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のぢぃのブログ一覧

2020年11月16日 イイね!

登って下って11時間

さて、利尻山登頂の続き。
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前編の記事でも触れたが、今回の山登りは今までに経験がないほどハードな山行である。
標高220mから登り始めて、山頂は1721mと、標高差は約1500m。
富士山には登ったことがあるが、山頂が3776mとはいえ、登り始めるのは五合目の2600mだったから、標高差は1100mしかなかった。
しかも富士山の登山道は歩きやすくて、大きな岩をよじ登るような場所はない。
1合おきに売店やトイレがあるから、なんなら雨合羽と防寒着さえ持っていけば、水ですら途中で買って賄うこともできてしまう。
それに比べると、利尻は山小屋なんてないので、少なくとも2Lの水とお弁当は背負って登る必要があるし、トイレは一切ないから携帯トイレも必要だ。
まあ、酸素が薄いということだけが富士山の厳しさと言えるだろう。
そんな厳しい山登りだが、学生時代に見た”あの山”に登ってみたくなり、1年前から計画を立てていた。
年明けすぐに宿を予約したものの、新型コロナ騒動で断念することも危ぶまれた。
だが、宿は6月に営業を再開し、政府もキャンペーンを展開して宿泊旅行を推進していることだし、決行することにした。

登山口にほど近い宿に前泊して、朝は午前4時に宿を出た。
北麓野営場の駐車場にえりぴよさんを停めて、歩き始めたのは4:20ごろ。
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空を見上げればまだ満天の星が瞬く真っ暗闇。
30年前から使っている豆電球ヘッデン(ヘッドランプ)の明かりだけを頼りに歩みを進める。
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3m先の地面を中心に、半径1mぐらいしか照らさないので、道の両脇の様子はもちろん、道の先がどのようにつづいているのかさえ見えない。
歩き始めて10分もしないうちに、甘露水という湧き水が汲める場所の看板に突き当たる。
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水場までは本道からすこし下るようではあるが、真っ暗なのでどれぐらい下りるのかわからない。
まあ、2L背負ってるから足りるだろう。

4:30、三合目に到着。
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ここで、ポン山という440mぐらいの高さの山に続く道と分かれる。
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ストロボを焚いているのではっきり写っているが、ストロボを焚かずにヘッデンだけの明かりだとこんな感じ。
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手ぶれ補正機能でも補正しきれないほどシャッタースピードを落としてこの状態である。
森の木の葉の隙間から明けかかった空がわずかに紺色を見せているが、まだまだ森の中は暗い。
道を木の根が横たわっていると、行き止まりに迷い込んだかと不安になるぐらい先が見通せない。
宿の泊まり客の1人がガイドを連れて先行していて、彼らの煌々としたLEDヘッデンの明かりがときどき見えるとほっとする。
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小刻みにアップダウンを繰り返す道でゆるやかに標高を上げながら、5:00ごろに四合目に到着。
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ようやく明かりがなくても周囲が見渡せるようになったし、ちょっとした広場には丸太で作ったベンチがあるのでここで朝ご飯を食べることにした。
宿で用意してくれた、おにぎりと唐揚げのお弁当を頬張っていると、後発の登山者が登ってきた。
序盤であんまりのんびりしてはいられないと思って、ガツガツとおにぎりをむさぼっていたのだが、この薄暗い中でわたしの姿を見た彼は、一瞬ぎょっとしたに違いない。

耳のとがった少女がスマホを片手に「ウェルカムトゥー メァンガ」って耳元でささやきそうな薄明かりの森のなか、弁当を平らげたらすぐに歩き出す。
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四合目から20分ほど歩いたあたりで、ようやく山を登る斜度になってきた。
道の脇に生えているダケカンバは、雪の重みのせいか幹が這うように横に伸びている。
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5:50ごろ五合目に到達。
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地元の山でトレーニングをしてきたおかげで、ここまで息が切れることもなく楽に歩いてこれた。
振り返ると、宿がある町が見える。
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ふもとは星空が見えるほど晴れていたけれど、標高を上げると雲がかかってきた。

