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勝とう常時のブログ一覧

2010年03月24日 イイね!

達成したことと達成出来なかったこと。また、何かに向けて努力するお話し・・

何度も書いておりますが、我が国随一のモータースポーツクラブであった日本オートクラブ代表の塩澤進午氏は、我が国初のレーシングカーコンストラクター(デル・レーシングモーターカンパニー)を立ち上げ、我が国初のフォーミュラカー(デル・コンテッサ)を製造・市販し、日本インディや日本カンナム,ストックカーレースを主催し、東北地方で初となるサーキットレースを成功させました。これは日の当たる、成功した部分であると言えるでしょう。
ですが氏は、60年代に静岡県内に建設予定であった二ヶ所のオーバルコースを完成させることが出来ず、また、80年代には千葉県内に建設予定であったオーバルとロードコースを組み合わせたサーキット建設も、夢半ばで断念せざるを得なくなりました。これは、日の当たらなかった負の部分とも言えるでしょう。

為したこと、為せなかったこと、成功、失敗、夢、挫折、達成、未達成・・・全てが正反対であり、また、表裏一体である中で、大事なことは、何かに向かって一生懸命努力したこと・・・それは、結果がどうであれ、人々の魂を揺さぶるものだと思います。
ですが、そんなことは他人がどう思ってくれようと、本人はへこたれたりがっかりしたりするものですが、私はその、本人が一生懸命考え、手を足を体を動かし、汗を流し、歯を食い縛って行動したことは、その人の人生において、余程でない限り大きなマイナスには繋がらないであろうと考えたく思う一人なのであります。

自分に当てはめますと、塩澤氏には到底及びませんが、ちっぽけな失敗もちっぽけな成功も、ちっぽけな栄光もちっぽけな挫折もありました。つい最近の挫折は、六年強続けてきた日野コンテッサレーシングの製作を、途中で断念したことです。これには色んな思いがありますが、ここで書くのははばかられますので自重します。
ですが、こんなことを書くのは恥ずかしいですが、ネジの一本一本まで知り抜いた私のコンテッサが完成し、サーキットを強いオーバーステアを御しながら駆け抜けることを夢想しながら、一生懸命錆取りをしたり、部品を買い集めたり、ワンオフパーツの図面を書いたりしていた私の姿は、きっと他人から見ても、少なくとも無様な愚かな人間には見えなかったと思うのです。それは何故かと申せば、ひたすらに一つのことに打ち込む情熱が垣間見えていたからだと思うのです。
結局完成させることは出来ませんでしたが、この経験は、勝手に推測して約80年の私の人生においては、決して無駄にはならないであろうと思います。

人には色々な夢や目標といったものがあって、それに打ち込む努力や勇気といったものは、最終的に失敗しようが成功しようが、その人の人生にとってプラスにこそなれマイナスにはならず、また、その過程を他人が見て多いに勇気付けられたり、魂を揺さぶられたりと恩恵を与えることが出来るのだったら、何かにチャレンジし続けなければ、人生損ではありませんか。

「情熱が無い」ならしょうがありませんが、金が無いとか時間が無いとかコネが無いとか運が無いとかは、もしかしたら二の次三の次ではないのか・・。
きれい事かもしれませんが、最近よくそう思います。


あ~富士チャンピオンレースに復帰したいな~!!

Posted at 2010/03/24 23:05:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | | 日記
2010年03月07日 イイね!

「モータースポーツ」は日本一のスペクテイタースポーツとなりえるのか①

「モータースポーツ」というものの魅力について、私がとやかく書くのも恥ずかしいんですが、私が一生を捧げても全くもって悔いがないというくらい、深く魅力的な要素がたくさん詰まっていると思います。

塩澤進午氏がこの度上梓した「日本モーターレース 創造の軌跡」の帯にはこうあります。
「常に命の危険に晒されるモーターレースの世界で、参加するもの皆に誇りと幸せもたらそうと、競馬、プロ野球、プロゴルフを仮想ライバルとみなしモーターレースを日本一のスペクテイタースポーツにするために全霊を懸けた男の実録秘話。さらに・・・(後略)」とあります。

塩澤氏は本文の中でも、モータースポーツがスペクテイター(観衆)スポーツとしての魅力において、サッカーやゴルフ等よりも「ずっと上」であるという信念を今でもお持ちだと述べていらっしゃいます。
私もそれについて考えましたが、目の前をとんでもないスピードで通過する異次元の速さ、音、迫力は、他のスポーツは一切追随出来ないレベルのものです。全く予備知識のない人でも、初めてサーキットに足を運んでレーシングカーの走行を見た人は、誰しも気圧され、興奮すると思います。

