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black frogのブログ一覧

2024年04月20日 イイね!

新型カイエンは買いなのか?

新型カイエンは買いなのか?みん友さん限定ブログで、みん友で熱心なポルシェ真理教の信者であらせられるlidocaine師から「お布施をせよ、さすれば道は開かれる」と説かれ、食わず嫌いはイカンと思い直し、新型カイエンについてちょっと調べてみました^^。新型カイエンは、昨年4月の上海モーターショーでプレミアし、日本でも納車が始まっています。

新型カイエンは一応マイナーチェンジという扱いですが、内外装、中身含めかなり大幅な刷新を受けました。純ガソリンモデルと、ハイブリッドモデルが混在するのは先代同様で、モデル展開は大まかにカイエンと、ルーフラインが低くなってクーペシルエットを纏うカイエンクーペがあり、それぞれに素(V6 ICE)、S(V8 ICE)、Eハイブリッド(V6+PHEV)、S Eハイブリッド(V6+PHEV)、ターボEハイブリッド(V8+PHEV)、そしてクーペではさらにwith GTパッケージという構成です。注目すべき点としては、カイエンSでは従来のV6からポルシェ謹製のV8ツインターボエンジン(純ICE)に変更になった点が挙げられます。モーターアシストの恩恵はあるものの、車重はPHEVモデルの方が純ICEモデル比で約400kgほど重く、荷室のスペースも狭くなっています。今後マカン同様、カイエンもEVへとシフトする予定のようですが、当面は純ICEとPHEVの併売となりそうです。

カイエンはポルシェAGが経営危機に喘いでいた時代、スポーツカーメーカーが作る「スポーツSUV」という新ジャンルを確立し、会社の経営建て直しに大きく貢献したモデルです。初代モデルはVWトゥアレグをベースに作られ、当時乗った時は正直あまり感動はしませんでした。というか、ボディは緩いし、パワートレーンも凡庸、ブレーキなんて全然効きやしない・・なんだかポルシェのバッヂを付けただけのまんまトゥアレグという印象でした。幻滅して以来、その後に登場したカイエンには試乗したことはありませんでしたが、新型カイエンについてはかなりスポーティー方向に乗り味を振り切っているようで、相当走りが良いらしい。そして個人的に惹かれるのは、やはり絶滅必至のV8純ICEエンジンを積む新型カイエンS!ポルシェが作るV8エンジン搭載モデルに乗るチャンスはスポーツモデルを含め、恐らくこれが最後でしょう。

ちなみに先代ではSの上位バージョンとして人気のあったGTSですが、今の所モデルラインナップには見られません。噂に拠ると夏頃には発表されるようですが・・。新型カイエンGTSのエンジンがS同様に、純ICEのV8になるのか、PHEV(ターボEハイブリッドをデチューンしたユニット)になるのかは不明ですが、純ICEであってほしいなあ、と思います。ちなみにSでカーコンフィギュレーターをやってみたところ、車両価格1561万円+オプション価格715万円で合計2276万円になりました。ポルシェのOP地獄は健在(シートヒーターすらOP扱いw)で、高い事は高いのですが、Gクラスの怒涛の値上がり(G450dの予価が2200~2400万円、G63に至っては3000万円オーバー)を考えるとリーズナブルに感じてしまいます(狂)。ハイブリッドモデル、EV以外は教団に「お布施」としては認められないかもしれませんが、要試乗!ですね♪
Posted at 2024/04/20 08:59:29 | コメント(5) | ポルシェ | クルマ
2024年04月09日 イイね!

