RivaのLEDデイライトと同時点灯する
スモールを外しただけではリングが点灯しない・・
正規と点灯状態が異なる理由は、
配線が違う、コーディングが違う、いくつか考えられますが、
いちばん確実そうな対策として、ポジション球への配線をカットして、
ハイフラ防止用のメタクラ抵抗を取り付ける手を取ります。
ポイントが余ってたので
ヤホーショッピングで2個セットを購入!

※1個で安いのもありましたが、
2個買ったらまさかの送料も2倍ということもあるので2個セット(笑
ちなみにウィンカーをLED化した時のハイフラ防止用は6[Ω]程度が一般的なようです。
ポジションLED化のキャンセラーは30~40[Ω]程度のようです。
さて、
取付けです!
①青白い電球は元に戻すことも考えて電線を少し残してカット
②本体側のケーブルに抵抗をカシメて接続します。
なのに・・・
③デイタイムライトエラーはやはり点灯!!

エラーを検出するとリングも点灯しなくなります。
④その状態からライトを点けるとリングは点灯。エラー状態は保持したまま。
⑤ライトを消灯するとリングの点灯は残ります。やはりエラー状態は保持。

エラーのせいかしばらくしたらリングごと消えていることもありました。
(消灯に移行する条件は不明・・・)
ちなみに5W抵抗は全て熱に変換されるのでヒートシンクはあってもかなりの発熱!
素手で触れない程度です。
(小さいしすぐに熱的平衡には達し、正常な発熱とは思いますが。)
さて、ここで結果の検証(反省)です。
【キャンセラー抵抗でもエラーが消えない原因】
①39[Ω]の抵抗は元々、ポジション球をLED化した際にアラームを防止するもの。
②12[V]の電源に接続された時の抵抗の消費電流は、
12[V]÷39[Ω]≒0.31[A]
③抵抗で消費する電力は、
12[V]×0.31[A]=3.72[W]
実は4[W]弱という計算はしていたのですが電球にもばらつきはあり2割程度の誤差は、
異常とは検出されないものと目論んでました。この差を検出したのでしょう。
そもそもの用途、電球LED化の時にはLEDは残したままキャンセラー抵抗が並列に付きます。
LEDにも色々ありますが一般的には消費電力1/5程度を謳っているものが多い。
だとすると・・・
①5[W]の1/5、1[W]のLEDに流れる電流は、
1[W]÷12[V]≒0.083[A](83[mA])
②抵抗値に換算すると、
12[V]÷0.083[A]≒145[Ω]
③キャンセラー抵抗が並列接続された場合の
合成抵抗値Rと電球の抵抗r1、キャンセラーr2の関係は、
1/R=1/r1+1/r2
R=(r1×r2)÷(r1+r2)
=(145×39)÷(145+39)
≒30.7[Ω]
④合成での消費電力は、
12[V]^2÷30.7≒4.69[W]
そうか・・・ 確かに5[W]あたりを狙ってる抵抗値なんですね。
【ライトを一度点灯して消灯するとLEDリングが点灯する理由】:推定
①ポジション球への消費が4[W]弱なのでデイタイムライトのエラーと検出して、
リングごと消灯。
②ライトを点灯すると元々ポジション球は消えるのでリング部分点灯のシーケンスが動作し点灯。
エラーはそのまま残る。
③ライトを消すが、ライト点灯時にリング部分は正常点灯が確認できたので点灯を保持。
ただしユニットとしてのエラーはそのまま保持している。
④その後、リングの点灯が消える条件は不明。。。
さて、今後どうするかですが、
正常範囲内とはいえ結構な熱を持つ抵抗も抱えているので、
普段は設定でデイタイムライトはOFFとしておきます。
(日本向け正規ではこの設定項目は無いそうです。)
撮影・イベント用として、設定を有効にしてから、
ライトON→OFFでリングのみ点灯。
まぁ、こんな感じでしょうか・・・
抵抗の熱対策(車の部品なのでどれも難燃性ですが、直接接触しないような対策)は、
必要に応じて考えましょう。
ぁ、食べログなのに車ネタを書き綴ってすみません~( ̄▽ ̄)
Posted at 2017/11/18 16:51:45 | |
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