伊勢　お花見ツーリング

昨日は職場の仲間と伊勢までバイクでお花見ツーリング。
久しぶりにバイクで長距離を走って疲れた。
今日も筋肉痛で身体が思うように動かない。
内股が筋肉痛になるのはいつものこととして、強風にあおられたから上半身まであちこち痛い。

トップの写真は彦根の桜。
わたしの好きな桜の一つで、旧中山道の番場宿にあるしだれ桜。



出発は朝7時。
明け方まで雨模様だったようだけど、日中の天気は悪くなさそうだ。
気温も暖かくて、バイクツーリングにはちょうどいい。
八日市インター前のコンビニに集合して、R421を三重県いなべ方面へ進む。
先月末頃に開通したばかりの石榑トンネルを初通行しにいくのだ。

トンネルまでの新しい道はとても快適で、その脇にくねくねとした旧道の残骸が垣間見える。
酷道と名高かかった旧R421は狭くて急なカーブの連続で、まるでターマック林道のような道だった。
ドイツに渡る前はよく走りに来たものだ。
こうやって見ると、なんだか切ない気持ちになる。

いなべからはミルクロードとも呼ばれる三重県道140号を通過し、四日市インターから高速道路を伊勢西インターまで南下した。
ときどき突風にあおられながらも、道中は混雑もなく順調に伊勢神宮まで到着した。

しかし、神宮前の通りの桜並木は軒並み散って、花見の時期にはちょっと遅かった。
やはり、彦根よりも暖かいのだろうね。

それにしても人が多い。
桜の見頃も過ぎて、特にイベントがあるわけでもないのにこれだけの人が集まるのだから、ハイシーズンはとんでもないことになりそうだ。


伊勢神宮を出た後は、伊勢志摩スカイラインとパールロードシーサイドラインでくねくね道をたっぷりと堪能した。

いいくねくね道だった。
春の陽気で少し汗ばむぐらいの運動になった。
しかしここでも強い風に悩まされた。
カーブの進入で車体を倒そうとすると、風で起こされて一瞬ひやっとする場面も何度か…
路面には散った桜の花びらが敷き詰められて、足をすくわれそうで怖かった。

昼メシは志摩のインド料理屋「シャンギハール」。
当然、キレンジャイたるもの花よりカレー。


昼メシを済ませたあとは県道32号を北上して、天の岩戸を訪れた。

ここには天然記念物のオオシマザクラがある。
少し標高の高い山の中にあるから、少しは花が残っているかと思いきや、すっかり緑の葉っぱだけになってしまっていた。

今回は一応、花見という名目で出かけたものの、時期を外して伊勢の桜を堪能とはいかなかった。
しかし、くねくね道は楽しかったし、なにより、桜前線を跨ぎ越しての道中は、かえって季節を感じることができたというものだ。

さ、次はどこへツーリングに行こうかな。