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鷹山のブログ一覧

2009年07月16日 イイね!

違いが分かりますか?

7月17日(木) 晴れ

 今日も1日暑かったですね~。
 今回は、久々に稲作シリーズです。
 さて、私はここのところ家の農作業が忙しく、日曜日にも我家の田んぼに追肥を行いました。追肥については昨年ブログアップしたので省略です。

 昨年と同様NK肥料を施肥しました。

 しかし、炎天下の作業だったことと、午後からの作業だったため、半分しか作業ができず、残りは昨日16日(水)の午後に仕事を休んで追肥を行いました。その差わずか3日間。

 ですが、今朝の田んぼを見てある種感動をしました。

 感動というのは、日曜日に追肥を行った稲と水曜日に追肥を行った稲とでは、色が違うのです。この違い。皆さんにお分かりでしょうか?? 写真は拡大かリックして、PCから目を遠ざけて眺めるとその違いが分かるかもしれません。違いが分からない人はごめんなさい。

 近くで見ると、同じ緑色に見えますが、遠くで見ると、中央遠方の電柱から左半分は日曜日に、右半分は水曜日に追肥をしたものです。左半分の方が、わずかに緑の色が濃く見えるでしょうか? こればかりは、写真で見るより実際に見たほうが分かりやすいです。

 植物って逞しく、正直に反応するんだなぁ~と感動したのです。

 ばかばかしいと思う人もいるかもしれませんが、私にとっては感動の稲作成長記でした。ムード
 
Posted at 2009/07/16 21:06:50 | コメント(14) | トラックバック(0) | 稲作 | 日記
2008年10月04日 イイね!

稲作シリーズ 稲刈後の風景と秋の気配

9月23日(火)

 またもや、古くなってしまった内容ですが、稲作シリーズの稲刈り後の風景についてご紹介します。
 
【№1 稲刈り後の風景-2番穂】  

*この写真は、我家の田んぼで一番大きい田んぼの風景です。ちょうど、稲刈りが終わった後の風景です。陽気がいいと、このままこの青い葉が伸びて、穂をつけます。これが2番穂です。まぁ、収穫はできませんが...。昔はやったようですけど。

【№2 眠りにつく大地】 

*これは、トラクターで耕運しているところの写真です。人によっては、右側にある刈り取り後の田んぼの藁を集めて燃やす人もいます。それはそれで農村地帯の風物詩にりますが、私の家ではそんなことはしません。燃やす人は、おそらく次のような理由で燃やすのでしょうね。
 ①台風や秋雨で藁が浮いて、流されて後始末がたいへんになる
 ②害虫などを藁と一緒に燃してしまう
 ③藁が翌年まで残っていて腐れなかった場合、翌年の田植えに支障となる

 でも、私の家では、稲刈り後、できるだけ早く耕運してしまいます。その理由は、次のとおりです。
 ①気温が高いうちに耕運すれば、藁が腐食して肥料となる
 ②雨が降っても、藁が流されることはない
ですね。

 さて、耕運している合間の休憩に我家の秋の風物詩を撮ってみました。

【№3 黒い果実】

*我家で栽培している巨峰です。販売もしていますよ。

【№4 秋の蜜】


【№5 飛び立つ瞬間】


【№6 飛翔】


【№7 接近戦】


【№8 夕日を浴びて】


【№9 一日の終り】


【№10 秋の気配】


そして、一日の仕事が終わり、そこには秋の気配が静かに漂っていました。





Posted at 2008/10/05 00:30:55 | コメント(8) | トラックバック(0) | 稲作 | 日記
2008年10月01日 イイね!

