2020年10月11日
納車から1ヶ月、一般道500km、高速道路400km走行してのレビュー的なものです。
あらかじめ断っておきますが、ヴィッツ(ヤリス)やフィットのような競合車種は乗ったことないので比較はできません。ご了承ください。
・加速力
まず一番気になったディーゼルの加速力ですが、交差点でのゼロ発進などではそこまで優位性を感じません。この辺はハイブリッドの方が優れているのではないでしょうか。内燃機関ではモーターに絶対に叶わない部分ですから。
まぁ街乗りで静止状態から爆加速する事なんて緊急時以外あり得ないのでどうでもいいポイントです。
中間加速はいいです。目標とする巡航速度まですーっと加速してくれます。
高速の合流はビビりました。下手したらRX-8より速いんじゃないかと思ったくらい。
キックダウンしたときの加速はコンパクトカーの域を出ているなと思います。
・乗り心地
助手席の住人曰く、RX-8より乗り心地はいいとのことです。
RX-8は脚やタイヤの硬さはありますがふらふらしないので意外と乗り心地がいいと評判です。今まで不満はなかったようですが、それでもMAZDA2の方が走行中も快適だとのこと。走行音も静かでいいと。
確かにアイドリング中に外に出るとディーゼル特有のガラガラ音がしますが車内にいれば聞こえません。走行中もディーゼルエンジンは2000rpmを超えない回転数で走行できるので、ガソリンエンジンより相対的に静かだと思います。
運転手としても操作にきちんと追従してくれます。この辺はシャシーからきちんと作り直したSKYACTIVの強みがよく出ていると思います。
車高が高い分横に振られる感覚はありますが、まぁここはスポーツカーと比較していいものではないですね。
・クルーズコントロール
生まれて初めてこの手のものを体験しました。
ステアリングのボタン1つで作動できて、あとはお任せ。オルガンペダルなので右足もペダルの上にぽんと置いておけるのがいい。
先行車との間隔が詰まれば自動で減速してくれる。これも上手に減速Gを抜いてくれる見事なブレーキタッチでした。
個人的にこういうのは眠くなったりして危険だと思っていたのですが、実際に使ってみると長距離運転では「疲れない」という利点の方が大きいと感じました。
緊急回避したり後方を確認したりの仕事は必要なので、集中力が散漫になったり眠くなって危険ということはないと思います。それはもはやドライバーの資質の問題・・・
・燃費
私の運転では下道で20km/L行かないくらいです。エアコン使わない季節になったので、これから先もう少し良くなるかもしれません。
高速道路でクルーズコントロールを使った結果、26km/Lを超えました。下道60km分が含まれるので、純粋に高速のみでは27~8km/Lあたりまで行きそうです。
これで更に燃料単価がレギュラーガソリンより20円近く安いんだからすごい。
ちなみにi-stopはoffにしているので、これを使えば燃費の数字だけはもう少し良くなると思います。
・内装
Lパッケージベースというのもありますが、レザーを使った非常に上質な内装です。
フォード傘下の頃の内装は本当に終わっていましたが、ようやく欧州メーカーに近づいてきたなというところです。
個人的にはエアコンが物理スイッチというのが素晴らしいと思います。あれをタッチパネルにすると走行中にいじれませんからね。そういう意味でマツダコネクトは慣れれば便利なんだと思います。
まとめると非常に良くできた車だと思います。
内装もコンパクトカーとしては上質で、頑張っているなという印象です。
今年はラニーニャで大雪らしいので活躍を期待しています。
一冬超えたらまたレビューしたいと思います。
Posted at 2020/10/11 07:47:25 | |
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