Porsche 911(Type 992.1)総括

Porsche 911(Type 992.1)総括992カレラTが納車になり、6か月が経過しました。未だ走行距離は1000kmちょっと、とナラシすらまだ終わっていませんが、何となく992.1というモデルがどういうモデルなのか、朧気に分かって来たので992.2が出る前に一度総括しておきたいと思います。まだ全然レブまで回せていませんし、そこは少し間引きしつつお読みいただければ、と思います。

カレラTはご存知の通り992.1の素のRRカレラをベースにしたモデルです。軽量化をほどこし、スポーツシャシー、スポーツエギゾースト、機械式LSDを標準装備。そして私の車両には、通常素カレラでは選択出来ないリアアクスルステアリング(RAS)をOP選択しています。また、カレラTの大きな特色として、これまではGTSでしか選択出来なかった7MTが選択出来るという点が挙げられます。つまり、GT3を除くカレラ系としてはもっともピュア911らしい乗り味を持ったモデル、ということになります。ピークパワーこそ385㎰とカタログスペック上は大した数字ではありませんが、実際に乗ってみると遅いと感じる事はまったくなく、7MTの小気味良いショートストロークと相まって、非常にドライバーとの対話性に富むスポーツカーに仕上がっています。私が考える「理想の911」とはRRでシンプル、そしてMTであることに尽きます。その点で992.1カレラTは理想のポルシェです。

エンジンはカレラ系全モデルに共通する3.0Lツインターボユニットですが、上位モデルのSやGTSとはECUチューンのみならずタービンの大きさも違います。もっとも小さいタービンを持つ素のエンジンは低回転からトルクの立ち上がりが良く、リニアにふけ上がります。過去ブログでも、もはやターボを感じさせない、ということを書かせていただきましたが、回転フィールやサウンドは本当に限りなくNAに近いと私は思います。翻って、よりパワーの出るSやGTSのユニットは中~高回転域での炸裂感は一段と強烈ながら、明確に「ターボエンジン」であることが分かるテイスト(中低速域では僅かながらラグを感じる)になっており、ここは好みの分かれるところかもしれません。少なくとも公道で走る上では素カレラのユニットで不足を感じることはありませんし、小タービンならではのレスポンスの良さは大きな美点です。

そして992系全般に言えることですが、ボディ剛性は極めて高く、とりわけGT3は圧巻です。みしりとも言わないボディに加え、GT3の場合はフロントのダブルウィッシュボーンサスペンションの存在も大きいです。カレラ系のストラットと比べると、接地感が極めて高く、高速走行時も、コーナリング時も鬼のように安定しています。GT3RSはこれに加え、強力なダウンフォースを発生する巨大リアウィングを備えるため、その実力たるや推して知るべしかと思います。一言で言って、992系はこれまでの水冷911の集大成の名に恥じない、正に最新=最良を地で行くような素晴らしいモデルに仕上がっていると思います。世界のベンチマークとして君臨し続ける911というモデルはやはり特別な存在だと思います。私の中での総括としてはカレラTはストリート最強、GT3/GT3RSはサーキット最強のポルシェです。

一方、992全モデルに共通する唯一と言って良いネガは、ボディが大きく感じるという点です。素のカレラで全長4519mm×全幅1852mm×全高1300mmという体躯は、昨今のスポーツカーの中では特別大きいモノではありません。むしろ、衝突安全性の問題や、時代の流れを考えると頑張っている方だと思います。しかし!乗ってみるとお分かりいただけると思うのですが、992はスペック以上にデカく感じます。なかなか言葉で表現しにくいのですが・・空冷のあのコンパクトさは別格としても、996~991世代と比べても大きく感じ、体感的にはV8フェラーリと同じくらい大きく感じます。そのため、乗り出してしばらくはそのデカさに慣れるのに時間が掛かります。もちろん、1分もすれば慣れるのですが、乗った瞬間に「着る」感覚だったこれまでの911とは明確に違います。これがどうしてもしっくり来ないという往年のポルシェ乗りが存在するのはとても良く理解出来ます。

アメリカのYouTuberで空冷から歴代911を乗り継いで来られたWillさんという方がいらっしゃるのですが、納車して約5か月(3000マイル)で、人生で初めて新車オーダーした992カレラTの売却を決意した、という動画をアップしておられて、一番の理由にこの感覚的な大きさを挙げられていました。この方は、992の前は991.2のカレラSに乗っておられたのですが、991.2の方が人車一体感が強く、コンパクトに感じ、高回転域でのエンジンサウンドも猛々しく好みだった、と語られています。みん友さんのlidocaineさんも991.2をキープされ、992カレラTを手放されましたが、どうもこの辺が理由なのかな?と想像します(lidocaineさん、間違っていたらごめんなさい^^;)。後期型の992.2がどのような進化を遂げて来るのか大変楽しみである一方、ウワサされるMHEV搭載などにより992.1よりも更に大きく、重たくなるようなら・・さすがにちょっと萎えるかもしれません。

Posted at 2024/04/09 14:01:32 | コメント(2) | トラックバック(0) | ポルシェ | クルマ
2024年03月13日 イイね!