稲作シリーズ 稲刈り前の風景

9月6日(土) 稲刈り初日

 さて、今頃になって稲刈りかよ~という声も聞こえてきそうですが、私がみんカラをお休みしていた理由の一つがこの稲刈りでもあります。この稲刈りという裏の仕事と表のサラリーの仕事が重なるともうどうにもなりません。その他の地域活動もあるし...。

 実は、稲刈り風景も撮りたかったんです。しかし、自分が刈り取りをしている時に自分の写真は撮れるはずもなく、自分の写真を撮ってと家族に頼んでも「何をこのくそ忙しいときに写真だ!」といわれるのが落ちです。農家にとっては戦闘モードですからね。

 よって、戦場になる前の我家の田んぼの風景をサッサと撮りました。構図も何もありません。ただ撮るだけです。私が主役で稲刈りをしなければなりませんのでね。仕方ありません。

【No1 刈り取り前の風景】


【No2 稲穂とサツマイモ】

*画像右の葉っぱはサツマイモの葉です。こうゆう土手にも無駄なく作物を作ります。

【No3 稲穂とバッタ】

*ボケボケ写真ですけどねぇ。田んぼには、たくさんのバッタ、蜘蛛、ザリガニ、タニシ、かえるが住んでいます。

【No4 実りの秋】

*この日は天気が今一でしたね。ちょうど8月末の連続の大雨で田んぼは水浸しとなり、やっとこの日に刈り取りができました。

【No5 風の通り道】

*刈り取り直前の稲は稲穂が重くなっています。そのため、台風などの強い風が吹くと倒れてしまいます。倒れて、稲穂が水に浸かってしまうと、雨が上がった後に天気が良くなり、気温が高くなると発芽してしまうのです。稲が萌えてしまいます。そうなると、米がまずくなってしまって商品価値はないですね。仮にそこまでいかなくても、倒伏した稲は水分を多く含んでいるので、乾燥させるのに燃料が多くかかり、コスト増となってしまうのです。そうからといって、台風が来ても、全く倒れない稲穂がいいかというと、そうとも言えず、それはあまり実っていない田んぼでもあるのです。難しいですね。

【No6 籾のつぶやき】

*今年は、天候もよく、肥料の加減もよかったので、去年より多収穫でした。1反換算でいくと9.3俵(1俵は60k)です。

【No7 南京縛り】

*農家や建設工事に従事している人なら誰でもご存知の南京縛りです。この縛り方は、小さな力で、物を硬く固定するのに優れている縛り方で、これ一つ覚えているとあらゆることに応用が利きます。引越しなどにも便利ですね。

【No8 乾燥機】

*この中に刈り取った籾を入れて循環させてボイラーで乾燥させていきます。籾は、全部コンピューターでセットすれば翌日には乾燥が終わっています。家のはこれで約4反弱分の稲刈りした籾が一気に入ります。

ちなみに、稲刈りの段取りは次のとおりです。

①朝起きたら、既に準備してある乾燥機の最終的なセッティングをします。
②トラックに籾を入れる器具をセッティングします。この器具が動かないように周りにロープをかけます。南京縛りでね。
③既に調整してあるコンバインの稼動部分に油を差し田んぼに移動
④田んぼの周り(4隅)を刈り取ります。これは、コンバインが回転するためのスペース分だけ刈り取ります。この日は、長女にこの作業を依頼したら、指を切ってしまって、出血が多かったので、そのまま病院行きというハプニングもありましたが、私は稲刈り続行です。

...まぁ、こんな感じです。

農家でない方は、なんのことやら..という人もいたかもしれませんが、年配の方ならご存知と思います。

ちなみにうちのお米は全量直接販売です。JAには販売していません。
昨年までの価格も据え置くことも考えいましたが、今年は、ご存知のとおり燃料が上がり、肥料は1袋1000円だったものが2000円に上がりました。もう限界寸前です。機会の更新はかなり難しいでしょうね。漁業だけでなく、稲作農家も、野菜農家も厳しく、苦しくなっています。
そのため、やむなく販売価格も値上げさせていただきました。

まぁ、何をやっても生きていくことはたいへんですね。






Posted at 2008/10/02 00:00:39 | コメント(7) | トラックバック(0) | 稲作 | 日記
2008年08月17日 イイね!