観衆の数ということで考えますと、インディ500は50万人近くの観客動員を誇り、これは世界のあらゆるスポーツにおいて最大動員数ではないかと思います。他にもナスカーでは、毎戦かなりの数の入場者数があります。
我が国ではF1日本GPは10万人を越え、プロ野球やサッカーよりも多いと言えるかもしれません。但し、これは施設のキャパシティの問題もあります。東京ドームだと最大で5万5千人強でしょうか。
F1は一回のみ、GTも年間数戦ですが、プロ野球やJリーグは開催数が多いのに、カードによっては毎戦数万人の動員が普通にあります。年間通しで比較すれば、モータースポーツはとても敵いません。
やり方によっては、我が国におけるモータースポーツの人気が、アメリカのナスカー、欧州におけるF1・WRCのものと同等になる可能性はゼロではないと思いますが、それには色々な問題があることでしょう。

モータースポーツはスペクテイタースポーツに向いているスポーツですが、決して派手さは無くても、参加型の各地で行われているアマチュアレースはそれはそれで、トップレースに匹敵する魅力が多分に備わっているから困ったものです。
モータースポーツは道具を使うスポーツです。野球ならバットとグローブ、テニスならラケットですが、モータースポーツは何とクルマです。ここにもう、突っ込みどころがかなり詰まっています。
道具を揃えるのが簡単ではないところに、魅力的なヒューマンスポーツとしての下地があるのです。お金も労力もふんだんにかけなければならないので、仲間の手助けが必須です。ここにもドラマが生まれます。
10代も50代も同じ土俵で戦え、男女の別なく、経歴や来し方が本当に様々な人たちがサーキットという空間で自動車をアイテムに競う、他に似たもののないスポーツ・・・面白くないはずがありません。


Posted at 2010/03/07 18:54:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | | 日記
2009年11月13日 イイね!

クルマ好きとしては、クルマ界の名ブランドを・・・

私は、ある特定のメーカー・国籍・車種にとことん入れあげるという風にはならず、アレも好きコレも好きとなってしまいました。
そして、内燃機関による自動車が誕生してから今日までの間、数多の名車・名技術/機構・伝説といったものが誕生してきました。

私設博物館を作れるようなとんでもない大富豪なら別ですが、それら全てを一度でも所有するなんてことは到底無理でしょう。ですが、いちクルマ好きの夢として存在させたいものでもあります。

順不同で思いつくままに挙げますと、

「ポルシェ」「フェラーリ」「アルファロメオ」「ロータリーエンジン」「ホンダVTEC」「BMW直列6気筒」「アメリカンマッスルカー」「コルベット」「キャデラック」「ジャガー」「アストンマーティン」「ロールスロイス/ベントレー」「ロータス」「クラウン」「カローラレビン」「スカイライン」「T型フォード」「マセラティ」「ランチア」「ブガッティ」「フィアット500(オリジナル)」「F1カー」「Cカー」「VWタイプⅠ」「水平対抗エンジン」「空冷エンジン」「V12気筒」・・・・等です。

よくマイナー車好きに思われるんですが、確かに大好きですがそれだけではなく、これら自動車史に残る名“ブランド”を、生あるうちにいくつ所有することが出来るのか、というのをぼんやりと考えたりしますね(笑)。
Posted at 2009/11/13 09:08:33 | コメント(3) | トラックバック(0) | | 日記
2009年10月04日 イイね!

2044年FISCO 70歳でローラT70を・・

2044年FISCO 70歳でローラT70を・・夢はいくつか持ってて、実現するかどうかまず難しいものなのにこれ以上増やさなくてもいいんですが、最近一つ増えてしまいました。
「私が70歳になった時に、ローラT70で富士スピードウェイを全開で走りたい」というものです。これには、四つの意義が含まれます。

一つは、私が70歳になった時に、ローラT70という大排気量モンスターマシンを御することが出来る身体の状態でいたいということです。
当たり前ですが70歳まで存命でいることが最低条件で、深刻な病気を患っている訳でもなく、腰のヘルニアも完治してるかおとなしくなってるという条件でないと、とてもローラはドライブ出来ないでしょう。
速くなくてもいいんですが、そこそこのレーシングスピードで走りたいので、動体視力の衰え,筋力の低下なんかも問題になりますが、走らせるに最低限の値は確保していたいものです。

