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2007年12月27日 イイね!

ローマの休日

ローマの休日ローマの休日
フィレンツェで向かえた朝はぐだぐだ
ホテルの朝食も摂らずに10時までベッドに潜る
日曜の朝はこうでなくてはね
ゆるりと出かけてアウトストラーダのサービスエリアでブランチ
トマトと葉野菜とモッツァレラをフォカッチャではさんだパニーニ
フォカッチャが少々油ギッシュで寝覚めの胃には重かった

イタリアの高速道路、アウトストラーダも有料
日本と同じ、料金所システム
しかし安い
ローマ~オーストリア国境まで650km走っても40ユーロ弱
料金所はほとんどが無人
だから安くできるのかもしれない
まあ…アウトストラーダの舗装はでこぼこだけど…

ローマに着くとボケナビが炸裂した
位置精度もマップ精度も高くないのでナビが迷いまくる
たしかにローマの道は難易度が高い
こんな街をドイツ人が設計した頭の固いナビが案内できるわけがない
かといってイタリア人の設計したナビなんて…

フィアットニュー500をちらほら見かけた

相変わらずイタリアのストリートは運転が難しい
スクーターはぶんぶん飛び回る
信号のない交差点では頭を突っ込んだほうが勝ち
そうしないといつまでたっても通過できない
ローマはまだ行儀がいいほうか
ミラノやトリノに訪れたときは周りのクルマの動きを読むのに必死だった
AセグメントやBセグメントのクラスが勝ち組
スクーターはでこぼこした石畳の路面のせいか大径ホイールのほうが人気が高いようだ

スクーターに並べてスマートが停められているのがミソ

日曜日は商店街もヴァティカンも閉店なので純粋にローマの散歩を楽しむ
歩き疲れて足がパンパン
こんなとき日本だったらホテルの大浴場で足を伸ばして疲れを癒せるのに

翌朝、疲れた体に鞭打っていざヴァティカン参拝
といってもわたしはキリスト教徒ではない
教皇様と言われたところで、頭に浮かぶのはジェミニのサガ
一般市民がヴァチカンに入れるのは観光施設だけ

ぐるりと壁に囲まれて、一箇所だけ通用門があった
そこにはカラフルな服を纏った衛兵の姿

ハスハのAP騎士団か?

今日の目玉はヴァティカン美術館
内容は…まあ…
はいはい美術館美術館
といったところか
やっぱりわたしに美術品を見る目はない
わたしの興味を引くのは動くオブジェとか、人によって見え方が変わるようなモノ
美術館の前半は白い大理石のローマ彫刻ばかりですぐに飽きた
前日の疲れも残っていて早く抜け出したい気分になってしまったよ
ミュンヘンのドイツ博物館なら6時間歩き回っても見飽きることはないのにね
後半はまあまあ楽しめた
“地図の間”は興味を引いた
芸術としての地図だけど、地図には機能があるからね

もっと歳をとったら、またここに来たいと思う日がくるかもしれない
そのひまで記憶の底に大事にしまっておこう
Posted at 2007/12/27 00:00:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | ドライブ紀行 | 旅行/地域
2007年12月26日 イイね!

美しい跳ね馬の殿堂


入り口


こっちは工場の入り口


ライコネン機
F1マシンなんてどれもこれも美しさに欠けると思っていた
でも最近のマシンはキレイだねぃ


ライコネン機(コックピット)
本戦を走ったマシンか、練習用のストックかは不明
シートの底を覗き込むと、座面は路面から5cmあるのか?というぐらい低い


ライコネン機(タイヤ&ホイール)
最近のマシンにはこんな風にホイールカバーがついてるのね


ライコネン機(カナード)


ライコネン機(リアウィング)
特に目を引いたのがリヤウィングのタイヤ脇にあけられたスリット
なんだろう?
タイヤ周辺に発生する負圧を抑えてドラッグフォースでも軽減するのかな


599GTBフィオラーノ
わたしも雑誌で見たことがあるかもしれないけれど「ふ~ん」という程度で見過ごしていたかも
実車を見たら美しさに圧倒された
しかしでかすぎる
RX-7ぐらいのサイズだったら憧れの一台になっていたかも
クルマもおっぱいもでかけりゃいいってもんじゃない…いや…大きいのもいいデス

