TEIN MONO RACING
【再々レビュー】(2023/06/13)
OH、仕様変更に出していたリアショックが送られてきました(^_^)。
発送してから、約1カ月間、長かった~(+_+)
早速、仕事と田植えの間隙にいつもの夜なべ作業で取り付け、慣らし走行をしました。
今回の仕様変更で自分なりに感じた印象です。
【走行時の印象】
〔慣らし運転〕
慣らしと言っても、リアを最弱の⑯戻しで200キロほど普通に街乗りをしただけです。
以前の仕様では、⑯戻しは、フワフワして不安定で、最初の慣らし以外では使用した覚えがありませんでしたが、乗り出すとすぐに違いがわかりました。
まず、フワフワしない、、、あれれ?いい感じ(^_^)、突き上げもなしです。
最弱なのに不快じゃなく、足の硬い高級スポーツカーに乗っているような(いい過ぎかな)、、、なんか、落ち着きがある感じです、、、。
〔通常走行時の印象〕
慣らしが終わり、指定値の基準にした⑧戻しにして、フロントはとりあえず⑩戻しにしてみました。
おぉっ~(^^)/、めちゃくちゃいい感じ、ニンマリしてしまいました。
硬い印象を受けますが、不快感はなく、抜群に安定感?硬性感?があり、しかも、跳ねないし、突き上げない。すごくいい、これを求めていたんですよ~って感じです(^_^)
この⑧戻し付近が特にいい感じで、この辺りがベストかな?もう少し走行して様子をみますが、ベストな位置もすぐに見つけられそうな感じがします。というか、⑧戻しでいいかもです、、、(^_^)
突き上げの感じは、ギャップ通過でダンッて感じだったのに、トンって感じになり、突き上げとも言えないレベルで見事に一発で収まります。
また、荒れた路面などの状況をゴツゴツと拾ってしまうかな?と心配していたのですが、ほとんど気になるレベルではありませんでした(これは低反発スプリングの恩恵かな?、、、)
とにかく、以前に不満だったことが、全て解決しています(^^)/
【仕様変更の良い点と少しだけ不満な点】
下画像を見て比較していただきたいのですが、整備手帳にも載せていた自分で作成した減衰力特性図と仕様変更後のメーカーが測定した減衰力特性図です。
〔良い点〕
緑〇で囲んでいる部分ですが、指定したように減衰力を強くするとこういう感じになるのかな?、、、よくわかりませんが、この緑〇部分の減衰力のおかげでとても良くなっていると思います。
また、他の箇所のピストンスピード0.1m/s時などの値も指定した通りの減衰力でした。さすがです。
減衰力特性図で比較してもわかりますが、変更後はピストンスピード0.03m/s時のごく低速域でも、以前の0.1m/s時と同じくらい減衰力が立ち上がります。
この部分の効果で低速度で轍を通過する時や平坦路でのスプリングの反発をしっかり抑えていて、フワフワ感をなくし、車体を安定させているのだと思います。
また、硬いイメージなのに高速側の減衰力を弱くしたおかげで突き上げがなくなり、このことも良かった点です。
※この減衰力特性の良し悪しは、サーキット走行などの使用目的や乗り方、好みによって別れるところですかね、、、、m(_ _)m
〔少しだけ不満な点〕
仕様変更後の減衰力特製図をみていただくと、クリック⓪、⑧、⑯と3パターンの減衰力図が示されていますが、クリック⓪と⑯の間隔(調整幅)が少なすぎるのが気になりました。
これは、1クリックじゃ、あまり違いがわからないレベルじゃないかな?と心配でしたが、2クリック動かせば、はっきりと違いが体感できたので、ひとまず、まあ、いいかなと思っています。
このことを標準の仕様と比較すると、
〔標準〕
ピストンスピード0.1m/s時のクリック⓪と⑯の減衰力の幅(差)は、130~140Nあります。
〔仕様変更後〕
ピストンスピード0.1m/s時のクリック⓪と⑯の減衰力の幅(差)は、約40Nしかありません。
どうしてこんなに調整幅が少なくなったんだろう?と疑問に思ったのですが、事前の問い合わせでは、クリックの調整幅は指定できず、クリック戻し数のどれかを指定して、希望の減衰力値に変更するとのことでした。
なので、勝手な自分の想像ですが、自分が指定した低速側の減衰力が、ショック容量の上限値に近く、これ以上、調整幅を大きくとれなかったのかな?と単純に思ったりしましたが、、、ここは、よくわからないところで少しだけ不満な点です、、、(>_<)
ただ、よくよく考えると以前もリアは、⑤~⑨戻しの間で調整していたので、問題ないかな?2~3キロのレートアップには十分対応できそうですしね。
ということで、長い間、不満に感じた点が見事に解消できて、本当に良かったです。
大満足の仕様変更で、ますます運転が楽しくなりました。
PS:実際走行するまで、大きく値を外して、とんでもない状態になったら、どうしようと内心ヒヤヒヤしていました、、、、(>_<)良かった~。また、ハイペースで走行したりして気がつくことがあれば、このレビューを更新しますね。
【R06.4.5更新】
3月末にフロントショックを同様の減衰力特性を狙って仕様変更、オーバーホールに出しました。
リアショックの仕様変更後、5千キロほど走行しましたが、とにかく別物なほど良くなりました。
とくに今組んでいるHAL低反発7k、5kとの相性が良く、街中でも減衰力をEDFCで弱めにセットしておけば、硬めではあるものの、かなりのレベルで乗り心地も良いです。
また、ハイペースで走行する場合には減衰力を硬めにセットして走行すると、本当に気持ちが良く、ワインディングの切り返しなどが楽しくて仕方ないです。
こんな感じでほぼ不満はないのですが、低速度時のフロントの落ち着きがないのが少し目立ってきたのと、フロントもリアと同じ特性にすればさらに良くなると思ったこと、次回のオーバーホールを4本同時にしたかったことで、フロントショックのオーバーホールを決めました。
【関連投稿】
(リアショックオーバーホール、仕様変更の詳細)
https://minkara.carview.co.jp/userid/3254190/car/2937744/7360894/note.aspx
(再レビュー リアショックの不満だったところ)
http://minkara.carview.co.jp/userid/3254190/car/2937744/12399923/parts.aspx
関連する記事
タグ
関連コンテンツ( モノレーシング の関連コンテンツ )
おすすめアイテム
[PR]Yahoo!オークション
[PR]Yahoo!ショッピング
類似商品と比較する
関連レビューピックアップ
関連リンク