なかなか明るくならない北側の斜面、雲が低くて展望も開けないが、ヤマハハコたんのつぼみに癒やされつつあるく。
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いつの間にか森林限界を超えて見渡す限りハイマツの六合目に到達したのは6:25ごろだった。
第一見晴台とのことだが、真っ白で何も見えない。
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まずまず順調か。
しかし、ここから傾斜がきつくなる。
尾根をジグザグに登りながら、6:50ごろに七合目に着いた。
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ここまでせいぜい、横たわる木の根っこが小さな段差を作っていた程度だったが、ここからは大小の岩の間をよじ登る道になる。
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歩くペースが急速に落ち、七合目と八合目の間にある第二展望台に着いたのは7:40ごろ。
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やっぱり霧で何も見えない。
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脚は辛いが気持ちはまだ軽い。
稜線を歩くルートはときおり冷たい霧の風が吹き付けるが、それさえ楽しむぐらいに余裕はある。
汗だくの体に冷たい風が気持ちいいのだ。
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足下では1輪だけ花を付けたノコギリソウたんが応援してくれている。
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8:00ごろ、八合目である長官山という峰に到着した。
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予定より若干遅れ気味か。
ここからは傾斜が緩くなり、ややも歩くといったん下るので楽になった。
八合目と九合目の間にある避難小屋に着いたのは何時だっただろうか。
写真を撮り忘れ、GPSロガーも電池切れで止まってしまったので記録が残っていない。
避難小屋では長めの休憩を取り、汗と霧でびしょびしょになったシャツを着替えた。
さすがにじっとしていると体を冷やしそうだった。
ここですこしトイレの話。
利尻山にはトイレがない。
なので、登山者には携帯トイレという名のポリ袋を携行することが強く推奨される。
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袋はだいたい45L容量のゴミ袋と同じぐらいの大きさ。
そして、トイレブースが六合目から九合目までの間に3カ所あって、便座が設置されている。
避難小屋はトイレブースがある箇所のひとつなのである。
袋を便座にセットして、その中に用を足すのである。
袋の中には紙おむつと同じような吸水ポリマーのシートが入っているので、チャプチャプしないようになっているということだろう。
汚物入りの袋はさらに、チャック付きの外袋に入れて登山者には自分が出した排泄物は持って下山してもらうというスンポウである。
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下山後は回収ボックスに入れると、地元の有志が回収してくれるのだそうだ。
いやはや、地元の有志には頭が上がらない。
わたしは今回、11時間の山行中に、小すら一滴も出なかったので使わなかったが、いくらチャックのついた袋だとはいえ、臭いんだろうなあ。

さて、話は戻って、山小屋で汗がひくまで休憩しながら、天候の回復を待ってみる。
どうにも回復の見込みがないようなら、ここで引き返すことも念頭に置きつつ、合羽を着て待機。
窓の外に目を向けると、うっすらと日が差しているようだ。
ほかの登山客に付いているガイドが、ふもとからの情報を話しているのに聞き耳を立てると、どうやら回復に向かうようである。

よっしゃ、Goだ!
避難小屋から歩き始めてすぐ、雲が切れて山頂のシルエットが見えるようになった。
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雲が切れたりかぶったりを繰り返していたが、ついに完全に青空が広がった。
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利尻山の山容は裾が広がった富士山のような姿。
だから利尻富士とも呼ばれている。
しかし富士山とは違って、山頂が鋭くとがっている。
これは利尻山が8000年間にわたって噴火していないことによるものである。
もともとは富士山のようにお鉢があったのだけど、やがてお鉢が侵食されてマグマの通り道の芯の部分だけが残ると今の利尻山のような姿になる。
お鉢の周りは噴出後に冷えて固まったので浸食されやすく、芯の部分は圧力を受けた状態で固まったから硬いのである。

雲がすっかり晴れて、見渡せば空と海の境界線が曖昧なほど青い。
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よく見ると水平線の向こうの左のほうに陸地が見える。
ロシアの大陸、沿海地方だろう。
サハリンぐらいは見えると思っていたが、大陸が見えるなんて期待以上の絶景だ。
北の方角に目をやると、礼文島が見える。
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サハリンは雲に遮られて見えない。
日が差すとまた暑くなってきたので、合羽を脱いだ。
山頂からのさらなる絶景に期待を膨らませつつ、軽い足取りで登って9:30ごろ、九合目に到達。
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この急登、最後のひと踏ん張りである。
だが道は険しく、七合目からの岩場よりさらに大きな岩をよじ登る。
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再び雲に覆われつつある空に気をせかされつつも、大幅にペースダウン。
岩場を過ぎると、赤いスコリアが覆うエリアになる。
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富士山にも見られる、鉄分を多く含んだ軽石だ。
ビー玉ほどの小石は歩幅を大きく踏み出すと軸足が滑って登りにくい。
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休み休み登りながら、10:20ごろに沓形(くつがた)ルートとの合流点に到着。
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わたしが今回登ってきたのは鴛泊(おしどまり)ルートという中級者向けのルート。
沓形ルートは上級者向けで危険を伴うのだそうだ。
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10:30ごろ、大きくえぐれた場所が現れた。
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深さは3mぐらいだろうか。
実は人が歩くことによって登山道が徐々に削られていき、このようにえぐれた状態になったのだそう。
この日は登山道を補修している方がいて、大きな資材を背負子にくくりつけて登ってきていたのだ。
つくづく頭の下がる思いである。

