2009年07月24日
と、それから高校一年までは、全くクルマに興味がない生活を送ってきました。で、高校二年になってから、F1に急にはまってしまいました。それも、強烈にです。
今思い返してみると、何か劇的なきっかけがあったはずなんですが、どうしても“これ”といったものが思い出せないんです。フジテレビの中継を最初はぼんやり見るともなしに見てて、そのスピード感と音の迫力に、男の子としてガツンと一発やられてしまったのでしょう。
これを書きながらぼんやり思い出してきたのですが、テレビ画面に映る色とりどりのマシンの鮮やかさにも惹かれた感があります。それと、所狭しと貼られたスポンサーステッカーにも興味をそそられたような。
この年は、中嶋悟選手の現役最後のシーズンでした。
F1中継の放送がある日は数日前から落ち着かず、テレビの前にかじりついて見ていました。
すぐに専門誌も買うようになり、当時はF1ブームで各社から多数の専門誌が刊行されていましたが、その中から「F1PRIX」という雑誌を選び通読していました。確かこの雑誌が、各グランプリ終了後に最も速く発行されるからだったと思います。これも発売日が待ち遠しかったですね。
出版元はどこだったっけ?既に廃刊になってますが。兎に角ページの隅から隅まで熟読してました。
と、自然とグッズ類も欲しくなり、広告から代官山に「スピードボックス」というF1グッズ専門店があるのを知り(確か今はもうないです)、なけなしのバイト代でアパレルやミニカー等をちょくちょく買いに行ったものです。当時買ったフェラーリのトレーナーは今でも持ってますが、今は派手すぎて着れないですね。
お店主催の片山右京選手の握手会というのもあって(無料でしかもTシャツのお土産付き)、喜んで行ったのを覚えています。私が初めてお会いしたレーシングドライバーが、右京さんということになります。
「若干のマイナー嗜好」は既にこの頃からで、日本人ドライバーを強烈に応援しながらも、チームとして熱烈に応援していたのが「フォンドメタル」。母体はイタリアのホイールメーカーですね。
何で好きになったのか未だによく分からないんですが、あのダサい(?)カラーリングと、弱小チームを応援したくなる判官贔屓が働いたんでしょう。ドライバーのオリビエ・グルイヤール自身はそんなに好きでもなかったですが、予備予選(!)落ちの常連だったのが、何を間違ったのかどこかのGPで予選8番手くらいに入ってしまい、以上に興奮したのは忘れられない思い出です。
その後フォンドメタルは、こちらも応援していたフランスの「AGS」というチームに在籍していたガブリエル・タルキーニが移籍してきて、タルキーニは元々好きだったので素晴らしい組み合わせになったと、ますます応援に力が入りましたね。
続く
Posted at 2009/07/24 19:51:50 | |
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実録ノンフィクション | 日記
2009年07月06日
最初は、起こったあらゆる出来事を年次毎に書いていこうと思ったんですが、例えば、ある出来事のことを書こうと思った時に、それが何年の出来事だったのか、思い出せないというのがかなりあることに気付きまして、それだと時系列がおかしくなってしまいかねないので、それは止めて、一つのテーマを最初から最後まで書いて、また違うテーマを最初から最後まで・・・という風にしようと思います。
皆さんにとってはどうでもいいことですが、何か難しいですね(笑)。
私は静岡県伊東市で生まれました。
ですが、父親の仕事の関係で生後すぐに神奈川県に移り住みました。そして、現在に至るまで県内で生活しております。
前にもちらっと書きましたが、中学生まではクルマに何の興味もない子供でした。
幼少時にそれなりにミニカーで遊んだ記憶もあるんですが、それは男の子なら誰しもありますし、キン肉マンやドラゴンボール,北斗の拳等の連載で全盛期(?)だった「週刊少年ジャンプ」も、「よろしくメカドック」だけは面白く感じず飛ばして読まなかったくらいです。
子供の時の家族のクルマというのは、クルマ好きにとって誰しも思い入れがあるものだと思います。私も今になってみればそうですが、当時は興味がなかったため、クルマに纏わる思い出というものもほとんどありません。酔いやすかったので、逆にクルマで遠出することは嫌いですらありました。
