• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

鷹山のブログ一覧

2015年10月31日 イイね!

白馬岳登山記 ~山頂からの風景~ No3

2014年7月26日 3日目

 登山3日目。
 早朝、近くの山から初日の出を撮影。初日は雨に祟られましたが、2日目、3日目と快晴でした。

【No1】



 山頂で迎える朝日は何度見ても新鮮で胸のときめきを覚える。この瞬間を見るために登っているといっても過言ではない。山頂に宿営しないと見れない風景がそこにある。

 
【No2】



【No3】




【No4】




【No5】



【No6】




【No7】




【No8】




【No9】




【No10】


 撮影に夢中になっていて、宿営地に戻ったら、皆さんだいぶ出発していました。
 私も、急いで朝食を取り、山頂に向かいます。


~ 以下、山頂 標高 2932mの風景の風景 ~


【No11】






【No12】




【No13】


 北アルプスのこの切り立った山並のライン美しさは格別です。




【No14】


 下界に続く水の道が美しい



【No15】 

 
 この花。花図鑑で探してみると「イワツメクサ」ではないかと思います。1枚の花弁に深い切込みがあるので花弁が10枚あるように見えます。
 高山植物は、その場で名前や特性が分からなくとも、家に帰ってきてからネットで探すのも一つの楽しみですね。

 ~下山風景 山頂を後にして~

【No16】




【No17】



~白馬大池宿営地にて~

【No18】


 下山ルートは、白馬岳山頂から三国境を通って小蓮華山を経て、白馬山荘大池宿営地のルートを取りました。結構この下山ルートは歩きごたえがありました。



【No19】


 チングルマの群生




 夜、テントの中から横着して撮影したものです。流石に夜は冷えるので外で撮影する気力が残っていませんでした。



【No20】



【白馬岳について】
 私は、何となくですが、白馬(はくば)には、スキーに何度も行ったことがあったので、白馬岳(はくばだけ)となんで呼ばないのかと思っていたら、深田久弥の日本百名山(新潮文庫)にこう書かれていました。以下引用です。ご存知の方はスルーしてください。

 ~前文略~
 この立派な山に、以前は信州側にはこれという名が無く、単に西山と呼ばれていた。それがいつ頃からか代馬(しろうま)岳と名づけられ、それが現在の白馬岳と変った。代馬よりは白馬の万が字面がよいから、この変化は当然かもしれないが、それによってハクバという発音が生じ、今では大半の人がハクバ山と誤って呼ぶようになっている。この誤称は防ぎ難い。すでに膝元からして白馬村と唱えるようになった。
 代馬岳という名の起りは、山の一角に、残雪の消えた跡が馬の形になって現われるからであった。 田植にかかる前の苗代掻をする頃この馬の形が見え始めるので、苗代馬の意味で代馬と呼んだという。もう二十数年前、私の友人田辺和雄君が五月下旬、山麓へ行って、古老の話を聞き、その馬の形をつきとめてカメラに収めてきた。それは主峰よりずっと右に寄った小蓮華岳の右肩のはずれの残雪の中にあった。小さな地肌の黒馬であった。
 一説では、主峰と小蓮華との鞍部の左下に残雪の間に現われる地肌の形を、その馬だと指す人もある。どちらにしても、現地であれだよと指し示されなければ、見分けることの出来ないような形である。しかし朝夕山を仰ぎながら労働している山麓の勤勉な農夫たちにとっては、農事のしおりとなるハッキリした存在だったのであろう。一般の登山者で賑わう七月頃には、もう雪もだいぶ溶けて、馬の形は殆んど分らなくなる。

 ~以下略~

 恥ずかしながら、登るまで知りませんでした。

 実は、翌日の27日は白馬大池から栂池山荘を目指し、そこからロープウェイで下山したのですが、下山なので大したことはないと思っていましたが、一転して雨に祟られて散々な下山となりました。こうゆう時は、距離が長く感じるものです。雨の下山は視界が見えなくなり、足元も滑り、危険で心細くなるものです。荷物も雨を吸って重くなるので、それなりの装備をしておかないと通常より体力の消耗が大きくななりますね。
 
 いい経験をしました。


 おしまい。


Posted at 2015/11/01 10:10:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 百名山 北アルプス | 趣味
2015年10月26日 イイね!

