2020年12月29日
軽油は凍る。
MAZDA2を買ってから知った衝撃の事実でした。
少なくとも、太平洋側出身の私には。
ざっくり言うと、どうやら凍結温度によって特1号、1号、2号、3号、特3号と決まっているようです。
たぶんJIS規格とかそういう類のやつ。詳しくは知らない。
で、軽油中の油脂が析出して燃料フィルターを目詰まりさせる温度があって、2号軽油だと-5℃らしい。
これ、私の住んでいる地域だと可能性としてゼロではない温度です。
観測史上最低が-10℃とかその辺らしいし、1月2月なら日常的に-2℃とか天気予報でやってます。
さらに私が良く行くスキー場では日常茶飯事な温度です。
そこで3号軽油、いわゆる寒冷地仕様です。
これなら目詰まり点が-12℃なので問題ありません。
問題はこの3号軽油がどこで手に入るかですが。
高速道路なら3号が手に入ることは分かっていますがわざわざ入れに行くのも・・・
ということで近くのENEOSに電話で聞いてみました。
ロータリーおじさん「今年からディーゼル車に乗り始めたんですけど、寒冷地仕様の3号軽油って取り扱ってますか」
ENEOS「元売り、うちの場合ENEOSですけど、ここが卸先の天候・気候状況を判断して適切な軽油を卸すので、特に気にしなくて大丈夫ですよ」
結論
地元民は何も考えなくていい
ちなみに我が地域は11月頃から3号軽油への切り替えが始まっているとのこと。
ほとんど乗らなくて夏から一度も給油していない、みたいな事でもなければ気にする必要はないと。
軽油凍結対策としてはスキー場の近くで給油、なんて書かれているのをよく見ましたが、少なくとも地元のスキー場で遊ぶ分には何も気にしなくていいようです。
ちなみに軽油だけでなく、ガソリンも季節ごとに揮発性の異なる複数種類があって、適温で使えるようになっているらしい。
とか言う話を聞くと、じゃあエンジンオイルも季節ごとに違う種類入れた方がいい気がしてくるけど考え出すとキリがないので考えないことにしました。
Posted at 2020/12/29 14:02:21 | |
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日記 | クルマ
2020年12月19日
先月鈴鹿サーキットで2枠予約していたけど1枠でやめて帰ってきたという話をしました。
実は
クラッチのレリーズが逝きました
走行中は問題なかった(気づかなかった)んですが、ピットに戻ったら明らかにクラッチの切れが悪く、クラッチが焼けたにおいがして「これはやばい」と思って走行キャンセルしたのです。
午前中の講習会で「車両トラブル等でキャンセルした場合はお金は戻ってくる」という話を聞いていたので。
無理してコース上で止まるのが一番良くないですからね・・・
とりあえずホテルまで自走で帰るも、その道中で異音が発生、ホテルから自宅近くのDまで数百kmの距離をドナドナしました。
で、Dのメカさんに見てもらった結果、クラッチのレリーズがおそらく熱で逝ったでしょうとのこと。
走行距離7.5万km、前オーナーさんの元でどのような走りをしていたかは不明ですが、私の元に来てからはサーキットを走ったり、積雪した駐車場で穴掘りしない程度に半クラッチを長時間続けたりと、駆動系への負担はそれなりにありましたからね。
メカさん曰く、純正品の耐久性は高くスポーツカーなのである程度のハードな走行は耐えられるが、昨今のハイグリップタイヤで鈴鹿を2分40秒台で走ることはさすがに想定していない、と。
そらそうだわ。
ということで、オートエグゼのスポーツクラッチセットと軽量フライホイールを注文。
さらに元々1速の入りが悪かったのですが、レリーズ死亡の余波でシンクロがかなり傷んだようでありミッションも新品交換することにしました。
ほぼ純正でどこまで行けるか、という部分からは少しずつ離れていきますが、国際レーシングコースを走るならそれなりに強化する場所があるのは仕方ないですね。
クラッチ交換で街乗りの乗り心地は悪くなりますが、助手席の住人は既にMAZDA2がお気に入りの様子なので文句を言われることはないでしょう。
クラッチは既に交換作業が終了、ミッションは現在現物の到着待ちです。
ちなみに外したクラッチを見ると7割程度減っていました。
これで熱容量が減り、レリーズまで熱が伝わって焼けたんでしょう。
レリーズは熱で溶けておりました。
新しいクラッチとフライホイールについては後日レビューします。
第一印象としては、強化クラッチと言っても完全なサーキットスペックではないので、そこまで扱いにくい物ではありませんでした。
Posted at 2020/12/19 18:11:37 | |
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RX-8 | スポーツ