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勝とう常時のブログ一覧

2017年02月19日 イイね!

「一枚の写真」 15

「一枚の写真」 15今まさに、手前右側にいる二人の男性が持つフランス国旗を振り下ろして、「1966 24 heures du Mans」スタートの瞬間。

中央に立つお三方は、主催者の(フランス西部自動車クラブ)のお歴々の面々か。左には、半ズボンを履いた子供2人を背後から抱え、守る恰好の男性が。誰か有力者のご子息なんでしょうか。こんな特別な(それと危険な)場所に入れるということは、きっとそんなんでしょう。存命でしょうから(恐らく60代)、この時の思い出を聞いてみたいですね。

コースの中央線付近に立つ男性が2人見えますが、これはフライングを監視するオフィシャルなんでしょうか。ただ、このル・マン式スタートってやり直しがしづらい(というか出来ない?)でしょうから、この時代のドライバーは、それを見越して多少フライング気味に飛び出していたのではないでしょうか。手前だけでも、かなりスタートで出遅れているドライバーも3人程度見かけます。彼らはルールを遵守しようとし過ぎたのかもしれません(笑)。それと、振り下ろす旗も後方にいくほど見えずらいでしょうから、グリッド後方にいくほど(予選結果が悪いほど)、スタートに出遅れそうですね。ただあんまりフライングも露骨だとタイム加算等のペナルティがあったのかもしれませんが、まぁ大らかな時代です。6番手辺りに、60年代のアイコン(笑)、ヒルが認められます。

後方に、恐らく全車スタート後に隊列を追っかけるマーシャルカーも認められます。一台だけで、車種は不明。脇に何人か立ってますが、クルマは空で、これからようやっと乗り込むのでしょうか。それとももう乗り込んでいる?更にその後方にも、人だかりがあります、これは何の役割でしょうか、気になります・・・。

マシンとピットレーンの間に連なって立つ警察官(?)。オフィシャルではなさそうな感が。お揃いのシャツに濃色のスラックス、帽子、白い手袋。首から下げてるのは笛か。
画像には現代の世界のあらゆる耐久レース時に見られるオレンジ色のつなぎ姿は皆無。ポストに入るコースマーシャルの服装はどうだったのであろうか。恐らくは白のつなぎか。

人で人で鈴なりの、ピットレーン&ガレージ棟。潰れてしまうのではないかと危惧するくらい。掲げられた万国旗。ガレージからコースに向けて突き出す信号。現代みたいにコースを上に跨ぐゲートなんてありませんね。視界も景色も大変クリアです。シンプルな「MARTINI」「TOTAL」「SHELL」「LUCAS」「FERODO」「BP」等の看板。その中でエッソボーイの看板は派手に見えたことでしょう。

この場にいるほぼ全員が、マシンに駆け寄るドライバーの姿を注視している瞬間。たまらんですね。
Posted at 2017/02/19 13:57:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 一枚の写真 | 日記
2013年12月23日 イイね!

「一枚の写真」 14

「一枚の写真」 141966年に初めてル・マンを制した大フォード帝国。怪物「GT40」はシェルビー・アメリカンからのエントリーで、ドライバーはブルース・マクラーレン(26歳)とクリス・エイモン(23歳)のニュージーランド人コンビ。

ル・マンのピットなのはまず間違いないかとは思いますが、両ドライバーの真ん中で指示を出す御大キャロル・シェルビーと、目線を上にやって、何となく上の空にも見えるエイモン、微かな微笑みを浮かべるマクラーレンと、どうにも現場の真剣勝負の臨場感を感じません。
マシンが走っていない時にドライバー2人でヘルメットを被っているのもちょっと変かもしれませんし、推測するに、こういう画が欲しいとのメディアの要請から生まれた、作為的なショットなのかもしれません。

でもそれはどうでもいい話しです。実際にシェルビーは長い時間をかけて、自身がドライバーとして7年前に制したル・マンの経験とノウハウを、この若きニュージーランド人コンビに伝授したことでしょう。2人はその期待に応え、持てるテクニックと度胸を遺憾なく発揮し、このレースを制しました。それさえ理解していれば、この3人のスリーショットはどんなものであれ、光輝いています。

Posted at 2013/12/23 11:29:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 一枚の写真 | 日記
2013年05月28日 イイね!