一つは、ローラT70なんていう博物館級のレーシングカーを所有出来るほどに、経済的に余裕を持っていたいということです。
今は文無しに等しい身分ですが・・。

一つは、富士スピードウェイが35年後も存続しているということです。これ大事。
廃墟にはならなくても、MINEサーキットのようにマツダが買って美祢自動車試験場 のようになってしまったら走れないですし。
国内モータースポーツ界には逆風が吹き荒れています。今現在で何かそういった話があるという訳ではないんですが、今後も無事に存続していって欲しいと強く思います。

最後は、35年後にガソリンがまだ入手でき、有毒な排気ガスを撒き散らすばかうるさい変なマシンが、ちょっとならサーキットを走ってもいい土壌がまだ残っているかということです。

世界中から石油が枯渇しても、EVや石油代替燃料によって今後もモータースポーツは続いていくでしょう。
それは、レーシングカーの爆音や、排気ガスの匂いに憧れてモータースポーツに目覚めた自分を含む多くの人たちにとって寂しいことではありますが、この流れを誰も止めることは出来ません。
個人的にはモータースポーツでさえあれば、何が動力になっても関わっていきたいですし、実際今のEVやハイブリッドのレーシングカーに大変興味もあります。

2044年。
富士スピードウェイで開催された「全日本EVツーリングカー選手権(翌年からは、全てのレーシングカーがEVになって久しいので“EV”の表記は消滅予定)」の決勝前のアトラクションに、数台の昔のレーシングカーが集結。2周のデモンストレーションランが行われた。
全て、前時代的なガソリン(ほとんど枯渇しており、レートは1万円/L)を燃料とするレシプロエンジン車で、エンジンがかかると、若い観衆はびっくりして耳を塞ぐ。マシンから爆音が発せられてるのに驚いている模様。あるものは露骨にしかめっ面をし、あるものは興味深そうに目を輝かせている。
先頭に止められた「ローラT70」というおよそ80年前に作られたマシンに、一人の老人が乗り込む。
デモランとはいっても先導車がおらず、自分のペースで走ってもいいとのことで、オーナーである老人は先頭の位置を取るようにメカに指示していた。2周を誰にも邪魔されず全開で走るために。

こんな感じで実現出来たら最高でしょうね。
Posted at 2009/10/04 11:02:50 | コメント(7) | トラックバック(0) | | 日記
2009年07月15日 イイね!

世界で一番遠い島「トリスタン・ダ・クーニャ」

世界で一番遠い島「トリスタン・ダ・クーニャ」恥ずかしながら、生まれてこのかた三十数年間、一度も外国に行ったことがありません。
ちょっと恥ずかしいかもとは思いますが、別に強く行きたいと思うところがあった訳でもなく、いずれ機会があれば・・・と思っております。その前に、日本国内すら満足に巡ってないので(北海道・沖縄は未上陸)そっちが先でしょうか。

ただ、出来れば自分が初めて海外に行く地は、“世界で一番遠い島”と呼ばれる「トリスタン・ダ・クーニャ島(英国領)」にしたいという希望はあります。
南大西洋の中央から、ちょっとだけアフリカ大陸寄りにあるその島の人口は300人弱。
そこから最も近い人の住む地であるセントヘレナ島までは、約2000キロ。まさに孤島の中の孤島です。

19世紀始めに人が住み着き始めて現在に至りますが、およそ200年の島民の歴史の中には、新天地を求めて入植して来た一家、少なからず大戦に翻弄された人々、ずっとジャガイモを作り続け島から生涯出なかった農民、公務員として島唯一の郵便局で寡黙に働き続ける局員、成人してすぐに大陸に渡る希望いっぱいの青年・・・様々なドラマが過去から現在進行形で進んでいることでしょう。
島の周囲が断崖絶壁のためアクセスに難があり、また空港もなく実際に行くにはかなりの日数とお金が必要になることでしょう。

ですが、いつの日か念願叶って上陸を果たし、島唯一のパブでお酒を飲めば、きっと幸せな気分に浸れるような気がします。
そして、島の200年の、色々あったようで実はほとんど何もなかったかもしれない歴史に想いを馳せるのです。
Posted at 2009/07/15 16:04:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | | 日記

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「[整備] #ロードスター 購入後初のギア・デフオイル交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/335937/car/3547031/7684700/note.aspx
何シテル?   02/21 19:10
2007年よりみんカラを始めて、2019年途中で飽きてしまいブログを休止しておりましたが、ぼちぼちマイペースではありますが、2022年より再開していきます。se...
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