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今年のゴールデンウイークは実家に帰るか迷ったけれど、RX-7の塗装作業は数日かけてじっくりと塗料が硬化するのを待ちたいし、どうせ天気が悪くて自宅でゴロゴロするだけだから、3日間ほど帰省することにした。
実家の生垣に植えてるツツジは今年はちょっと遅め。

ねこたちとも遊びたかったしな。


それに、3月に納車された父のCX-5も乗ってみたかった。

一昨年の夏に勤め先を通じて1日モニタードライブという試乗をさせてもらったけれど、あれからマイナーチェンジもあったし、メーカーオプションのディスチャージパッケージも試してみたかった。

CX-5を借り出して向かった先は奥出雲おろちループ。

まさに出雲神楽に出てくるヤマタノオロチがとぐろを巻いているようだ。

さて、実家のCX-5、ブルーリフレックスマイカという塗色を選んだのはわたし。
ディーラーの営業さんが持ってたカラーサンプルはもうちょっと青味が薄くて「シルバーに近いブルーグレー」と表現する感じだった。
ウェブカタログで見るともうちょっと青味が強くて明るい気がする。
雲が厚い空の下ではアスファルトの色と同化してなんだか目立たない色だなあ。

オドメーターは1300kmほどを表示しているが、以前に試乗したときに比べるとディーゼル特有のガラガラという高いノイズが大きい気がするな。
それに80km/hで走行すると屋根の上につけたルーフキャリアがビュービューと風切音をうならせる。
アイドリングストップの制御はマイナーチェンジで変わったのかもしれない。
以前の試乗では交差点の右折時に少し前進してから、対向直進車をやり過ごすときにもアイドリングストップがかかっていたが、この年式ではそれがなかった。
短い距離をゆっくりと進んでから停止するという状況ではアイドリングストップをかけないように変えたのかもしれない。

おろちループの道の駅で山菜を買って、帰りは旧国道を下ってみる。

全面アスファルトのはずなのだけど、長年にわたって土が堆積して草が生えている。

滑りやすい急こう配をそろりそろりと下るが、こういう状況では賢い6速ATといえども勝手に3速までシフトアップしてしまう。
セレクトレバーをマニュアルモードにして、2速から1速に落とすと自動的にエンジンの回転数を3000rpmまで上げて急なトルク変動を避けるようにしてシフトダウンする。
しかし、この回転数を合わせるまでのタイムラグが長くて、エンブレがまったく効かずに空走し、重力に任せて加速してしまう。
慌ててブレーキを踏むと、ココココッ…とABSが介入した。
あーびっくりした。

路肩ではなく路上に生えてたのはネコノメソウの仲間、ボタンネコノメソウというやつかな。

3月下旬に来て山菜狩りをするのもよさそうだ。