速報!992.2MHEV化続報!

速報!992.2MHEV化続報!ついに続報が出て来ました!本日発表のAutocarの記事に拠れば、3月12日にポルシェAGは今夏のマイナーチェンジに合わせ、48VのMHEVモデルを投入すると正式に発表したようです。これまで様々な憶測が飛び交っていましたが、現状もっともオフィシャルな情報に近いと思いますので、ご紹介したいと思います(画像はAutocarのレンダリングCG)。

911hybrid(仮称)は、既存のターボエンジンにモーターを組み合わせ、後輪はエンジン駆動、前輪はモーター駆動のAWDになるとのこと。現時点では重量増などの問題があり、PHEVの投入は未定ということも併せて報じられています。これまでの飛ばし記事や情報では、素カレラを除く全モデルがMHEV化するという話でしたが、この記事を見る限りAWDモデルのみMHEVに移行する、という風に読み取れます。即ちRRモデルはこれまで通り純ICEモデル、4系(カレラ4、4S、4GTS)はMHEVということになります。これまでMHEVモデルはすべてPDKになると言われていたので、もしRR=純ICE、AWD=MHEVということになれば、RRモデルについてはマニュアルトランスミッションが生き残る可能性が出て来ました。

さてこうなりますと、素、S、GTSのRRモデルでMTが選べるモノについてはかなり需要>>供給になることが予想されます。すでに一部ディーラーでは受注を受け付けているようで、今夏発表という情報が本当であればディーラーとお付き合いのある方は早目にデポジットを収めた方が良いかも知れません。過去の記事で、私はカレラTはディスコンになるのでは?と予想していましたが、RR=MTが存続するのであれば992.2のカレラTも一気に現実味を帯びてきます。まあ前期型同様、恐らくモデル末期の投入になるでしょうから、まだ何とも分かりませんが・・。また僅かながら、RRのカレラ系がそもそも無くなる可能性も絶対に無いとは言えません。いずれにせよ、いよいよカウントダウンです!あとはオフィシャルアナウンスを座して待つのみ!ですね^^
Posted at 2024/03/13 13:55:34 | コメント(2) | ポルシェ | クルマ
2024年02月24日 イイね!

911カブリオレについて

911カブリオレについてこれまで私は6台の911を所有して来ましたが、いずれもクーペです。やはり911=クーペという想いが強いのと、実際に剛性感ダイレクト感を考えると屋根のあり無しで大きな違いがあると考えるからです。しかし、人生アガリのクルマ(たち)、という幻想を突き詰めていくといつかはオープンカーをまた所有したい、という欲求が首を擡げて来ます^^;。

911カブリオレの歴史は意外に旧く、「初代カブリオレ」がデビューしたのは930世代の1983年となります。一方、手動で屋根が取り外せるタルガトップの方がさらに歴史は古く、1966年から存在していました(いわゆる電動キャンバストップが採用されたのが1983年)。それでもすでに初代の登場から40年以上が経過しています(マーケティングが得意なポルシェが昨年911カブリオレ40周年記念モデルを登場させなかったのは不思議です)。その後も連綿とカブリオレは作り続けられ、現行992でももちろん設定はあります。高温多湿の日本では圧倒的にクーペが人気ですが、実は北米や欧州ではクーペ:カブリオレの販売比率は50%ずつとか。それだけ根強い人気を持つカブリオレですが、冒頭で述べた通り私は今の所ご縁がありません。

