ロードノイズ対策（見直し＆検証編）

昨日整備手帳で「ロードノイズ対策＆新しい素材使用（感想編）」をｕｐしたとおり今回のロードノイズ対策で結構効果を感じてましたので、ある程度満足していたのですが、あの大御所たかかめさんから素材の取り扱いについてコメを頂きましたので、本日若干見直しをして走ってきました。

見直し点は先ず吸音材の性質についてでした。
私は以前個人的な疑問からエーモンの「ロードノイズ低減マット」を表裏逆に敷き直してました（参照：http://minkara.carview.co.jp/userid/327796/car/275256/1042262/note.aspx）。
この件につきたかかめさんから吸音材の本来の性質についてご教授頂いた内容が以下のとおりです。

たかかめさんからのご意見。

吸音材というのは音を乱反射、あるいは音の伝達を遅らせたりして共鳴や反響音の低減させる事を目的に主に用いられています。
音そのものは透過しますし、減音率も微々たるものです。
遮音材は逆に音を反射させるものです。
反射する事でこちらに届く音の大きさは吸音材よりもはるかに少ないですが車などではその反射させた音がさらにフレームなどで反射され、これが反響音となってより音を大きくさせてしまう事があります。
そうさせない為にも間に吸音材を挟み、なるべく音を反響させないようにするのが効果的だと私は考えます。

との事でご自身のＨＰでも解説されていました（参照：http://step.takakame.com/SoundIsolation/index.asp
）。

そこでこれらのご意見を元に現在「ゼトロ耐熱吸音シート」を貼り付けて吸音材を上・遮音材を下にしてカーペット下に敷いている「ロードノイズ低減マット」を取り外し。

今回はエーモンの取説どおりに遮音材を上面にして敷き直して（「ゼトロ耐熱吸音シート」が一番下になります）、昨日の感想編と同じ道を走ってみました。

ドライ状態での走行。
バイパスでの走行（６０～○２０ｋｍ）。
やはり橋の継ぎ目等は無いかの様に見事にノイズはカットされています。
違いを感じたのはタイヤが替わったかの様にゴツゴツ感が感じられなくなりました。

市街地での走行（４０～７０ｋｍ）。
昨日の感想では「段差もかなり軽減され一番ビックリした」とｕｐしましたが、それどころではありませんでした。
ちょっとしたマンホールの凹みは軽減というより有る事すら感じない位です。
今日の検証の結果感じたのはエーモンの「ロードノイズ低減マット」は効果は有りますが、吸音材自体が薄すぎるのでは？という事です。
その代わり「ゼトロ耐熱吸音シート」という優れたシートを貼り付けたので今回の様な結果が出たと私個人としては感じております。

今日は曇天でしたので、雨天時での検証は後日また行いたいと思います。

たかかめさんからは更に鉛シートがお勧めとの事でしたので機会があれば是非利用してみたいと思います。

たかかめさんにはこの度はいろいろご指導頂きありがとうございました。