前回、お話した妻の車の話です。
先にお話ししたとおり、長い間お世話になった
SUZUKI EVERY WAGON が故障してしまったため、妻の足代わりの車が無くなってしまいました。私の家は田舎なので、買い物はもちろん、仕事車としても使っている車だったので、生活に支障をきたすようになってしまったため、買い急ぐ必要がありました。そのため、先月、いろいろ悩みましたが、後続車を早々に決定し、2月4日に納車となりました。
【選考 1】
簡単にいきさつを紹介すると前回にもブログで紹介したとおり、最初はまた同じ
EVERY WAGON にするかダイハツの
ウェイク にしようか迷いましたが、今後はこれらの荷室を満たすほどの仕事内容はないだろうと思い、「安全性」、「経済性」、そして「快適性」を重視し、この2車種は対象から外しました。EVERYは、それでも、捨てがたい車だったので、最後まで迷いました。でも、荷物をたくさん積む人、釣りやキャンプを気軽に楽しもうと思うなら、この2車種は楽しそうですね。むろん、車中泊も問題なしです。
【選考 2】
さて、残るは、①ダイハツタント、②ホンダNBOX、③スズキスペーシアです。
ちなみに軽自動車の販売ランキングでは、N-BOX、タントが1位、2位でスペーシアは7位です。これはカスタム系まで入れての数値と思いますが、いずれにしても、このクラスの競争は熾烈ですね。
それで、まず最初に
①ダイハツタント ですが、タントは、流石に売れている車だけあって、荷室も広いし、左側の乗り口がピラーレスなので、荷物の出し入れも楽だし、有力候補でした。今回の選考基準にはマッチしているし、価格的にも想定内でした。ただ気になるのは、車の運転席からの周囲の視界と、後部座席を収納するときの煩雑さでした。タントは、シート収納は2ステップなんですね。人を中心に考えれば、問題ないのですが、家は、荷物中心なので、少し難点でした。しかし、総合的に見れば、売れている車だけあって、そつのない車だと思います。
ただ、何より問題だったのが、車というよりは、Dの対応です。営業マンがあまりにも車の知識がなく、マニュアル通りのおぼっちゃまセールスマンだったので、一気に熱が冷めてしまい断念しました。値引きもかなり厳しい状況でした。そもそも売ろうという気持ちがない営業マンから買いたいとは思いません。他のDを当たっても良かったのですが、時間的制約もあったので、今回は縁がなかったということになりました。
続いて
②ホンダのNBOX ですが、ちょっと車重の思いのが気になりました。普通に乗る分には問題はないでしょう。それと、肝心の荷室ですが、収納ステップはよく考えられていて、使うには便利と思いましたが、気になったのは、後部の荷室の入り口が若干角度がついているのが、仕事で使うのには少し使いずらいかもしれないと判断し、こちらも断念しました。これは、逆に自転車等を乗せる場合は便利だと思いました。営業の方は、ダイハツの営業マンよりは、気合が入っていましたが、この後出てくるスズキに比較すると段違いでした。最終的に妻の興味をひかなかったのが、最大の理由ですね。
残るは、
スペーシアカスタムか新型のカスタムZ でしたが、若者向きのカスタムZは、妻は気に入らなかったようで、スペーシアカスタムに決定です。車両価格では、スペーシアカスタムの方が若干高めですが、装備も違ってきます。価格だけで考えれば、ダイハツやホンダの方が優位だったと思います。スズキは、今回のモデルチェンジでノーマルモデルのターボは廃止し、カスタム系だけをターボにするという形にしました。それが、ダイハツやホンダと異なるところです。いずれにしても、どのメーカーが劣っているということではなく、これはあくまでその人の用途や車に求める装備、外装の好みによって分かれてしまいますね。
さて、この1車種で行きつけのDさんと1発交渉です。お世話になったDさんは、軽トラック、次女のMR WAGON 、三女のラパンとお付き合いのあるお店です。このお店は、比較的小さなDですが、営業の方はベテランの方で、元整備士だったので、メカニックのことは詳しいです。
営業の方には、こちらの要望も十分組んでいただき、ネット情報にも出ていないような驚きの値引き条件を出してくれました。最初から、「値引きして欲しい条件等を出してください」ということだったので、だめ元の条件を出しましたが、いつもお世話になっているのでということで、こちらで出した条件以上の内容を提示していただき、一発サインです。
軽自動車と言っても、このクラスになると車両本体とオプションで約200万です(値引きなしの場合)。なので、軽と言っても侮れません。
ちなみに、オプション装備は、そもそも標準装備品が多いので、控えめの次とのとおりです。
①ナンバーフレームトリム
②ワイドバイザー
③フロアーマット
④ラゲッジマット(シート背面付き)
です。
スペーシアの装備面でが、流石にスズキは、軽自動車に力を入れているだけあって、軽自動車とは思えない装備の充実です。主な特徴を上げると次のとおりです。
①デュアルカメラブレーキサポート 軽自動車初
⇒人も車も作動する衝突被害軽減装置です。これから10年乗ることを考えると、安全装備は充実していることに越したことはありません。
②誤発進抑制機能
③車線逸脱装置
④先行車発進お知らせ機能
⇒②~④は、他メーカも装備されていますね。
⑤ふらつき警報機能(軽自動車初)
⑥全方位ナビゲーションシステム
⇒これは、車種選定の決定打ともいっていいですね。高級車に装備されているような装備です。これがあれば、コーナーセンサーは不要です。他メーカーは、バックモニターだけ装備とかミラーで確認という形になっていますが、目が悪いとミラーを反射鏡のように使っての確認は厳しいものがあります。これがあれば、狭いところへの駐車や縁石へホイールを擦ることはないでしょう。
⑦ハンズフリー機能
⇒運転中の電話問い合わせ対応には便利
⑧エアコンへのナノイー機能装備
⑨運転席シートヒーター
⇒これはどこのメーカーでもついていますが、冬はありがたい機能です。
その他にも、あまり使わないかと思いますが、オートクルーズ機能やパドルシフト、両側スライとドア....なと、とにかく便利機能満載です。
燃費対策は、S-enecharge機能とアイドリングストップ、ハイト軽ワゴン最高の軽量化を図った900Kが功を奏し、26.8Kと、ハイトワゴンではNO1の低燃費です。もっとも、チョイノリ市街地走行では、実燃費16~17K行けばいい方でしょう。乗り方によるともっと下がるのが実態ではないでしょうか?
乗り心地はカスタムなので、足回りはやや硬めですが、気になるほどではなく、むしろこのクラスでは、安定していると言えるでしょう。
エンジン音は、EVERYが座席下にエンジンがあった時のことを考えると驚くほど静かです。アイドリングストップからのスタートも、一瞬の間が空いたり、エンジン始動のショックも少ないです。これは同じスズキでも、三女が購入したラパンよりは明らかに改善されています。
また、ターボ車ですが、EVERYの時のようなターボが作動していると感じさせる特有の音は気にならず、加速もストレスはあまり感じられません。
まあ、至れり尽くせりの車です。妻は大満足なので、それが何よりです。
過日、夕方時間が取れたので、写真を撮ってきました。
と、久しぶりにみんカラらしいブログでした。
【参考動画】
VIDEO
*スペーシアカスタムZですが、中身はほぼ同じです。興味のある方はご覧になってみてください。
Posted at 2017/02/19 23:31:35 | |
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