山頂まであと少し、重くて上がらない脚にムチを打って登ると、スコリアの表面に苔が繁茂しているエリアに来た。
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ん?なんだか苔が蛍光を放っているような…
ヒカリゴケの類い?
いや、近づいて見ると苔が霧から得た水分を蓄えて水玉を作り、艶を放っているのであった。
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終始晴れていたら見られない光景だ。
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そんな苔たちの緑に救われながら、えっちらおっちら登り続けて11:00ごろ、ようやく山頂に到着した。
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登り始めてからここまで6時間40分。
予定より30分ぐらい多くかかってしまったが、まあ、こんなもんだろう。

雲が晴れないか、20分ぐらい待ってみたけれど一向に雲が薄くなる気配はない。
風が強くて、体感気温は氷点下。
手袋をしなければ指先がかじかんでくるし、合羽のフードをかぶらなければ耳たぶが痛い。
山頂からの景色は諦めて下山を開始した。

しかし、下りは輪をかけてきつい。
大きな岩をよじ登った九合目までは、下るときのほうが脚への負担が大きいのだ。
そして八合目から七合目の間の岩場で太ももの前の筋肉、ハムストリングスが限界を迎えた。
もはや脚の力だけでは下り坂を一歩踏み出したときの体重を支えきれない。
トレッキングポールを前に突いて両腕で体重の半分を支えながら、そろりそろりと下らなければ膝が耐えられずに転びそうになる。
それもやがて大胸筋と上腕三頭筋に疲労が溜まり、おぼつかなくなる。
這々の体で、六合目まで戻ってきたのは14:00ごろだった。
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登りは霧で真っ白だった第一見晴台からの景色が素晴らしい。
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見込みでは、ここから登山口まで1時間半。
短いようで長い。
しかも1時間半でたどり着けるのかも不安な状態。
なんとか日没までには下山できるだろうけど…
と、不安になりながらも、どうにか見込み通りの1時間半で下山できた。
2Lの水は四合目まで下りたところで空になった。
万一のことを考えたら、あと1Lは多く持ってきてもよかったかな。

ともあれ、成し遂げた余韻に浸りながら宿に帰って露天風呂に浸かり、夕食は利尻の水で造ったという日本酒で独り祝杯をあげた。
ってなわけで、次回は飯テロの時間だ。

つづく
Posted at 2020/11/16 22:55:35 | コメント(3) | トラックバック(0) | ヱリーゼ日記 | 日記
2020年11月15日 イイね!

高い島

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9月下旬のシルバーウィーク、遅めの夏休みをいただき9連休にして、今年も北海道へ渡ってきた。
今年はさらに利尻島に渡り、利尻山の登頂に挑戦。
トップの画像は、利尻山の8合目付近に一株だけみつけたチシマフウロたん。
9月になっても花を咲かせて迎えてくれた。
入山から下山まで11時間。
わたしの山登り史上で最もハードな山行だった。
下山後は階段の上り下りもおぼつかないほど脚が悲鳴を上げていたが、どうにか山頂まで登って下りきることができた。

出発は9月22日、大洗からの夕方便フェリーで苫小牧へ渡った。
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苫小牧からは蝦夷富士こと羊蹄山のふもとの京極町を通って小樽へ向かう。
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途中の支笏湖で土砂降りに見舞われた以外は晴天で、えりぴよさんの屋根を開けて走ると空気はヒンヤリと冷たいが、日差しが暖かい。
山間部を抜ける道では、紅葉が始まった木々の酸っぱいような匂いに包まれる。

