NARDIのステアリングに交換【後日修正あり】
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
マイコペンは2ndアニバなので純正ステアリングはMOMOの赤黒レザーです。
太めの握り心地やシートとお揃いの赤い差し色がとても気に入ってますが右側の赤の黒ずみが気になってきました。
そこで昔から憧れていたナルディウッドに交換することにしました。
今どきステアリング交換するのは昭和のオッサンくらいかもしれませんが・・・。
2
購入したステアリングはナルディクラシックウッドのポリッシュ360mm(N120)
昨年の12月にオーダーしましたがコロナの影響で世界的に在庫がなく納期未定、しかも数ヶ月前に大幅値上がりしたのでヤフオクとかも考えましたが大陸製コピー品を掴まされないよう思い切ってヤフーショップで新品をオーダー。
オーダーした事を忘れてた3ヶ月後の昨日いきなり届きました。
青いカバーから出てきたのはとても美しいステアリング。
結構なお値段でしたがイタリアの伝統工芸品と考えれば適正価格でしょうか。
3
お楽しみの交換作業。
ステアリング交換は初級作業で今更ですが作業工程を紹介します。
前準備としてステアリングがまっすぐになるよう車を停めたらエアバッグが誤爆しないようバッテリーのマイナスを外し10分程度放電します。
ステアリングを外す前にまずエアバッグを外します。
ハンドル左右のトルクスネジを緩めたらエアバッグがカパッと外れます。
2ndアニバはホーンボタンがセンターにはないのでエアバッグに繋がっているのはエアバッグ用の黄色配線だけです。黄色いカプラーを外してエアバッグを取り出します。
4
次はステアリングの取り外しです。
センターの19mmナットを緩めてステアリングを思い切りガクガクゆすりながら引き抜きます。
勢い余ってステアリングで顔をヒットしないようナットは外さず緩めた状態でステアリングを引き抜くのが鉄板ルールです。
白いホーン配線のカプラーを抜いてステアリングを外したらコラム中央の半円型シールが貼ってあるスパイラルケーブル部が回らないようビニルテープで固定します。
うっかり回すと結構厄介らしいです。
5
新しいステアリングを付けるためにボスを取り付けます。
HKBのコペン用ボスに付属していたホーン配線(左)とエアバッグ信号キャンセラー抵抗部品(右)です。
キャンセラー抵抗は自作も定番らしいですがそれを知ったのはボス購入後でした。
6
付属していたキャンセラー配線は金属端子がむき出しだったので振動で触れないようテープで絶縁してカプラーに繋げます。
ホーン配線はそのままカプラーを刺すだけです。
7
ボスとボスカバーです。
ボスカバーはコラムとゴリゴリ擦れないよう調整が必要です。
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ボスの上部に刻印されている「TOP▲」がシャフトの芯に合うようにボスを付けてナットで固定します。
4で貼ってたテープはナットを締める前に剥がします。
残った黄色のエアバッグ配線はボスカバーの中に仕舞いホーン配線はボスの横穴からホーンボタンスペース内に入れます。
9
ステアリングを装着する前にボスカバーがコラムに擦れていないかステアリングを仮装着しステアリングを回して確認。
やはりズズ~と擦れる音がしてたので良く切れるカッターナイフで溝を一段カット。
カバーはコラム側にずらせるので最後に隙間を微調整します。
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ボスが付いたらいよいよステアリングの装着です。
ステアリングはボスに付属の8mmボルト6本で固定。
ボルトを締める際に工具がステアリングに触れてキズが付かないよう注意してましたがソケットレンチを回した円型傷がボルト周りに2箇所だけ付いちゃいました。
ホーンボタンに配線を繋げたらステアリングにボタンを押し込みます。
ボタン枠には装着用のバネが付いてるのですが結構硬いので押し込むには少々コツが必要です。
11
ナルディウッドにはホーンリング付きモデルとリングなしモデルがありますが私はリング付きを買いました。
ボルトと工具キズはこれで隠れます。
が、ホーンリングにネジが切ってあって回して締めるのかと思ってましたがなんと上から被せるだけ。
これでは簡単に外れるので脱脂して両面テープを貼って取り付けました。
12
リングを付けて作業完了です。
ウッドはツルッとしてるかと思いきや、手に吸い付くような気持ち良い握り心地。
全体的に作りが細くなったのでキー穴やワイパーの間欠ボリュームノブが見えるようになりキーを差し込みやすくなりました。
20分ほど試走しましたが純正に比べてステアリングが細く軽いのでハンドリングが軽くなりました。
憧れていたナルディウッドなので満足度かなり高いです。
エアバッグが付いてないのでこれで安全運転に磨きがかかると思います。
ますます通勤が楽しくなりそうです。
13
【4/15修正】
ホーンボタンとホーンリングの取り付け方法の間違いに気付き本日やり直しました。
工程11でホーンボタンを付けてから最後にホーンリングを両面テープで付けましたが、正解は両面テープなしでホーンリングを付けてからホーンボタンを入れる、です。
ホーンボタンは工程10の写真にある3つのバネでボスにガッチリ固定されるのでホーンリングを間に入れて固定するという訳でした。
ただしホーンボタンをボスに入れ込むには先の曲がったピンセットなどでボタンとリングの隙間からこのバネを倒してあげないと力技では多分不可能かと思います。
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