白馬岳登山記 NO2

2014年 7月25日(金)

 登山2日目。朝4時起床予定のところをテントの中が寝心地が良かったのか、あるいは疲れていたのか寝過してしまって、5時にになってしまいました。急いで身支度をし、テントを撤収して登山を開始したのが、5時45分。白馬尻小屋を後にしました。

 登山開始をして間もなく、次の写真のように白馬大雪渓に遭遇します。ここでみんながアイゼンを装着します。アイゼンなしで登ることは危険でできません。

【No1】 AM6:12分




【No2】 AM8:42分


 
 葱平到着です。コースタイムはガイドブックで150分なので、非力な私としてはまずまずのペースだったかもしれません。
 この写真を見ると分かるように大雪渓を人が一列になって登っていくのです。この風景を見て芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を思い出したのは私だけだろうか? 昔、国語?道徳?の授業で習ったような気もすがする..。
 
 登山をしている人からは何を今更と言われるかもしれませんが、知らない人はこんな広い雪渓をなんでみんな同じところを登るのか? と思う人もいるかもしれませ。しかし、これには、理由があるのです。実は、この雪渓は、時折山から落石があり、猛スピードで落ちていくため、コースを外れて歩くことは落石に当たって大怪我をするか死んでしまう可能性があるからなのです。落石があると、気が付いた人が下に向かって「落(らく)!!」と叫びます。こうして注意を促すのです。実際、私は数回、落石を見ました。あれが当たったら命はないな..と思いつつ登った次第です。

 私にとっては、この雪渓を登っていくことは、かなりしんどかったです。30歩登っては小休止、また30歩登っては小休止といった具合です。登っているときはいつになったら葱平に着くんだろうと思っていましたが、一歩一歩登ればいつかは到着しますね。

 そて、葱平で少し休憩し、アイゼンを外して登山開始です。しかし、さらに登っていくとまた雪渓があり、アイゼンを再び装着せねばなりませんでした。
 

【No3】 
 

 今日の宿営地である村営頂上宿舎テント場に到着したのは、ちょうど正午でした。もうこれ以上歩けないというところまで疲れ果ててしまいました。やはり、普通の登山と違って、雪渓を登るとかなり体力を消耗しますね。へとへとになてしまいました。ここでテントを設営し、昼食を取り、まったりしていると救助用のヘリがやってきました。誰かが怪我をしたようです。 
 登山をするといつもこうしたヘリに遭遇しますね。油断大敵です。平地と違って、登山にしても、下山にしても、皆荷物を背負っているので、助けることはできません。できるのは救助ヘリ呼ぶぐらいでしょう。
 

 さて、ここからは、この日に白馬山荘までをぶらぶらと歩き、一帯を撮影した写真をご紹介します。
朝登るときは、曇っていましたが、ガスを潜り抜けると快晴でした。

【No4】 ウルップソウ?

 間違っているかもしれないけど、この高山植物は、「ウルップソウ」と呼ばれる紫の花穂を持つ植物かもしれません。きれいな花です。花と風景を撮りたかったので、このときはEF135mmF2.0Lを持参しました。
 


【No5】 サンカヨウ?

 この花も可憐できれいですが、名前は自信ありません。あくまで花図鑑で見た場合、似ているという程度です。




【No5】 シナノキンバイ





【No6】




【No7】


 テント宿営地です。似たようなテントがあるので自分のはどれだか忘れました。これらのテント群中には、若い女性の単独登山の方もいます。よくぞこれだけの荷物を担いでここまで来たと思ったものです。
 ここは、周りが山に囲まれてはいますが、それでも結構風当たりが強い時があります。山頂近くだから当然といえば当然ですが..一人でテントを張る場合は工夫も必要ですね。