京極町にある道の駅 名水の郷きょうごくで一休み。
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山中牧場の出店があったので久しぶりのソフトクリームをいただいた。
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山中牧場はここから小樽に向かった先の赤井川村にあって、学生時代にはドライブがてらよく立ち寄ったものである。
山中牧場の売店が閉まる時間には間に合わないスケジュールだったので、ここでソフトクリームにありつけて、ちょっとうれしい。
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赤井川村を抜けると毛無峠。
札幌に住んでいたころ、週末の明け方にしょっちゅうドライブしていた峠道だ。
祝日の夕方ということもあって交通量が多く、快適ドライブとはいかないけれど懐かしの峠道を堪能した。
途中の展望台からは小樽の夜景が見下ろせるデートスポットでもある。
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わたしが学生だったスキーブームのころ、kiroroスキーリゾートへスキーに行った帰りに毛無峠展望台からの夜景、そして小樽のラブホというのが当時のリア充の鉄板コースだったにちがいない。

小樽ではグランドパーク小樽というシティホテルに宿泊。
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翌朝は6時に起きて、ヨットハーバーの見えるレストランで朝食をいただいたあと稚内に向けて出発した。

道央道で旭川を経由して上川地方の内陸部を北上すると、美深あたりでまたもや土砂降りに遭遇するも、スカッと晴れた青空の下、いかにも北海道といった景色の直線道路を快走。
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12:00を少しまわったところで稚内に到着し、フェリーターミナルからほど近いところにある中華食堂でお昼を済ませた。
予約したフェリーは14:30に出港するので、乗船受付にもまだ時間がある。
港の近所に見える、不思議なカタチの建物が目をひいたので少し散策してみた。

こちらは、稚内市温水プール 水夢館。
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「稚内港北防波堤ドーム」というのがあるというのは地図を見て知っていたけど、このドーム型の建物がそれかと思ってしまった。
郷土資料館のような展示施設があるのかと少し期待してしまった。

んで、こちらが本来の防波堤ドーム。
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なにやら平成のバブリーな時代に建設された観光目的の建造物にも見えるけれど…
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建造物の上は特に遊歩道が整備されているわけでもないし、内部も媚びた雰囲気がない殺風景な造り。
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実は昭和初期に造られた本気の防波堤なのである。
そう聞くと、じつに合理的に思えてきた。
調べたところ、当時はコンクリート建造物の技術が未熟だったため、こういう形を採用したということだ。
しかしそれだけでなく、波の圧力を受け流して、必要なコンクリート資材の量を抑えながらもしっかりと波を防ぐことができる構造なんじゃないかと考えてしまう。
なんだかバットレスダムを眺めているかのような機能美。
さすがに当初の構造物は老朽化して危険な状態になってしまったため、いまあるものは昭和56年に改修されたものだというが、技術が発展してもこんなふうに後世に残していきたい建造物のひとつだなあと感じる。

防波堤公園をぐるりと一周してターミナルに戻るとちょうど良い時間。
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利尻島に向けて出向である。
宗谷岬の沖をぐるりと周ると…
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見えてきた!学生時代のバイクツーリングでオロロンラインを走ったときに沖に見えたあの島が!
「リ」はアイヌ語で「高い」、「シリ」は「島」。
利尻は高い島を指すアイヌ語に由来する。
標高1000mを超える山がある離島って、利尻のほかは屋久島ぐらいじゃないだろうか。
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いつかあの島に渡ってみたいと思いながら30年。
山頂は雲に隠れて見えないが、あの当時は先のとがった円錐形の島がくっきり見えたのだった。
明日は山頂まで晴れると良いなあ。

つづく
Posted at 2020/11/15 20:59:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | ヱリーゼ日記 | 日記
2020年10月12日 イイね!

S660に乗ってみた

今回のネタは、7月に行った讃岐うどんツアーの蔵出しネタ。
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しかしどういうわけか、うどん屋はどこも営業してなくて食べることができず、レンタカーで高松をドライブしただけで終わってしまった。
しかし、帰りに長くお付き合いいただいているみん友さんに誘われて岡山駅近くでランチをご一緒した。
大きく成長したお子さんにもお目にかかって、時間も忘れて話が弾む。
うどんよりもむしろこちらがメインになったような旅であった。

レンタルしたクルマはホンダS660。
岡山と高松を中心に店舗を展開する平成レンタカーがレンタルしている一車種である。
えりぴよさんと出会って12年、そろそろ後継車を考え始めているこのごろ。
候補のひとつであるS660を、うどんツアーのついでにレンタカーで試乗してみようという算段であった。
結論から言うとS660はえりぴよさんの後継としてはネガティブな印象しか残らなかった。
やはり第一候補はマツダ・ロードスターかな。

