
- デザイン
- 5
-

自動車の完成形である以上、不満を抱くことはございません(笑) - 走行性能
- 5
-

W140シリーズ中、最弱のパワーウェイトレシオであり、速さを求める御仁には向いておりません。グロスウェイト2.6tのボディを馬150頭分の力で走らせるのですから、遅いのは宿命と悟るべきであり、速い車に飽きてしまった御仁にこそ…適しているのでございます。
しかしながら、OM603.971という直列6気筒、1気筒当たり2バルブOHC、メルセデス・ベンツ社特有の予燃焼式が発するガラガラ音、ターボチャージが効き始めるときの「キュイーン」という音、2千回転以上の過給が効いている状態で発せられる「キーン」という金属音はガソリンエンジンとはまた違った魅力的な音色であることに相違ありません。
そして、2千回転を境にグイッとトルクが盛り上がり息の長い(鈍重な)加速を楽しむ。これこそ、決して速いとは言えない気動車の醍醐味でございましょう。
加えて、絶対的な遅さは別として、コーナリング性能等はW140に相応しいものであり、生半可な他車を峠のコーナーでチギれるだけの能力は十分に兼ね備えています。
なお、スロットルペダルのワイヤーが噴射ポンプにつながっているため、クルーズコントロールを作動させるとボンドカーのようにアクセルペダルが自動で動くギミック?を備えております(笑) - 乗り心地
- 5
-

電気仕掛けで誤魔化すのが恒常化した現代の車と異なるところでして、柔らかいスプリングと硬いショックという組み合わせにより超絶的な乗り味が提供されますが…、ヂーゼルエンジンの発する振動と音から逃れることは困難でございます(笑)
とは言え、ヂーゼルエンジン搭載の【気動車】としては、振動と音が割と抑え込まれており、かつて後席の住人となった御仁は【ヂーゼルを感じない】という感想を残されております。 - 積載性
- 5
-

トランクルームにはマルチに関連するオーディオレシーバー等はなく、実に広々としています。
235/55R17タイヤ×2本がまるっと搭載でき、隙間にはその他諸々を収納できるだけの余裕はあります。 - 燃費
- 5
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軽油がガソリンより安い税制が続く限り、ガソリンエンジン搭載のW140より経済的でございます。
・一般道:9~10km/L
・高速道路:12~14km/L
給油所においてヂーゼルエンジン搭載の【気動車】とは知らない店員と揉めることも稀にございますので、W140にも気動車が存在することを優しく教えて差し上げましょう(笑)
なお、ガソリンエンジン車に比べると出力に余裕がないため、夏場は上述の燃費より1km/L程度は燃費が落ちます。コンプレッサーが回って車内を快適に保てる以上、1km/L程度の燃費悪化には目を瞑るほかございません - 価格
- 無評価
-

そもそも、令和6年末時点でS350 TURBODIESELは日本国内に2台しか存在せず、かつ、青色ベロア内装を奢られた当車両は国内唯一であり、価格のつけようがございませんw
なお、小生は26年落ち・13.5万kmでズタボロの350TDを登録諸費用込み167万両で調達しておりますが、その後の修理・整備で調達価格の倍額を費やしたことは言うまでもありません(笑) - 故障経験
-
・納車直後、派手にオーバーヒート(笑)
→修理費用30万両強で復活。今どきの車だとその倍は要するでしょうし、エンジンそのものの強度からご臨終かもしれません…。
・トランクのマイクロスイッチ不良によるバッテリー上がり複数回
→純正品の製造品質低下?
・エンジンオイル燃焼(継ぎ足しが必要)
→エンジン製造時の砂抜き孔を塞ぐキャップの腐食が原因でした。O/Hしていないため、キャップを全て交換したわけではないのですが、通常整備の範囲で交換できるだけ交換し、オイル燃焼量は目に見えて減少しました。
・バキューム部品劣化による不具合多数
→手を突っ込みにくい箇所に限って不具合が多い…。
プレッシャー・コンバーターことバキューム・トランスデューサーを交換したところ、EGRが正常に機能するようになりました。
・モジュール不具合による過給不能
→モジュール交換で過給が復活。モジュールが原因で過給不能にならないのが普通なのですが…(笑)
・ダッシュ内のAC関連部品不具合による冷暖房風吹出不良
→バキュームによるフラップ切り替えは、経年でこういう症状が出ますね😅
・スモールランプのバルブ切れが多い
→なぜか知りませんが、妙にバルブ切れが多いという…(笑)
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