【No8】 雪煙


 山頂近くは、まだ雪渓が残っていて、風が吹くと雪煙が舞います。



【No9】




【No10】


 白馬山荘です。
 この山荘には、泊まってみたかったです。アルプスの山荘は比較的レベルが高いですね。



【No11】

 
 周囲は、見渡す限り大パノラマです。



【No12】




【No13】


 槍ヶ岳が見えますね。来年はここに登ってみたい。




【No14】




【No15】




【No16】 写真を撮る人




【No17】


 この鳥、もしかして「イワヒバリ」という鳥かも? 幸運にも、近くまで寄っても、人に慣れているのか、逃げないで被写体としておとなしく映ってくれました。



【No18】




【No19】




【No20】




【No21】


 天空の空に沈みゆく夕日を撮影するカメラマンたち



【No22】


  白馬岳は、標高2932mと3000mには届きませんが、山頂付近は日も暮れると寒いですね。
  白馬岳はガイドブックでは、技術度★★★ 体力度★★★の山です。登る困難度は、標高だけでは推し量ることはできませんね。


 ちょっと写真が多かったですが、白馬岳宿営地付近からの撮影でした。
 翌日は、山頂にアタックです。



 続く
Posted at 2015/10/27 21:45:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 百名山 北アルプス | 趣味
2015年10月19日 イイね!

白馬岳登山記 NO1

2014年 7月24日 曇り/雨

 昨年の7月に白馬岳に登ってきました。いつもならばこの時期は妻と一緒に長期休暇を取って出かけるところですが、事情があって私だけ夏山登山です。
 
 白馬岳を選んだのは、なんといっても大雪渓をアイゼンで登りたかったからです。夏の暑い時期に涼しい雪渓を登る気分はどんなだろうと期待してのことです。でも、その気持ちは登ってから消し飛びましたが..。

 白馬岳は、先のブログで紹介したとおり、テント泊での装備を担いでの登山です。写真は、出発前のザックです。

【No1】 BALTORO75






【No2】

*ザック一式です。重量は約21kぐらいだったと思います。
*白馬岳へのアクセスは、まずは白馬にある村営の無料駐車場に車を停め、そこからバスで20分ちょっと乗って終点猿倉に向かいます。




【No3】 テント設置完了

*私が行ったときは、猿倉では大雨でした。猿倉でレインジャケットなどの雨具を身に着け、今日の宿営地である白馬尻小屋を目指します。猿倉から一気に登山をする人の方が多いでしょうが、私は体力がないので無理はしません。
 白馬尻小屋で雨が止むのを待ってテント設営です。テントはモンベルの二人用軽量テントです。重量1.39㎏です。





【No4】 白馬尻小屋から臨む大雪渓

*写真は、白馬尻小屋から臨む翌日に登山をする大雪渓です。
 私の隣にテントを張っていた人は、年齢80歳。それでいて25キロのリュック担いで登山をするのだそうです。恐れ入ります。しかし、話を聞くと普段から体を鍛えているとのこと。やはり、高度経済成長を支えてきた人たちは違いますね。私にはとても真似はできそうにありません。
 これが登山としての初のテント泊でした。夜中雨に見舞われたりしましたが、意外に快適に寝ることができました。まだ、この段階では余裕がありました。



続く。


Posted at 2015/10/19 23:12:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 百名山 北アルプス | 趣味

プロフィール

■ P R ■ 撮影がメインのブログです。 ■Camera履歴■  ①CANON EOS 40D 2007年 12月15日購入   →2010年...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2015/10 >>

    123
45678910
11121314151617
18 192021222324
25 2627282930 31

リンク・クリップ

三多気の桜 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/04/29 23:03:07
ホタルの撮り方 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/04/23 22:25:28
絶景の岬 〜礼文島 ①〜 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/03/09 20:56:12

愛車一覧

BMW 4シリーズ グランクーペ BMW 4シリーズ グランクーペ
◇10年間お世話になったLexusGSから初の外車となるBMWに乗り換えました。車は国産 ...
スズキ スペーシアカスタム スズキ スペーシアカスタム
2017年1月14日契約。納車2月4日。妻との共有車です。主として街乗り、仕事で使うこと ...
トヨタ アリスト トヨタ アリスト
長い付き合いでした。相棒と別れるのはつらいけど。2台は所有できないので、泣く泣く手放しま ...
レクサス GS レクサス GS
<主要装備> (1)メーカーオプション   ①プりクラッシュセーフティーシステム    ...

過去のブログ

ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation