2019-11-3.4 晴れ
2か月もみんカラをさぼってしまいました。仕事のせいにしてはいけませんが、仕事の山場があり、メンタル的にも余裕がない時期でした。今は、何とかこの山場も乗り切り、年末も差し迫ってきましたが、写真活動を含めて溜まったネタを記録しておこうと思っています。
タイトルににもあるとおり、今年を振り返ると、百名山登山を目指している割には、たいして登山もできないうちに時が経過してしまい、9月の日光白根山以来となりましたが、この時期に安全に登れる山として、山梨県の大菩薩嶺に登山をしました。登山といっても、この山は、標高2057m。登山口である上日川峠Pからは2時間からゆっくり登っても3時間で登れるハイキング的な登山です。通常であれば、日帰り登山なのですが、例によって、夕景と日の出を見たかったので、山頂直下にある介山荘に宿泊するという1泊2日コースです。
登山はしんどいからと思っている方も、この山なら気軽に登れて、富士山の雄姿を真近に拝める山でお薦めです。では、よろしかったら、同じような写真になりますが、お付き合いください。
【1】ロッジ長兵衛

*登山口の上日川峠Pは、それほど大きな駐車場ではありませんが、地図上では60台となっています。私が朝到着したときには、既に満杯の状態でしたが、かろうじて停めることができたところです。 大菩薩嶺は首都圏に近いこともあって、人気もあるので、車でお越しの方は早めの到着を考えた方がいいかもしれません。ちなみに、ここには、ロッジ長兵衛さん管理のテント場もあるので、ベースキャンプにして登山をするのもいいかもしれないですね。
【2】福ちゃん荘

* 登山口から約30分ほど登るとこの福ちゃん荘に辿り着きます。ここは、宿泊もできますが、泊るというより、茶屋として利用される人の方が多いかもしれません。体もちょうど温まり、いい汗を掻いたところなので、一息入れるのにはいいかもしれません。ちょうど近くにトイレもあります。
【3】冷えたビール 旨そう
【4】
【5】富士見山荘付近

*福ちゃん荘から歩いて5分程度のところに休業中の富士見山荘が出てきますが、ここが最初に富士山を拝める場所になります。木々の合間から、富士山の山頂がひょっこり顔を出している姿を見ると胸が高鳴りますね。
【6】苔むす岩
【7】7大菩薩峠到達記念
【8】南アルプス三連山

*8登ること2時間程度で、大菩薩峠に到着です。写真は大菩薩峠からの風景です。この日は山頂はあえて目指しませんでした。ゆっくりと山容を眺めることとしました。
写真右から日本で二番目に高い「北岳」と三番目に高い「間ノ岳」、そして二百名山の「農鳥岳」が見えます。
【9】

*この場所から見える富士山の姿です。やはり、富士山は他の風景と絡めてとるのがいいですね。そのためには、もう少し登らなければなりませんが、今日はここまでです。この日の宿泊は冒頭でも紹介したとおり「介山荘」宿に泊まりました。介山荘の所以は、「大菩薩峠」の著者である中里介山からとったものだと思います。
この宿は、季節によりますが、1泊2食で7800円。内容からするとかなりリーズナブルです。登山者にとって楽しみなのはなんといっても夕食ですが、夕食の食前酒になんと赤のグラスワインが出てきます。私はこの一杯で十分酔えるので満足です。夕飯のメニューはカレーでしたが、大変おいしかったです。お代わりも自由です。
家族経営で行っているようでしたが、親の躾が素晴らしいのだと思いますが、よく息子さんが働きます。親に怒られても、黙って言い返しもせずに黙々と働く息子さんの姿を見るにつけ、いい親子だなぁ~と心温まる思いでした。息子さんは、まだ、中学生程度だと思いますが、よく気の利く子でした。将来、この宿を継ぐのかなぁ~と思ったところです。ほんと、この宿はいい宿でした。また、泊ってみたい山小屋です。
【10】夜明けの風景
【11】夜明けの瞬間

*雲が赤く染めあがります。
【12】ご来光

*また、一つ、ご来光を拝むことができました。幸せな一瞬です。
【13】ほのかに染まる富士山
【14】富士山の全容

*大菩薩峠から20分程度登ると、眼下に大菩薩湖と富士山の全容が見えてきます。この辺のポイントが一番見晴らしがいいかもしれません。早朝からの行動なので、富士山もガスがかかっておらず、よく見えました。ちなみにこの日の午後からは、富士山は雲がかかって見えなくなってしまいました。
【15】富士山を撮る人を撮る
【16】
【17】沸き立つ雲が神々しい
【18】
【19】眼下に見る介山荘
【20】
【21】つぶらな瞳

*ワンちゃんと一緒に登山をしている若夫婦がいたので、撮影の許可をもらって撮らせていただきました。かわいいですね。
【22】山頂

*実は、山頂は木々に囲われていて、風景は見れません。ですが、山頂到達の記念バッジは例によってゲットしました。
【23】【登山記念バッジ】
【24】
【25】無事下山
【26】今回の登山ルート(軌跡)
【26】景徳院を訪ねる

*本来は日帰り登山のところを1泊したため、時間に余裕もあったことから、帰路の途中にあった武田勝頼公を祭ってある景徳院を訪ねました。誰もいませんでしたが、勝頼公の無念を偲び、合掌をしてきました。
今回の登山を振り返ると、ハイキング程度の登山ではありましたが、富士山を真近に見ることができ、山小屋も充実していたし、満足度の高い登山となりました。この後は、仕事が忙しくてどこも行けませんでしたが、今年最後の思い出の登山となりました。来年の登山計画は、また、年末年始に練りたいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
年内には、もう少しブログアップしたいと思っていますが..どうなることか?
Posted at 2019/12/29 16:51:32 | |
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