稲作シリーズ  収穫期前の状況編 

8月17日(日) 雨 
 
 今回は、長いですよ~。

 前回の報告は、出穂 のときでした。
 しかし、早いもので、あれから3週間が過ぎました。この3週間で稲は劇的に変化をしています。そう、もうたくさんの稲穂が垂れ下がってきています。
 
 稲作は日本の文化です。日本人の根底を成す精神構造や生き方についても少なからず影響を与えてきました。稲穂についても、皆さんご存知のとおり、次のような諺があります。
 
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
 私は、小さい時には親や祖父から 「実れば、実るほど頭を垂れる稲穂かな」と教えられた記憶があります。

 一般的に人は出世したり、お金持ちになったり、人より何かでいい成績を残したりすると、傲慢になったり、自慢ばかりしたり、我がまま(自己中心)になったり...となりがちです。しかし、そんなことをしているといつか他人に足元を救われ、転んだり、どん底に落ちたりするものだ。だから、偉くなればなるほど、人に頭を下げ、謙虚な生き方をしろ..といった意味でしょうかね。人の妬みが自分に災いすることを避けるための知恵の諺でしょうか?人間とは、悲しくもそうゆう生き物ですからね。
 しかし、この諺! 意外にも、多くの企業の経営理念や社訓などに採用されているんですね。ちょっと驚きです。

 果たして今の子供たちは知っているでしょうか???

 さて、長旅から帰ってきた私を待っていたのはもちろん表の仕事もたくさんあったわけですが、稲作の仕事もあるんです。先週の日曜日の10日には、稲作にとって支障をきたす「稗刈り」を行いました。

*画像は引用画像です。

 この稗は基本的に稲の成長過程で除草剤を散布しているので生えないはずなんですが、ほとんどの碑は育苗箱に入っていて、稲の成長と共に大きくなり、稲の成長の妨げとなる天敵のようなものです。この種がこぼれるとまた来年多くの稗が発生します。そのため、田んぼに入って、実が零れ落ちる前に刈り取らねばなりません。
 先週この稗刈りで水の入った田んぼの中を約3.5kほど歩いて刈り取ってきました。翌日から数日間はふくろはぎがだるくて仕方ありませんでした。歳ですね。

 そして、今日の仕事は田んぼのバルタン星人との格闘です。そう、それは こいつ です。



見るための心の準備...。3秒経ってから、マウスをくりくりしてくださいね。















*これも画像は引用です。自分では撮る気がしません。グロテスクな画像で失礼します。

 このバルタン星人が、田んぼの土手際のところに穴を掘って土手に穴を空けしまうう事があるんです。すると、田んぼの水が抜けてしまって、稲の成長にこれまた支障を来たすわけです。そのままにしておいても、どのみち来年は米つくりができなくなってしまいます。
 もっとたちの悪いのは「モグラ」ですね。こっちはトンネル堀の名人なので、長いトンネルを掘ってしまい、やはり水が抜けてしまいます。下の画像の穴がこのバルタン星人の棲家です。ここに水が流れ込んでいる場合は、水が抜けている証拠なので、ここを廃ビニールなどを詰めて塞ぐ補修作業をしなければなりません。
 今日はこの作業で3時間を費やしました。かなりへたばってしまいました。なんていったって奴らは、1.5から2メートルのトンネルを掘ってしまうので、簡単にこのトンネルを塞ぐことができないのです。

【バルタン星人の棲家】
 
*この写真ではなんだか分かりませんね。この棲家は水が入り込んでいないので、良質な住処です。こうした穴は塞いだりはしません。きりがないので...。

 さて、肝心の稲の状況はこんな感じです。小雨が降る中を撮りましたよ。なんていったって、旅から帰ってきて、一度もカメラを握っていなかったので、禁断症状が出ていました。

【№1風の通り道】

*昨日からの風雨で、稲が倒れ掛かったところがあります。まだ、完全倒伏するほどの風雨ではなかったし、茎も若いので、完全倒伏はないと思いますが、大きな台風が来ると倒れちゃうだろうなぁ..。これは、ここを風が通ったということでしょうね。

