小さな雑貨屋さんを見た後、わが輩と細(さい=妻)は、ちょっとだけチンクを走らせて、
" 佐倉 Manor House(マナー・ハウス)" に向かったのである。
佐倉 Manor House は、アンティーク家具や雑貨のお店であり、ティールームでアフタヌーン・ティーも楽しめるのである。
チンクをわが家に迎え入れてから、チンクでこちらに御邪魔したいと、かねがね細と話していたのである。
チンクは、「ポロポロポロ」とエンジンを鳴らしながら、わが輩と細を乗せてそのお店へ向かったのである。
お店に続く坂の入口にチンクを停めて、歩いて行くのである。
この坂の上に、お店はあるのである。
右手にちょっとだけお店が見えてきているのである。
" 佐倉 Manor House " の玄関である。
煉瓦建ての建物である。
煉瓦は、遠くイギリスから運んできたとのことである。
細は、煉瓦が大好きであり、この日も建屋を見て、「ス・テ・キ…」と言ったのである。
まずは、ティールームにお茶をしに行くのである。
ティールームの家具や食器もアンティークなのである。
ティールームには、天井を突き抜けて木が植えられているのである。
わが輩と細は、ホット・コーヒーとルバーブのケーキ、それと紅茶のハイグロウンとレモン・ケーキを頼んだのである。
座ったのは、外の庭に向かった二人用の席。
並んで座るのだが、わが輩と細は、あまりたくさんはお喋りしないので、この席で良いのである。
お互いのケーキを少しずつ分け合ったりして、庭の緑を見ながら、ゆっくりとお茶を楽しんだのである。
お茶の後には、お店のアンティークを見て歩くのである。
どれもこれも欲しくなってしまうものばかりである。
しかし、わが輩と細は、まだ自宅を持っていないので、「家を建てたらね」と、言いながら、見ているだけなのである。
このお店のオーナーさんは、わが輩と細も毎週見ているテレビ番組、
" 世界はほしいモノにあふれてる " にも出演されたことがあるのである。
このお店も、本当にほしいモノにあふれているのである。
これは以前、真冬に訪れた時の写真である。
本物の暖炉もあり、薪がくべられているのである。
これも、細のお気に入りなのである。
アンティークを堪能した後は、外のお庭を散策するのである。
梅雨の晴れ間。
紫陽花が満開なのである。
わが輩と細は、とても気持ちの良い時間を過ごせたのである。
贅沢な休日だったのである。
帰り道、雨が降り出したのである。
それでもチンクは、「ポロポロポロ」と、けなげに走っていくのである。
おうちに帰ってから、細は小さな花瓶に花を挿したのである。
Posted at 2020/07/04 21:13:34 | |
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