のぢぃのブログ一覧

先週はずっとパソコン掃除にはまりっぱなし。
ハードディスクの中のデータまで掃除してしまった。
ゴミファイルとゴミレジストリを削除してすっきり。
画像はPCケースに搭載されている水冷システムのラジエーター。
がっつり埃が堆積してファンの効率が悪そうだ。




ちなみにPCケースはドイツで買ったもの。
ドイツでは現在の日本よりも自作パソコンがメジャーなようで、家電量販店のMedia Marktに行けばネオン管ギラギラのPCケースとかが陳列されているほど。
Silver Stone[シルバーストーン]というメーカーのケースを、innovatek[イノヴァテック]というメーカーが改造して水冷システムを取り付けた製品。
Silver Stoneは台湾の会社で、欧州ブランチはハンブルクにあるらしい。
innovatekはマニア向けのPCパーツをリリースしているドイツの会社。

以下、オタク臭がかぐわしい、だらだらとしたつぶやき。

サウンドカード
クリエイティブメディアのSound Blaster Live![サウンドブラスターライブ]から、同Sound blaster 5.1 VXに換装。
Sound Blaster Live!は販売当時のハイエンドモデルだった。
当時のサウンドカードとしては最先端の5.1chドルビーサラウンドを出力し、ハードウェアレベルでMIDI音源を実装したもの。
いまはMIDI音源なんて、ソフトウェアで処理されるからMIDIチップを搭載したサウンドカードはなかなかお目にかかれない。
しかし、その当時のパソコンの性能では、MIDIチップの有無で音質が段違いだった。
MIDI音源の例（クリックすると音が出ます）
折りしもDVD-ROMドライブがパソコンに搭載されるようになり始めた黎明期。
家電のDVDプレーヤーを買わないで、パソコンで5.1chサウンドを楽しもうと思って奮発したのだ。
何しろ当時持っていたテレビはモノラルスピーカーの14インチブラウン管、PCモニタは17インチトリニトロン管だったしね。
画質も音質もパソコンのほうが高かった。
でも実際にはパソコンでDVD鑑賞するのは難があった。
起動するのに時間がかかるし、パソコン本体のファンやらHDDの騒音が大きくて音質にこだわる意味がなかった。
というわけで、今回はばっさり見切りをつけてローエンドモデルをチョイス。
2000円でおつりがくる値段。
それでも5.1chは標準装備なのね。
今は本当にベーシックなサウンド機能だけなら、マザーボードにサウンドカードの機能を内包した、オンボードチップが当たり前なのかな。
それに、S/PDIF端子（CD-ROMドライブに接続してデジタル転送する端子）も、無いのが標準になってるね。
Windows98以降はS/PDIFは必要なくなったもんなぁ。

LANカード
今まで使っていたのはLinksys[リンクシス]のEitherFast[イーサファースト] LNE100TX。
100BASE-TX・10BASE-T対応のモデル。
PCI2.2規格以前のカードなので、Wake on LANケーブルがついていた。
掃除の際にいったん抜いたら、Windows上で認識されなくなってしまった。
UNIX系OS（FreeBSD）ではパケットロスを頻発しながら何とか動いてる。
実家にストックしてあるスペアパーツをとりに帰るまで、USB接続の無線LANでしのぐつもりだったのだけど、オトンが作った鴨の燻製を送るというので、ついでに荷物に入れてもらった。
ストックしてあったのはコレガのPCI-T。
100BASE-TXには対応していない、Windows95時代の化石。
ほんとに化石になっていた。
せっかく送ってもらったのに、これも動作しなかった。
動かない半導体チップなどただの石だ。
さすがに裸でジャンクの山に放り込んでおいたのはまずかったか。
しょうがないから近江八幡のケーズデンキまで新品を買いに行った。
彦根のケーズデンキやヤマダ電機じゃ、この手のPCパーツは置いてない。
田舎って不便だわ。
自作ブームも去ってしまったから仕方がないか。
札幌駅前にはドスパラやツクモがあったけど、わたしが札幌を去るころには撤退してたみたいだし。
ともあれ、メルコのLGY-PCI-GTを入手。
1700円台。
GTっていってもグランツーリスモじゃない。
1000BASE-T対応なので、ギガビットのGだなきっと。
今はうちのLANに1000BASE-Tはないけど、何年か後ぐらいには導入できてるかな？