【№2 メインの田んぼは大丈夫】

*一番大きな8反の田んぼは無事、順調に生育中です。

【№3 アップで】


【№4 アップで】

*風に揺れてぼけてますが...。と言い訳をしておきます(笑

【№5 茎もこんな感じ】


 前回の出穂のことを掲載しましたが、実は出穂期の前に「減数分裂期」と言う時期を迎えます。
これは、家の父も稲の不思議と言っていましたが、稲の株は出穂期まで右肩上がりに株数が分株して増えていくわけですが、この出穂期の前段階で、増えてきた株数が減るんです。どうやって減るかというと自分で枯らして淘汰するみたいですね。
 父が言うには、おそらく今まで体を大きく成長していくことに力を入れていたものが、子孫を残すための出穂期に備えて、不必要な株を自ら淘汰するのではないかと...。私も調べましたが、本やネットからはこの原理は掲載されていませんでした。家の父は、なんでもこの原理を高校の時に発見して研究発表し、○○賞をもらったといっていました。そっち系統の高校でしたので...。
 植物は、時として心や頭脳があるかとの如く自己制御して生きていくものですね。
 
 さて、限りある資源の中で、増え続け、成長し続ける人類は....どうするんでしょうか?

 次回は稲刈りの準備かなぁ~? 

 





 
Posted at 2008/08/17 18:42:26 | コメント(6) | トラックバック(0) | 稲作 | 日記
2008年07月25日 イイね!

稲作シリーズ 芽 出穂  るんるん

7月24日(木) 晴れ 暑 冷や汗2

 7月13日(日)に追肥を行ってから約10日ほどで稲の穂が出てきました。追肥のタイミングとしては、絶好の時期だったといえます。この追肥の栄養分と太陽の燦々と輝く光を浴びて光合成を行い、穂を重くしていくのです。

 今日は、その紹介です。人間で言うと、大人の仲間入りをしたというところでしょうか?

【穂と止葉】

<解説>:
穂が出てきたのがお分かりかと思います。注目していただきたいのは、この穂のところについている「葉」です。この葉は周りのその他の稲の葉とは違います。いわゆる「止葉」といって、この葉が栄養成長である米になるための光合成を行い、実をつけていくに必要な工場の主たる役割を果たします。その他の葉は、成長に必要な光合成を行っています。つまり、葉によって、役割が違うということですね。この止葉が害虫にやられたり、病気が入って白くなってしまったりすると、お米は実入りが悪くなります。皆さんも身近に田んぼがある場合は、この「止葉」をご確認ください。稲の葉(株)もこれ以上の分裂はないですよ。

【猿が登る?】

<解説>:
稲の葉先に朝露があるのが確認できるでしょうか? これは朝と夕方(日が沈む頃)に見られる現象です。日中の太陽が高く上ったころには見られません。このことを昔の人は稲に「猿が登る」といったそうです。辞書には載っていないでしょうね。猿が登るとは、木の枝に軽々と猿が登るのと同じように水滴が稲の葉先に登ることを比喩したものらしいです。これは、常に稲は地下から根を通して水を吸い上げ、葉が萎れないように蒸散作用をしていてますが、これは日中だと気温が高く太陽の光を浴びて蒸発してしまいますが、朝夕では、日の光を浴びていないので、蒸発しきれない水分が稲の葉先に集まって水滴となるものです。したがって、早朝などはこの水滴が田んぼ一面の稲の葉先に集まって、なんとも幻想的な風景を見せてくれます。私も写真を撮るまではこうしたことに関心も持ちませんでした。これも、カメラのおかげです。

【稲の花】

<解説>:
稲の籾の部分に白い髭みたいのがあるのが分かりますか? 本当は開花の瞬間をアップしたかったのですが、時間がないので、失礼します。これが稲の花です。人が撮った写真ですが、こちらの方が分かりやすいので、流用させていただくと こんな感じ です。

稲作もここまでくれば、一安心といったところでしょうか? 後は、黄金色になるのを待つばかりですね。

稲だけでは飽きるので、庭に「オニユリ」が綺麗に咲いていたので、収めてみました。



そして、撮り方を変えてもう1枚アップです。


この方が多少「赤」が生きているかなぁ?

..で、レンズを替えて撮るとこんな感じ。




以上です。

Posted at 2008/07/25 10:49:29 | コメント(5) | トラックバック(0) | 稲作 | 日記

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