987to981to991のブログ一覧

仕事にクルマを使うことは滅多にないのですが、コロナの影響で電車を避けて今日は往復200kmの出張ドライブ（県内）でした。



先日は高速でGT4にぶち抜かれましたが、今日は白い981ケイマンが、自車より３台前を走っていました。それを時々眺めながら「981を真後ろ遠目から見ると、あまり美しくない」と思いました。



左右に角度をつけて見ると流麗さがわかるし、近くで見ると抑揚あるラインもきれいだと思うのですが、真後ろから遠目でみると、やや左右に間延びした感じで、他のオーナーが気分害したら申し訳ないけれど、ピスタチオとか落花生を想像してしまう。
後ろ姿は991かなあ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

高速でまぁまぁのスピードで走行中GT4にぶち抜かれた。

ENGINEという車雑誌があるくらいですから車好きにはエンジンが大事なのは常識ですが、一般人はエンジンは静かでスムーズが一番なのでしょうね。

初代セルシオの助手席に乗った時たまげたし、あれはあれですごいのですが、鈴鹿サーキットに子どもの頃からよく行った身からするとエンジン音は生活音（嘘）なので、ないと寂しいのです。



いろいろなエンジンに乗りましたが、所有したものの中では、今のケイマンSが一番パワーもあり好みですが、もう一台あげるとしたらBMW E36 M3BのS50エンジンです。BMWの直6はシルキー6と言われていましたが、S50はシルキーというには迫力ありすぎ。可変吸気システムがRolls-Royce製なのが少しくすぐられるポイントでした。

無邪気にエンジン音を楽しめる時代（社会）じゃなくなるのもそう遠くないと思うと寂しいものです。あと20年は、難しいでしょうね。。

前の東京五輪の年に生まれたスーパーカー世代の私ですが、昨日 Amazon Primeで、MiuraとDino 246GTに鈴木亜久里氏が乗り吉田匠氏がコメントする番組を見ていました。「スーパーカー伝説（前編）」だったかな。

吉田匠氏が「当時はポルシェ (Carrera RS?)の魅力は理解できず、Dino 246GTのほうが良いと思った」というのを聞き、MiuraとDinoの美しいボディの映像を見ていると「ケイマンオーナーの中には、ポルシェが好きなんじゃなくて、流麗なボディラインのミッドシップが好きで選んでいる人も少なからずいるんじゃないか？」と思ったのでした。981/982は見るほどに自社の904よりも、他社のミッドシップカーにむしろ似ているような。

そう思いながら、今朝ケイマンに乗ってみて、エンジン音聞きながら運転するうち、やはりポルシェだから良いのかな、と思い直しました。「ポルシェは乗ってこそわかる！」とこだわりだすと、911へ、しかも空冷へ、と進んでしまうのかも。「ミッドシップが好きなのだ！」とこだわると、フェラーリやマクラーレンへ向かってしまうのか。いずれにせよ妄想ですが。

乗り味・デザイン両方を満たしてくれるのがケイマンということで納得。
それにしてもMiuraのV12横置きエンジンが運転席から丸見えなのは強烈。