高松に向かったのはGo To トラベルキャンペーンが始まった海の日。
キャンペーンをねらって日程を組んだわけではないけれど、緊急事態宣言の解除を待って計画を立てていたらちょうどキャンペーンが始まる日になった。
ソーシャルディスタンスに気を遣ってグリーン車を予約したら、1両まるまる貸し切り状態。
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連休初日から静かな旅路となった。

岡山からは快速マリンライナーに乗り換えた。
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先頭のグリーン車は2階建ての展望車。
せっかくなので、こちらもグリーン席をとってみた。
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瀬戸大橋を渡るのは3往復目だが、電車ではこれが初めて。
瀬戸大橋は道路の下に線路が通る2層構造になっている。
レインボーブリッジをゆりかもめで渡るよりも大規模な2層構造にわくわく。
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高松駅から歩いてすぐの平成レンタカーでS660を借りて、まず向かったのは八栗山の八栗ケーブル。
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7年前の夏にも一度来たことがあるけれど、あのときは暑さにまいって山上駅から散策するのは断念したのであった。
相変わらず昭和時代の未来感が溢れる車体は7年前より赤色が鮮やかになった気がするな。
車内放送の設備は、昔はソニーのロータリーコマンダーが取り付けられていたが…
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さすがに故障したのか、シガーソケットに差し込んで電源をとるICレコーダーに付け替えられていた。
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この日は7年前と違って、曇り空だったから暑さも控えめ。
八栗寺まで緑のトンネルを散策してみるとすがすがしい。
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さて、えりぴよさんの後継車として見たS660。
走りも使い勝手も「ちょい乗り用」といった印象だ。
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久しぶりに軽自動車に乗ったせいか非力感が拭えない。
アルトワークスはもうちょっとスロットルレスポンスがよかったような気がするんだけどな。
メータの左脇に「SELECT」と書かれたボタンがあったので押してみると、白基調のメーター照明が赤色に変わって、エコインジケータがブースト計に切り替わった。

おお!?「モード反転!裏コード“BEAT”!」って感じか?
だが残念、エンジン制御やサスペンション減衰をエコモードとスポーツモードで切り替えるスイッチかと思ったら、メーターの表示が切り替わるだけで走りは何も変わらずだった。

オドメータが8万キロを指す個体のせいか車体の剛性感もヨレヨレだ。
タイトなカーブをクイックにまわろうとすると30mmぐらいはタイヤの軌跡がずれる感触で、サスペンションがきっちり仕事していない。

積載性は皆無と言っていい。
2人乗ったら2人分の宿泊荷物は載せる場所がない。
フロントにはラゲッジスペースはあるけれど…
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ラゲッジスペースと言うより外した幌の収納箱である。
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ラジエータの熱を受けて箱は熱々になるので、衣類ぐらいならともかく、酒や食べ物を入れたらダメになってしまう。
旅行に持って行く歯磨きや洗顔料といった旅行セットも熱で変質してしまうんじゃないかと思うぐらいの温度になる。

エリーゼとは違って、S660にはリヤウインドウが電動で開くセクションがある。
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レンタカー屋の店員さんは「開けると音が楽しめますよ」と言ってたけど、軽トラみたいなエンジン音では盛り上がらない。
それより、この窓を開けると後方からの風の巻き込みが強くて、エンジンフードで温められた空気がキャビンに吹き込んでくる。
冬なら暖かくていいかもしれないけれど夏場はツカエナイ。

おもしろかったのはオーディオ。
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ビートはコンソールの幅が1DINサイズ分なかったみたいだけれど、S660はもはやコンソールパネルにオーディオ操作のスイッチすらない。
代わりにステアリングホイールのスポークに組み込まれたスイッチですべてを操作するようになっていて、オーディオの状態を示す表示はメーター内に納められている。
これはえりぴよさんにも欲しい装備だ。
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そんなわけで、うどんが食べられずにがっかり、S660にがっかりしながらドライブ。
夜はホテルの近くのファミレスチェーンで済ませて、ライトアップされたダムの建設現場を見物に行った。
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さて、次のネタは9月の連休に出かけた北海道。
初めての挑戦に乞うご期待。
Posted at 2020/10/12 19:37:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄道旅 | 日記
2020年07月07日 イイね!