子供時代の家のクルマとして記憶にあるのは、3代目トヨタ・マークⅡ(X30系)と、7代目日産・ブルーバード(U11系)です。
ただ、こうやって3代目とかU11系なんて書いてますが、それが分かったのはクルマ好きになってからのずっと後年になってからのことで、マークⅡはグレードはおろかチェイサーだったかもしれず、ブルーバードも排気量やグレードも一切不明です。覚えていないんじゃなく、当時から知らなかったんですね。
父親も別にクルマ好きではないです。若い頃はハコスカに乗っていたとのことですが詳細不明。主張する好みは、4ドアセダンということくらいですね。因みに今現在は、トヨタ・セプター(マイナー車)に乗っています。
ですので、今の私のクルマ好きは、親の影響は全く受けていないということになります。
続く
Posted at 2009/07/06 20:35:51 | |
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実録ノンフィクション | 日記
2009年07月03日
たった今、ふと思ったんです。
自分はずっとクルマが好きでモータースポーツが好きで、他に趣味もないのでそれにのめり込んでいる感じなんですが、人生そうなってから、何年が経過したのかと・・。
そもそもの発端から今日に至るまでの間に、クルマに纏わる本当に色々なことがありました。
私は記憶力があまりなく、たった十数年前の事でも既に風化してしまいそうなものもあります。楽しかった思い出はもったいないような気もしますが、それもしょうがないでしょう。
このみんカラに集っているクルマ好きの皆さんは、それぞれ一人一人が、今日に至るまでのクルマに纏わる魅力的なストーリーをお持ちだと思います。私はそういったお話しを、聞いたり読んだりするのが大好きです。
「昔、○○川沿いに解体屋があって、そこでL20をただ同然で買って来ていじったもんだ」
「○○年のGCのサポートレースに友人が出たんで手伝いに行ったんだけど、予選で壊れて決勝走れず、GCをただで見に行ったようなもんだよ」
「自分が免許を取って最初に買ったクルマは○○なんだけど、二年乗ってぼろくなったんで弟にあげたんだけど、弟の奴、直しながらまだ乗ってるんだよ。もう二十年だぜ」
最新ハイパワースポーツが好きな人、クラシックカーが好きな人、オープンカーが好きな人、四駆が好きな人、F1が好きな人、ラリーが好きな人、総合的に広く浅く好きな人・・・クルマ(モータースポーツ)好きといってもジャンルは様々ですが、好きなものに一生懸命な場合、言葉や文面から滲み出るあるものを容易に感じ取れます。そうすると、ちょっとオーバーかもしれませんが、こちらも幸せな気分になれるのです。
これはもちろんクルマだけに限らず、飛行機でも船でも切手収集でも何でもありですが、私はクルマが唯一の趣味なので、感動の度合いや気持ちの入れ込みようが違ってきますね。
日記をつけたことは一度もありません。ですが、つけておけば良かったかもなぁ、なんて今ちょっと思ってます。
それぞれの方の、ドラマや小説ではない本物のストーリーがあり、当然私のストーリーもあります。では私のストーリーって、一体どんなものだったのでしょうか。
自分を客観的に捕らえています。そういう心境になることが、恐らく人間にとって人生に何回かあるのでしょう。
これから書くお話しは、言わば過去に遡って日記をつけるような感じでしょうか。ですが、かなり記憶が曖昧の部分があります。もし間違いがあれば、訂正して頂ければ幸いです。
手抜きをせず、記憶が意外とかなり残ってたりすれば、かなり長い連載になるでしょう。
これを書いていくということは、自己を再発見・再認識し、今の自分を真摯に見つめ直すという自己満足の部分が強く、更新時期も適当で勝手に書き進めていきますので、あまり気になさらないで下さい(笑)。
それに、思い出すのが面倒になって途中で投げ出す可能性もそれなりにあります(笑)。
題すれば、「勝とう常時というクルマばかについて」でしょうか。
続く
Posted at 2009/07/03 19:57:47 | |
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実録ノンフィクション | 日記