599GTBフィオラーノ(リヤウィンドウから覗く)
2ペダルらしい
Cピラーの処理がイイ
洗車はしにくいとか考えたわたしはどうせ庶民


599GTBフィオラーノ(Cピラーを別アングルから)
そもそもCピラーって呼んでいいのかな
美しさで比べたら、FD3S型RX-7のほうに軍配が上がるけどナ~


エンツォ・フェラーリ
わたしが一番好きなフェラーリ
エンツォ親方の走る記念碑


ディーノ246GT
モデナの剣キタコレ


512BB
ニッポンがスーパーカーブームだった頃のフェラーリ
幼少のわたしにはガルウィングのカウンタックのほうがインパクトが強かった
だから512BBあたりのフェラーリは全部、くさび形ボディとリトラクタブルヘッドライトを真似たニセモノ扱い(苦笑


エンジンいろいろ
群馬の某アフターパーツメーカーを会社訪問したときにこんなエンジンが転がっていた
水平対抗10気筒か12気筒
案内してくれた専務さんに「アレ何ですか?フェラーリっぽいエンジンが置いてあったけど…」と尋ねてみたら「う~ん、めざといね~、ふふふ、ヒミツ。フェラーリではないことだけはたしか」ってかえされた


フェラーリ博物館の公式サイトに“Drive Simulator”とあったので、期待満載で行ったのに、置いてあったのはゲーセンの筐体よりしょぼい機械だけ
がっかり
しかも行った日は機械の調整中とかで利用不能
超がっかり
その昔、ゲーセンで挑戦してあまりの難しさに悔しい思いをしたセガのF355チャレンジみたいなのがあると思ってた
それを見込んで滞在時間を長めに予定していたのだ
期待はずれにうちひしがれて博物館を後にした
Posted at 2007/12/26 23:15:22 | コメント(4) | トラックバック(0) | ドライブ紀行 | 旅行/地域
2007年12月26日 イイね!

爆走アウトストラーダ

爆走アウトストラーダミラノでショッピングを済ませてアウトストラーダ1号線でマラネロに向かう
マラネロは想像した以上に田舎の町だった
ちょっと遅めの昼ご飯に小さなレストランに入ったが英語がまったく通じなかった
セニョリータがいなければろくな物が注文できなかった
メニューに我らがバイエルン王国の銘、Paulnerのヴァイツェンビールがあった
注文して一口飲んだら変な味がした
と思ったら、よく見たらライムが入ってた
コロナビールじゃないんだぜ
軽くボンゴレスパゲティ
程よい茹で具合はまさにアル・デンテ
ドイツのイタリアンはふにゃふにゃ
イタリア人が経営する店でもドイツ人好みに合わせて、やわらかスパゲティ
やっぱイタリアは飯がうまいね
ナスやキュウリの使い方もうまい
ドイツの野菜といったら酢キャベツかジャガイモ、ニンジンばかりだもんな
ひどいときは肉に茹でじゃがの付け合せとジャガイモのドレッシング和え
芋ばっかりじゃねーかyo!

マラネロでフェラーリ博物館を訪ねたが、あっという間に1周見終わってしまった
メルセデス博物館ぐらいの規模を期待していたけど、けっこう小さかった
マラネロに泊まるつもりだったが、時間が早いのでローマに向けて発つ
ボローニャから少し下ったところに長いトンネル
ナビがロストした

“Please follow the arrow on the display.(画面上の矢印に従ってください)”

と言い残して、ぐるぐる回る矢印を表示する

おいぃ?

自立航行ジャイロなんて無いらしい ボケナビめ

イタリア半島を南下すると景色は日本の山なみによく似ている
なだらかで緑豊かな丸い山々
アウトストラーダ1号線はその山肌を縫うように走っている
さしずめ中国自動車道
しかし、カーブの曲率はずっときつくてエスケープゾーンもない
首都高C1のようにスリリング
それが楽しい(ばこ
そして法定速度は130km/h
スタッドレスタイヤを履いているせいもあり、120km/hオーバーで進入すると118dのDTC(ダイナミックトラクションコントロール)が作動する
だが、こういうステージこそ118dの一番得意な場面だろう

ナビの表示はローマまで約2時間
だが、ここでギブアップ
夜明け前から走ってきたから疲れた
ちょうどフィレンツェを通りかかっていたのでナビ任せでホテルを検索
イタリアンな名前のホテルがリストに並ぶなか、ヒルトンが候補に上がっていたので目的地に設定する
とりあえずグローバルスタンダードな品質は期待できる
ナビの指示に従って街道を進むと、セニョリータは小さなホテルを幾つか見つけた

「ここなら120ユーロも出せばダブルに泊まれるよ」

安いのはいいことだが、駐車場が無いじゃないか
こういうホテルでは宿泊客のクルマも路駐
ホテルの前に空きスペースが無ければ、数百メートル歩いてでも路駐
それがイタリア流
1シリーズとはいえ、ぴかぴかのBMWをイタリアの路肩に置き去りにするのは勘弁
ドイツほど治安がいいとは思えない
Posted at 2007/12/26 21:23:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | ドライブ紀行 | 旅行/地域
2007年12月26日 イイね!