「一枚の写真」 総集編


マリア・テレーザ・デ・フィリッピス&マセラティ250F/1958頃



デーモン・ヒルを囲むレジェンドたち/1961


ジャン・ベーラ&Dino246/フランスGP 1959


ゲルハルト・ミッター&ポルシェ908/タルガ・フローリオ 1969


ベルント・ローゼマイヤー エリー・バインホルン夫妻 with フェルディナント・ポルシェ/ニュルンベルク 1937


クリス・エイモン with マウロ・フォルギエリ/1968頃


フシュケ・フォン・ハンシュタイン監督を囲むポルシェワークスドライバーたち/ドイツGP 1961


ジョニー・セルボ-ギャバン with ロニー・ペテルソン/モナコGP 1970


ペリー・マッカーシー&アンドレア・モーダS921/スペインGP 1992


英国の英雄たち/グッドウッド 1961


スタート直前!/ベルギーGP 1955



ジル・ヴィルヌーヴ&Ferrari 312T4/オランダGP 1979


ピアス・カレッジ&Brabham BT26A/ドイツGP 1969


どの写真が一番琴線に触れたか、教えて欲しいですね。

Posted at 2013/05/28 23:05:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | 一枚の写真 | 日記
2013年05月26日 イイね!

「一枚の写真」 13

「一枚の写真」 13四輪が接地していない状態、所謂飛んでいる状態ですが、パーマネントサーキットでもストリートコースでも、70年代まではジャンピングスポットのあるコースが多かったように思います。
こういった“飛んでる”写真を見る度に胸が躍ります。かなりの速度でスポットを通過しないと四輪とも浮き上がらないはずなので、乗り手の度胸も試されますよね。

この画像をみて場所がニュルだと思った方はその通り正解ですが、ドライバーは如何でしょう。69年のドイツGP、ブラバムを駆るピアス・カレッジというイギリス人です。翌年のオランダGPで事故により28歳の若さで亡くなりますが、それまではそこそこ有望なドライバーでした。

シールドが黒いのですが、当時からスモークタイプってあったのでしょうか。それとも、画像を加工しているのか、単に影になっているのか、よく分かりません。目線がどこを向いているのか分かりませんが、もしかしたらカメラに向かってニヤツとしているかもしれませんし、真っ直ぐ正面を向いて、何とも言えない一瞬だけ飛ぶ気持ち悪さ(気持ち良さ?)を、堪えている(悦に入ってる)のかもしれません。
カレッジのヘルメットをご覧下さい。シルバー地に、斜めに切った黒いラインが縦に走るデザインです。このデザインのかっこ良さに息を呑みます。最初見た時はどうとも思わなかったのですが、見る度にそのセンスの良さが分かってきました。
60年代のドライバーのヘルメットは、たった2色しか使わなくとも、配色とデザインのセンスが素晴らしいと思わずにはいられません。

森と観客を背景に、一瞬だけ空に浮かぶ紺色の車体、光を受けて銀に光るウイング・ロールバー・ミラー、地面に映す影、そしてカレッジ・・・・・いい写真だなぁ~。
Posted at 2013/05/26 12:37:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | 一枚の写真 | 日記
2013年04月13日 イイね!

「一枚の写真」 12

「一枚の写真」 12ジル・ヴィルヌーヴの有名な写真ですね。1979年のオランダGPで、タイヤバーストして右手を挙げながらピットに向かってますが、実はこれが尋常ではないペースで走行しており、3輪状態にも関わらずカウンターステア当てたりもしてます(笑)。映像でも残っているので、見たことある方もいるでしょう。
右手を挙げて周囲に注意を促す冷静な面と、タイヤだけでなく遂には足回りも壊しながらも、アクセル緩めず走り続ける狂気性。練習を含むあらゆるセッションでは常に全開で走行。しかし、レースでは相手を敬い、無用な接触は極力避けるジェントルな姿勢・・・・・二面性を持つ大変魅力的なドライバーです。ペリー・マッカーシーがほぼ同じヘルメットデザインにするのも分かりますよ(笑)。




この映像も面白いですね。まず1分13秒でうけます。ピットに入りません(笑)。視界極悪だと思います。フロントのダウンフォースも効いてないので、かなりスリッピーそうですね。要は最悪の状況です。
で、3分2秒でノーズ飛んで行きます。その後明らかにペースが上がります。やっぱり前が見えなかったのね(笑)。




最後に超有名なルネ・アルヌーとのラスト3周の2位争い。説明不要でしょう。
Posted at 2013/04/13 23:47:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 一枚の写真 | 日記

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何シテル?   02/21 19:10
2007年よりみんカラを始めて、2019年途中で飽きてしまいブログを休止しておりましたが、ぼちぼちマイペースではありますが、2022年より再開していきます。se...
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