ではなぜ今更カブリオレに惹かれるのか、というと過去の経験から、オープントップの気持ち良さは他のクルマでは得難い、という事が脳裏に焼き付いているからです。クルマの動力性能だけを追及すれば車重が軽く、剛性が高いクーペに分があるのは当然ですが、クーペには無い開放感がカブリオレにはあります。ただ、カブリオレの場合、電動トップを格納するスペースの問題があり、クーペ以上に後部座席がタイトなのと、さすがにキャンバストップとなると屋外保管は難しいです。となると、基本的に私の場合はガレージ内のファミリーカー(現状G63)が不要になり、かつ子供を後部座席に乗せる必要があるうちは現実的に難しい、ということになります。そう考えるとあと10年くらいは厳しいですかね・・。

もう一つカブリオレの問題点はマニュアルトランスミッションの設定が無い事。最後にカブリオレでMTの設定があったのは997世代でしょうか?991世代以降は、カブリオレはすべてオートマ(PDK)しか設定されていないように思います。MTのポルシェを1台は絶対に手元にキープしておきたいので、そうなるとカブリオレをもし今後買うなら「増車」、ということになります。ファミリーカーが不要になり、クーペとカブリオレを使い分けられるようになればポルシェ好き冥利に尽きます♪(クルマの性質上、カブリオレなら別にオートマでも良いかな、と思っています)で、私の場合は別にターボとか、ターボSとかじゃなくて全然良くて、素の911カブリオレで十分。ただし、内装には拘りたいですね~。カブリオレにはいわゆる「旦那仕様」が似合います。皆さん、911カブリオレはどう思われますか?

Posted at 2024/02/24 14:28:17 | コメント(6) | トラックバック(0) | ポルシェ | クルマ
2024年02月20日 イイね!

992カレラTの「次のポルシェ」を考える

992カレラTの「次のポルシェ」を考える季節外れの暖かさとなった関東地方ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?先日ちょっとまとまった距離を992カレラTで走りました(と言ってもまだまだナラシは終わらないのですがw)。で、改めてめちゃくちゃ良く出来たスポーツカーだと思いました。デザイン、パワー感、トラクション性能、ステアリングレスポンス、シャシー剛性、サスペンション性能、どれを取っても文句の付け所がありません!

そんな992カレラですが、もう間もなく後期型へとシフトする予定です。噂によると、992後期型は4月~5月頃のデビューが秋頃にずれ込む予定とのこと。その背景には、件のVWグループのウイグル禁止法違反が関係しているとかしていないとか。いずれにせよ、今年中には992.2が出るのは間違い無さそうです。しかも、従来はカレラS、4Sから順次モデルを展開していたのに対し、今回は素カレラとGT系を除き、全モデルが一斉に出るようです。素カレラ以外はすべてmild hybrid搭載(すなわちPDK一択)が予想される中、カレラTはそもそも作られるのか?という問題がありますが、様々な情報を総合的に勘案すると個人的には後期型ではディスコンとなる可能性が少なからずあると予想しています。

冒頭で述べた通り、現状カレラTに不満はなく、敢えてどうなるか良く分からないmild hybrid版992.2カレラ争奪戦に名乗りを上げる事は今の所考えておりません。ではどんなモデルが出たら食指が動くのか?これはもうシンプルで、ICE+MT+RR(+理想を言えばNA)という組み合わせの、カレラTの後継に相応しいモデルが出たら、という事になります。従来のGT系の4.0Lでも良いですし、GTSに搭載が予定されているNA+電動ターボでも良いです。ただ、MTでなければ食指は動きません。昨今、どのメーカーもDCTだらけで、MTが選択できないならわざわざポルシェを選択する必要性を感じないからです。そのくらい私にとってはMTは譲れない要素です。MT、NA、ダックテール付(OPでも可)のRRモデルが出るようなら真剣に考えます^^。
Posted at 2024/02/20 13:48:12 | コメント(4) | トラックバック(0) | ポルシェ | クルマ

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「MAZDAアプリ内のウェイティングルーム、この1週間ほどの間に登録者数が急に200人以上増えましたね。転売ヤーの方々、ご苦労な事です😒😒😒」
何シテル?   10/03 15:20
Ohne Porsche kann ich nicht leben. 趣味車:991GT3TP(2018年式 左MT) アシ車:GR86“リッジグリーン...
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