※今回の画像は、手がフルードで濡れた状態での作業が続き、カメラに触れない(塗装が剥げるし、ベタベタになる)ので後からの再現画像を含みます。
OHの済んだマスターが手元に来た。
交換取り付け予定のキャリパーはOH済み。
ステンメッシュホースも入手してある。
という訳で、フロントブレーキ交換作業に取り掛かる。
(画像は取り外したマスターとキャリパー)
かつて、対向ピストン4ポッドキャリパーを2基装備していたGSX-Rのフルード交換をDIYでやってた経験から、片押し2ポッドキャリパーで1/2ピストンのマスターなんか、取り外し~交換・エア抜きまで30分もかからないだろうと踏んでいたのだが....
予想に反して、30分以上やってるのにエア抜きが終わらない..??
ブリーダーからエアは出てこないのに何故だ??
で、ホイールが濡れているにに気付き、キャリパーのバンジョーボルト付近からのしたたりを発見。
バンジョーボルトのアルミパッキンが潰れていないのか??と、増し締めするが、したたりが治まらない....
ふと、視点を少し上に移したら、何と"メッシュホースの継ぎ手部分(ナットの上)からフルードが湧き出ていた"..!!
バンジョーのひねり角度を変えられるようになっているホースだから締め付けナットが緩いのだろう、と、"時計で言うところの12時~2時程度の角度を増し締めした"ら「カクっ」という感触があり、ネジバカになった..!!
取り付け予定のメッシュホースが使えなくなったので、応急的に、取り外した純正ブレーキホースを繋ぎ直すことに。
ここで、
先の増し締めで限界付近までボルトが伸びていたのだろう....
キャリパーのバンジョーボルトを締めこんでいったらボルトの頭が「ニュル」っと捥げた....
これまた仕方がないので、取り外したキャリパーから純正バンジョーボルトを移植。今度は大丈夫そうだ。
アルミのバンジョーボルトは無銘じゃなくて、グッドリッジやアールズ等のちゃんとした製品じゃないとダメだね....
純正ホースとOHしたキャリパー。
フルードがかかった部分を拭き取ったらウエスが真っ黒に....
塗装の表面を持っていかれたっぽいが、下地が出るまではいかなかったようだw。
で、マスター側にホースを取り付けると、このように捻じれる。
STのマスター
ブレーキホースの取付面が90°違うんだから、そりゃあホースは捻じれるねぇ。
新品時の柔軟性を失っているゴムホースをひねって使用するには難があるので、社外品の"バンジョーのひねり角度を変えられる"ホースじゃなきゃダメなのは知っていたが、こうもホースにストレスが掛かるとは....
取り急ぎ、継ぎ手部分の部品だけ購入できるなら部品を購入。ダメならホース丸ごと買い直しだね。
バンジョーボルトは、"キャリパー、マスター共にアルミ製"なので、過大トルクでネジ山を破壊しないようにとアルミ製を購入したのだが、ステンレス製を購入しよう(チタン製でも良いが、ボルト頭の形状が気に入った物が無いのよね....)。
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スズキ ST250 | 日記
Posted at
2023/10/17 15:10:07