勝とう常時のブログ一覧

三月一杯が期限だったのですが、皆さんなかなかライセンス更新してくれず、やっと必要数が集まったので更新出来ました。
こんなにギリギリだったのは初めてなんで、神奈川支部から催促が来るというのを初めて知りました。

ご存じない方も多いかと思いますが、まず画像の金属製の登録章というものがJAFより送られてきます。年度更新をする度に、両面テープが貼られた年号プレートが送られてきて、それを毎年貼るということになっています。プレートを貼る欄は五年分なので、五年毎に登録章は更新されるということです。

昔は年度毎に登録章を付与していたのですが、いつからかこの方式になりました。登録クラブも数が減る一方で、JAFとしても見栄だけかもしれない登録章にお金をかける訳にもいかないでしょう。

今回の震災で被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

立場によって、色々な支援の方法があるかと思いますが、私を含む日本国民の大部分の人（住居が無事で職場も無事で親族も無事で直接的な被害は事実上ない）が出来ることといえば、募金と、なるべく電気やガスを使わず資源を節約することくらいでしょうか。
災害ボランティアは、今後復興までの長い長い間に多くの力が必要となりますが、今の段階では素人が行っても邪魔になってしまうことの方が多いようです。政府や自治体が、基本的に無事であった国民に何を望んでいるかは、まめにテレビや新聞等でチェックした方がよさそうです。

今から３４年前の貴重な映像ですが、１１０サニーによる出走４台のＬＣ（レディスカップ）レース、このレースで３位に入った小池伸子さんがチェッカー後、ピットでマシンから降りた姿が２分３６秒で見られます。

小池伸子さんと聞いて思いつく方は、８０年代のモータースポーツをよくご存知の方でしょう。彼女はマイナーツーリング、スターレットグランドカップ、グループＡ等ハコ車による様々なカテゴリーで、優勝にはからまないまでも、中位から上位での成績を残し続けました。

調べますと、彼女はこの前年にレースデビューしたばかり。女性のみのレースで出走４台中、前と僅差の３位と微妙な順位。しかもＬＣトップのタイムですら、通常のＴクラスに入ってしまえばほとんどドベです。
トップに入った方は、自分も周囲も大変喜んでいます。逆にビリだった方は足元もよろけ気味で、気まずい表情です。
私が知らないだけかもしれませんが、トップと４位の方のお名前を見ても、その後レースにはお出にならなかったのではないでしょうか。少なくとも言えることは、小池さんの実績には遠く及ばないことだけは確かです。一方は、ある一時いい思い出を残しハンドルを置き、一方は、恐怖との戦いでもあるレースの世界を垣間見ただけでハンドルを置き、そして、小池さんは・・。

私は、２分３６秒から４２秒までのたった６秒間の中で、ヘルメットを脱いだ一瞬だけちょっとはにかんだ笑みを浮かべた以外は厳しい表情の小池さんの中に、「こんな不甲斐ないレースをしてて情けない。自分で自分が腹立たしい」と、煮えくり返る思いでいる闘志といったものを感じる気がするのです。そして、その気持ちをこの後十数年間持ち続けて、燃焼させていったのではないでしょうか。スキルと闘争心を向上させ、海千山千のハコ使いと熾烈な戦いを続けていったルーツが垣間見れた気がします。

先日参加した「ノスタルジック２デイズ」のレポートを全くしてないのですが、もちろん様々なクルマが展示されていて、私の脳髄を刺激しまくる個体も多かったんですが、それをブログに一台ずつアップするパワーがないというか何というか、「ブログ倦怠期」でしょうか（笑）。

それでも一台だけ挙げたいクルマがあります。こちらのアドバンカラーをまとった310サニーは、１９８６年に“キング”山本真宏選手が駆り、全日本ジムカーナ選手権Dクラスでチャンピオンを取ったマシンそのものです。公式の場には、２４年振りのお披露目となります。

ジムカーナに詳しくない方でも山本真宏選手は、テレ東で放映されていた「モーターランド２」にも度々出演されていたのでご存知の方もいらっしゃるでしょう。ジムカーナの世界において、彼は真のプロフェッショナルでした。まさに、“キング”にふさわしい記録と印象を残しました。

既に報道されていますが、アフターパーツメーカーの「（株）ゼロスポーツ」さんと（株）ARCインターナショナル」さんが倒産してしまいましたね。

ゼロスポーツさんはうちでもお取り扱いしてたのですが、原因としては電気自動車部門でこけてしまいましたが、アフターパーツ部門に関しては調子が良かったのではないでしょうか。うちでもかなり売れていましたし、スバル車専門のアフターパーツメーカーといえば・・と問われたら、半数以上がゼロスポーツさんを挙げるでしょう。
今年のオートサロンでも結構なスペースを使って出展しており、社員の方ともちょっとお話しもさせて頂いてたんですが・・残念です。

ARCさんはたまたまうちでは商品を出品していなかったのですが、それがちょっと不思議だったくらいメジャーなメーカーですね。インタークーラーといえば・・・やはりARCさんというイメージでしょうか。
個人的にはARCさんの部品を愛車に装着していたことはないので特別な思い入れはないのですが、こちらも残念です。