非常ブレーキ

非常ブレーキ今朝乗ったバスは、まだ新車の匂いがする最新型。
運転席の後ろには乗客が操作できる非常ブレーキのボタンが装備されていた。
一昨年、横浜市営バスの運転士が運行中に意識をなくして死亡事故を起こし、つい先日、運転士に対する有罪判決が下ったばかり。
そうした事故を繰り返さないための装備だろう。
だが、果たしてその状況で乗客がこのボタンを押せるのだろうか…

ブレーキの減速度はどのくらいなのだろう。
非常停止の訓練とかあったら体験してみたい。

押したらこうなったりして。
Posted at 2020/07/07 21:59:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 街で見かけた… | 日記
2020年06月11日 イイね!

能登半島の先っぽツーリング

能登半島の先っぽツーリングキバナコスモスが咲く季節、関東甲信には梅雨の足音が聞こえてきた週末に、能登半島まで三密(だんみつ?)を避けてひとっ走りしてきた。

出発は早朝4時をまわったころ。
前日に近所を歩いていて右足首を痛めてしまい、リヤブレーキを踏むのにギクシャクする。
ここのところの在宅勤務で、運動不足がたたったか。
出かけるのをやめようかという考えも頭をよぎったが、ホテルのキャンセル料が宿泊料の100%になってしまう。
まったくブレーキを踏めないわけではないから、慎重に走らせることにして決行した。

東名、圏央道、中央道と乗り継いで大月ICで途中下車。
甲州市の上日川ダムに寄り道してみた。
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朝の早い時間に山梨県道201号、大菩薩峠のくねくね道を楽しんでから北陸に向かう算段であった。
しかし肝心のくねくね道は災害復旧工事で通行止め。
わたしがいちばん好きなダム形式であるロックフィルダムを見物するだけで引き返した。
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さてムルティストラーダのパーツレビューでご紹介したバイク用ドライブレコーダー、ミツバサンコーワEDR-21。
今回のツーリングはこいつの運用方法を模索しつつ、レビューをお届けしようと思う。

まずはじめに、機能と性能については必要充分。
ドラレコを導入した目的は果たせているし、画質も満足。
Wi-Fi経由で録画データや本体設定を取り扱うためのスマホアプリも使いやすい。
あえて難点を挙げるとすれば、スイッチが硬くて節度感がない点か。
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乗用車用向けの製品と違って、防水性や耐震性が求められるので操作が硬いのはしかたがないのだが、節度感がないのはいただけない。
ギューッと押しても古くなった消しゴム潰すような感触しかなくて、操作できたかどうかわかりにくい。
硬くてもボタンストロークがあって、カチッとクリック感があればいいのだが…

それから、この製品に限った話ではなくドライブレコーダー全般のハナシとして、常時録画と衝撃録画を同時に有効にできる機能は必要性を感じない。
むしろ無い方が良い。
もちろん、それぞれ一長一短があるはずなので、どちらかの録画方法を選べるのは良いことだ。
たとえば常時録画は記録媒体(SDカード)に常にデータを書き込む動作を繰り返すので、記録媒体の寿命を縮めるという欠点があるかもしれない。
一方で、事故やあおり運転による案件が起きた瞬間はもちろん、そのタイミングのずっと前から録画されているわけだから、案件が起きたときに直近のデータを保存すれば衝撃録画を同時に有効にしておかなくても証拠は残せる。
衝撃録画を有効にしておくとデータが別フォルダに保存されたりして、あとからデータを整理するのに一手間かかってしまう。(わたしが使っている2機種の製品だけかもしれないけれど)
常時録画と衝撃録画のデータを切った貼ったして一本にまとめたのがこちらの動画。
山間部の県道をただただ走っているだけの15分なので、面白みはないかも。

動画編集ソフトの操作に慣れてないせいもあって、15分を編集するのに2時間ぐらいかかったかな。

右足の痛みがひどければ山梨で引き返すことも念頭に入れていたが、運転には支障が無いのでそのまま一気に中央道、長野自動車道、北陸道を走り抜ける。
お昼頃に黒部市を通過するところだったので、いったん高速を降りて「魚の駅 生地(いくじ)」で昼食にした。
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駐車場はほぼ満車だけれど、人が多いのは海産物の売店がある棟だけで、別棟にあるレストランの空席率は7割ぐらいだった。


オーダーしたのは海鮮丼。

さっぱりしたものが食べたい気分でなければ、白えびのかき揚げ丼と迷っていたところだ。

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丼だけでなく、カニが入った味噌汁も付いてくる。
このカニは富山で水揚げされた紅ズワイガニかな。
6月から禁漁期間に入ったはずだが、まだ在庫があったってことだろうな。