チロルの山越えて

早朝、日の出前に家を出る
気温-5℃
相変わらず濃い霧
1時間ほど走ってオーストリア入り
アンテナとドアミラーが凍り付いていた
樹氷のような原理だろうか


オーストリアのアウトバーンはドイツと違って有料
料金所はないが、Vignette(ビネット)と呼ばれるステッカーを貼って通行しなければならない
ステッカーはちょうど日本の車検ステッカーのような大きさで、フロントウィンドウの内側に張る
普通の乗用車なら10日間で7.70ユーロ
1ユーロ160円として計算すると1232円
ちなみにユーロ建てで給料をもらっている身としては1ユーロが100円の感覚
つまり770円を払う感覚
どこまで走っても、何度乗り降りしても有効期間中はコレ一枚
一度貼ったステッカーは、剥がすと再使用不可能になる細工が施されている
だからクルマ1台に限り有効
とても安いから不正する気にもならない

さらに1時間少々走ってセニョリータの実家に到着
取り囲む絶壁のようなチロルの山は層雲峡100倍のスケール
そのわずかな斜面に古い家が建っている
アニメ映画「天空の城ラピュタ」のヒロインが育った“ゴンドア”という架空の地の景色
そんな雰囲気
そういえばあのアニメの登場人物たちはどこかしらラテンの匂いがする
彼女の実家は牧畜ではなくブドウ農家
戸を叩くと、彼女とともに、そのお母ちゃんが出迎えてくれた
浅黒く日焼けしてすらりと背の高い、年の頃40半ばといったところか
歓迎のハグされて、ちょっとどきどきしてしまうぐらいの女盛りじゃないか
この地域はかつてオーストリア領だったらしい
ドイツ語とイタリア語が通用する
セニョリータも英語よりドイツ語のほうが得意らしい
わたしの片言のドイツ語もお母ちゃんに通じる
コーヒーを一杯いただいたところで、彼女の家を後にする

アウトストラーダから見える山肌においしそうなワインディングが刻まれている
走ってみたい

トイレ休憩にサービスエリアに寄ったら変なファンタを見つけた

Fanta Chinotto

キノットと読むらしい
セニョリータ曰く、オレンジのようなライムのようなそんな果物

不思議な味がするねぃ

おいしいかと訊かれて、答えに困った顔をするとセニョリータは大爆笑
一口含むと…なんだろう…リボン・ナポリンのような懐かしい味
しかし後味が、苦いというか辛いというか、すごく口に残る
ま、コレも異国の楽しみ
Posted at 2007/12/26 21:15:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ紀行 | 旅行/地域
2007年12月26日 イイね!

駆け抜けてローマ、2300kmの旅

駆け抜けてローマ、2300kmの旅在独中で最後のクリスマス
友人のセニョリータ(仮名)をお供にローマへ旅に出た
彼女はイタリア北部、トレント近くの小さな村の出だ
今はバイエルン王国で働いている

一足先に帰省中の彼女を、道中で拾ってミラノでショッピング
一時間ほど東へ走って跳ね馬の聖地、マラネロでエンツォ・フェラーリの墓参り
日曜はローマで休日
翌日、ヴァティカン巡礼して、セニョリータの実家でクリスマスの晩餐に招待を受ける
そんな旅

Buon Natale(ブォン ナターレ)
イタリア語の「メリークリスマス」
自家製のワインとオーストリアっぽい鹿肉料理、イタリアっぽい生ハムのてんこ盛り
ラテンのノリの晩餐は異邦人のわたしを温かく迎えてくれた
オーストリア国境に近いセニョリータの実家ではドイツ語も通じる
わたしの片言のバイエルン語とオーストリア訛りのドイツ語
コテコテの関西弁と東北弁の違いぐらいあるかも
でも会話が弾む

いつも思うのだが、ドイツ語圏に戻ってきたときの安心感はなんともいえない
イタリア語もノルウェー語もちんぷんかんぷんだけど、ドイツ語圏に帰ってきたら人々が何を言っているのかわかる
この国にもあと1ヶ月
名残惜しいねぃ
Posted at 2007/12/26 20:35:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | ドライブ紀行 | 旅行/地域

プロフィール

「観光名所巡り 大阪府バッジを獲得しました。」
何シテル?   12/09 17:46
ボンサイスト 心得の条 我が車 我が単車 我が躯と思ひ 盆栽の儀 あくまで自己満足にて 己の技量無く 凡才いかにても覆らず なお 死して屍拾う者なし...

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