わが輩のブログ一覧

　今日は、高曇りなのである。
　細（さい＝妻）は、昨夜から仕事なので、帰宅が昼前頃になるのである。
　だから、わが輩は、朝っぱらから少しチンクと走ってきたのである。
　チンクは、相変わらず、ぽろぽろぽろと、エンジンを鳴らしながら走るのである。
　暑くもなく、寒くもなく、窓全開で走ると、まことに気持ち良いのである。




　芝生が、青々としているのである。




　窓から芝の匂いが入ってくるのである。




　桜は、完全に葉桜になったのである。
　ちょっと、ムシに喰われてたりするのである。




　タンポポには、小さなハチが蜜を集めに来ているのである。




　５月ももう終わり。
　さわやかな季節なのだが、新型コロナの流行で、あまり出かけられなかったのである。
　残念。
　しかし、こういう年もあるのである。
　『仕方ないな～』と、思いながら、窓の外を、" のぼぼん "と、見たのである。

　チンクは、ドロドロであったのである。
　細（さい＝妻）によると、雨の日の出勤の途中、対向車のダンプカーが勢いよく跳ね上げた泥水を、チンクは、頭から全身にかぶってしまったのである。
　ふむ。確かに人様に不快感を覚えさせるほどに、チンクは、汚くなっていたのである。
　そしてチンクが汚れてから、細は、少し悲しそうだったのである。



　ここはやはり、わが輩の出番なのである。
　チンクが我が家にやって来てから、おおよそ２ヶ月経って、初めての洗車なのである。
　しかし、このコロナ禍でもあるし、近々ボディ・コーティングもしようと思っているので、手早く簡単に洗って拭き上げるだけにしたのである。
　それでも、結構見れる程度にはなったのである。




　洗車の帰り道、田んぼがとても綺麗だったので、少し寄ってみた。
　田植えをしたばかりで、水を張った田んぼに稲の苗が並んでいたのである。



　傾きかけた太陽の光が水面に反射してキラキラ光っていたのである。



　日本は、お米で保っているのだから、若い苗を見ると愛おしく感じるのである。



　田んぼの匂いの中にチンクが居るのも悪くないのである。

　本日、わが輩は、整形外科に通院なのである。
　もう、一年半も通っているのである。
　細（さい＝妻）はと言うと、お天気が良いので、おうちで洗濯しながらお留守番なのである。



　ずいぶん痛みが良くなってきた気がするので、『今日で通院が終わるといいな』と、思いながら、チンクと病院に向かったのである。




　病院の駐車場には、アルファロメオ。
　同じFCA（FIAT CHRYSLER AUTOMOBILES）グループのアルファロメオだから、チンクの親戚なのである。
　チンクとアルファ、仲良くさせてあげたいのだけれど、ソーシャル・ディスタンスを意識して、チンクを停めてみたのである。
　『チンク、ちょっと行ってくるから待ってるのだぞ』
　そう心の中で話しかけて、診察に行ったのである。

　わが輩の診察の結果は、「もう診察やリハビリのための通院の必要はありませんよ。また痛くなったら来てください」というものだったのである。
　最初は、『こんなに症状が悪くて、治るのかな？』と思っていたのである。
　しかし、ようやく通院する必要が無くなるほど、良くなったのである。
　良かったのである。

　『さあ、チンク帰ろうか』
　わが輩は、細に診察結果を話すのを楽しみにしながら、チンクに乗り込んだのである。
　チンクは、「ポロポロポロ」とエンジンを鳴らしながら、家路についたのである。