久しぶりに鮮魚を食った気がするな。
仕事帰りに刺身を出す居酒屋でちょっと飲んで帰るとか、もう3ヶ月もやってないな。
顔なじみのガールズバーもご無沙汰だ。

食ったら再び黒部ICから北陸道に乗って能登を目指す。
射水市の小杉ICで降りてしばらく街ナカを走り、高岡ICから能越自動車道に乗って北上。
13:45ごろ、七尾市の観音埼に到着した。
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能登半島のカタチを左手で表現すると、親指の先っぽにあたる岬である。
あわよくば富山湾越しの立山連峰が見えるかと期待したが、この日は雲が低かった。
薄日が差すほど薄い雲だけど、湾の向こう岸はほとんど見えなかった。

海辺から駆け上がること20分ほどで、七尾城跡に到着。

若干かすみがかっているが、七尾の町並みと能登島が見渡せた。
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ここはデートスポットにもってこいかもね。
柵の向こう側は背の高い雑草がきれいに刈られて、景色が見渡せるようによく整備されているし、静かにしていれば野鳥の声も賑やかだ。
夜は真っ暗になりそうだし城跡っていうロケーションも相まって、夜景にうっとりするどころではない肝試しスポットになってしまうかもしれないけれど。

わたしがドラレコのデータをスマホにコピーしている間、なぜか男女一組が自動車学校の教習車で来て、しばらく滞在していった。
なにこれ、特殊な個人教習?
その後のアダルトビデオ的な展開を妄想しつつ、城山近くにある多根ダムのダム湖を一周して七尾の市街地に下りたのは15:00すぎだった。

七尾駅の近くにあるビジネスホテルにチェックインして、すぐにベッドの上に倒れ込んで眠ってしまった。
晩メシまでにのと鉄道に乗りに行くつもりだったが、もう動きたくなくなった。

翌朝は7時過ぎにホテルを出て、のと鉄道七尾線を乗りつぶし。
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七尾から穴水までの全線を、田植えが終わって間もない朝の田園風景を眺めながらディーゼルカーに揺られて一往復した。
かつては穴水から先にも線路が延びており、輪島へ向かう路線と珠洲市の蛸島へ向かう路線に分かれていたが、それぞれ2000年と2005年に廃止された。
遺構もいくつか残されて再利用されているそうなので、あとで立ち寄ってみることにする。

その前に、ちらっと能登島に渡って寄り道。
三河ナンバーや名古屋ナンバーのバイクの一団とランデブーしながら、南の県道47号、能登島大橋から西の「ツインブリッジのと」へ抜けてみた。
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橋の上から能登島の白くてゴツゴツした岩肌が見えて、ちょっと良い景色だったので、ドライブレコーダーから一コマ切り出してみたが、カメラの設置位置が低くてほとんど橋の柵に隠れてしまった。
おまけにカメラが傾いているもよう。
画角の両端はケラレが生じて暗くなってるのものの、被写界深度を大きくとるためにアイリスを絞って、コンパクトボディに広角レンズを組み込んでいるのだからがんばっている方だと思う。

ゴーゴーカレーの看板に誘惑を受けつつ能登空港前の快走路を順調に飛ばし、11:30ごろ、道の駅 すずなりに到着。
10.JPG
ここはかつての、のと鉄道能登線、古くは国鉄能登線の珠洲駅だった場所である。
ホームを残して、新たに建物が建てられていて、建物はなんとなく伝統的な日本の旅籠を連想させる外観だ。
ホームのベンチには女子高生3人がアイスキャンディーをしゃぶりながら閑談している。
ちょっとお願いして、近影もとらせてもらったけれど、空の雲が入道雲だったりしたら最高だったな。

道の駅から東、終点の蛸島駅跡近くにぽつんと車両が残されているらしいので向かってみた。
11.JPG
それは駅でも何でもない、2 - 3mほどの高さの盛土の上にあった。
雑草で覆われてほとんどレールは見えないけれど、どうやらこの前後だけ線路が残されて、なぜか車両がここで雨ざらしにされているのである。
体重をかけると痛む右足を引きずりながら盛土の急斜面をよじ登ってみた。
12.JPG
富士重工業製のNT200型で、同じ設計コンセプトの姉妹車は全国各地の第三セクターで運用されていて、わたしにとっては樽見鉄道や信楽高原鉄道で走ってるやつがなじみ深い。
最近だと天竜浜名湖線のに乗ったかな。
車内を覗いてみようとするが、さすがにレールと同じ高さからでは、窓を覗くことはできない。
が、前面貫通扉の一部が錆で破れて中を覗くことができた。
13.JPG
錆びて幽霊列車のような外観とは異なり、車内はまだ現役かと思うほどきれいだ。
なんでも、数年前に地元の高校生が課外活動で、この車両を利用した廃列車カフェというのを開いたのだとか。
そんな課外活動クラブが代々受け継いで、車内だけでも定期的に掃除しに来たりしているのかもしれないな。

