やっとアルトが完成

ぴかぴかステンのマフラーに真っ白つやつやのショックアブソーバーを取り付けて、やっとアルトワークスが走れるようになった。

ショックアブソーバーとしての機能はまだ保っているが、リヤフロアメンバを修理してもらおうと板金屋に出したら、リヤショックを外せなくて修理できなかったので、新品に交換することにした。
そのついでに、穴の空いたマフラーを交換し、へたったブッシュを交換し、フロアパンの錆を落として、まるっと1ヶ月が経過してしまった。
いやー、雪が積もる前に完成してよかった。

最後に気合いのいる作業が待っていて、今週末は腰が重かった。
これで寒風吹きすさぶ天気だったら、すっかりやる気をなくしていたに違いない。

問題の作業はトレーリングアームのブッシュの交換。
力も技もいらないのだけど、古いブッシュを打ち抜くのはとても怖い。
12tの油圧プレスで押すのだけど、古いブッシュはアームに張り付いていて油圧をかけるレバーが重い。
慎重にぐっとレバーに力を込めると、バチコーン！と激しい音とともにブッシュがずれる。
反動で治具の下に敷いてある鉄板までずれる。
厚さ10mmある鉄板が手前に吹っ飛んできて、すねとかに当たったら…なんて最悪の状況を想像すると、背筋が凍る。

左右合わせて6個あるブッシュを交換するとなると、それなりに気持ちの準備が必要なのだ。

というか、鉄板がすっ飛んでも大丈夫なように、鉄格子か何かで囲いをしないといつか大けがするかもしれんね。