ここまで順調だったのに、盛土を下るところでやらかした。
痛む右足をかばいながら急斜面を下っていたら、左足を滑らせ、その拍子に右足で踏ん張ってしまった。
右足の痛みが全身を巡り、ヘルメットをかぶったまま、その場で四つん這いになって悶絶した。
脂汗をかきながら、はぁはぁと荒く呼吸をしていると、なんだかもう世界がヘルメットの中だけになってしまったかのような閉塞感だ。

やべー、このあとバイクを運転して帰れるのか?
なんてことを考えながら、感覚的には5分ぐらい四つん這いで痛みに耐えて(実際は30秒ぐらいかもしれない)ようやくよろよろと立ち上がってバイクに跨がった。
ズキズキと痛むがペダルはしっかり踏める。
右足を地面についたら立ちゴケは必至かも。

とかいいつつ、バイクを降りたら死んじゃう病のわたしは、バイクに乗ったらだいたいへっちゃらなので、しばらく走っていたら痛みを忘れた。
忘れた勢いで、またもや寂れたダムに寄り道してダート道を楽しんでしまった。


そして12:30ごろ、今回の旅の目的地である禄剛崎(ろっこうさき)に到着した。
14.JPG
狼煙漁港の片隅にバイクを停めて海岸を歩こうとするが、バイクを降りたら死んじゃう病の発作が激しい。
普通に歩く3倍の時間をかけてこぶしぐらいの大きさの石がゴロゴロする海岸にたどり着いたものの、これ以上はむり。
この不安定なゴロゴロ石の上を歩くことを考えるとまた四つん這いの恐怖がよみがえる。
ヘタすりゃ波打ち際で半分水に浸かって、ウニか何かを密漁してると通報されるのがオチだろう。
土左衛門かと間違われて、引き上げに来てくれれば御の字だ。

岬の散策は諦めて、昼飯を食って帰ることにした。

北陸らしい海岸線を西に進んで13:15ごろ「庄屋の館」に到着。
15.JPG
入母屋造りの古民家を利用しているので玄関の土間から座敷までの高低差が大きく、いまのわたしにはまさに敷居が高い。

簾越しに海が眺められる席に案内されて、オーダーしたのは「庄屋定食」。
16.JPG
盆に並べられた刺身や小鉢に加えて、焼き魚がついてくる。
17.JPG
本日の焼き魚はカマス。
基本的に淡泊で、この時期は身がパサつきがちなカマスの塩焼きには醤油をかけたくなるかと思ったが、塩加減もちょうどよく、ふっくらと焼かれていて美味かった。

店から出ると、ふと水平線上に小さな島がいくつか見えるのに気がついた。
18.JPG
能登半島沖に島があるとは知らなかった。
後から調べてみると、右の方の、ほかより大きな島は舳倉(へぐら)島という名前で、人が住む集落があるらしい。
左の方の小島は荒三子(あらみこ)島や烏帽子島という無人島の集まりで、七ツ島というそうだ。

帰りの道すがら、北陸のダイナミックな海岸や、遠景に見える立山連峰をドライブレコーダーの手動録画で撮りながら帰ったつもりが、データは全部消えてしまっていた。
実はこの製品、衝撃録画のデータと手動録画のデータは同じフォルダに保存され、衝撃録画のデータ量がある一定量を超えると、手動録画も含めた古いデータから順に上書き保存されてしまうのである。
衝撃録画の感度は調節することができず、高速道路の高架の継ぎ目とかを越えた衝撃で次々と録画データが溜まってしまう。
やっぱり、常時録画と衝撃録画の同時有効化はいらないな。
帰宅してからすぐに衝撃録画の機能を無効に設定した。

さてと、つぎは梅雨が明けころをねらって、讃岐うどんでも食いに行ってみるかな。
Posted at 2020/06/11 17:50:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | ムルティストラーダ日記 | 日記

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