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2014年08月11日 イイね!

台風一過

先週から24ヶ月点検で預けていたムルティストラーダを引き取りに、京都まで行ってきた。
琵琶湖線に遅延は発生していなかったけど、土日に関西圏を通過した台風の影響で山間部を走る路線は安全確認のために低速運転を行っていて、遅延が発生しているとのアナウンスがあった。
まあ、影響があるのは福知山線や山陰本線の方面だろうとタカをくくっていたら、京都から乗り換えた奈良線もダイヤが乱れていた。
9:18に京都を出るはずの普通列車が10分遅れて発車した。

東福寺までの一駅だから席に座らず、開いているドアの反対側のドア近くに立って発車を待っていると、続々と外国人が乗り込んでくる。
で、その半数ぐらいが乗車するなり、目の前に立ってるわたしに「奈良行きのローカル列車か?」とか「イナリは何番目か?」と質問を投げかけてくる。
わたしは東福寺で京阪に乗り換えたが、京阪の伏見稲荷駅でも多くの外国人が下車していたな。
伏見のおいなりさんって外国人にも知名度高いのかな?
あるいは某アニメの影響が外国にも伝染したか?

ハナシは戻って、車内で発車待ちの京都駅。
ある若い外国人女性はわたしの頭上にある路線図を見て「うーん…」と悩んでいる様子。
「どこいくの?」と聞いてみれば、「この駅(京都)はこのマップでどこ?」と聞き返された。
見上げてみれば、そこには大阪環状線との路線図が掲示されていた。

そりゃ悩むわ。

京都-奈良間の奈良線の路線図は向かい側のドアの上に掲示されているので、そっちを指さして案内した。
乗車したのは大阪環状線に乗り入れる「大和路快速」としても運行されることがある221系だった。
「大和路快速」として運行されるときと奈良線で運行されるときの両方の路線図が別々の場所に掲示されていたら、乗客は混乱するのが当然だ。


それはさておき、中書島から京都市営バスに乗り換えようとしたところでやらかした。
帰りにバイクに乗るときのジャケットをトートバッグに入れて持ち運んできたのだが、そのバッグを京阪電車の網棚の上に置き去りにしてしまった。
降りたホームの階段を下り始めたときに気がついて慌ててホームに駆け戻り、駅員さんに事情を話したけれど時すでに遅し。
わたしのジャケットは一人旅を始めてしまった。
駅のインフォメーションセンターに相談したら、枚方市駅で特急との接続で長く停車するので、そのときに検索してくれるとのことだった。
わたしのカバンを載せた電車が枚方市駅に着くのが10:15。
まあ、急ぐ用事でもないし、駅で20分ほど待つことにしよう。
駅で中書島を発着する電車を眺めて過ごす。

この駅急カーブの途中にあるせいで、線路にかなりのカントが付けられている。
特急が通過するならわかるけど、素人考えだと、すべての列車が停車するのだから、こんなにカントを付けなくても良さそうな気がするなあ。

さて、20分後、再びインフォメーションセンターに赴いてみたが、枚方市駅で検索してもカバンは見つからなかったとのことだった。
うーん、だれか他の乗客が持ち出したのかなあ。
ムルティを引き取って、中書島駅前のカフェでお昼を食べて、わたしのカバンを載せた電車が終点の中之島に到着したころを見計らって、再び尋ねてみたが、やはりカバンは見つからなかった。
カバンの中身は使い古しのメッシュジャケットと、グローブ、レインウェア、ヘルメットの下にかぶるインナーキャップ、それからヘルメットシールドをきれいにするためのガラスクリーナー。
カバンだってすり切れそうなポンコツだ。
拾ったひとが持ち帰ってもほとんど価値のない物ばかり。
しかしこの炎天下で60kmの距離をバイクに乗って帰るわたしには必需品。
後日、忘れ物センターに届けられる可能性もまだあるけれど、いまわたしの手元にないと困るのだ。

しかたがないので、近所にあるRSタイチのショップで新しいジャケットとグローブを買って帰ることにした。


帰り道はいつもの信楽高原ルート。
京滋バイパスを笠取ICで降りて、R422に入ると瀬田川を渡る鹿飛(ししとび)橋を渡る。

瀬田川は琵琶湖から流れ出る川で、下流に行くと宇治川、淀川と名前を変える。
琵琶湖を人間の胃袋にたとえると、瀬田川は十二指腸といったところか。
大雨が降った後で琵琶湖の水位が上昇すると水量が増し、激しい流れになるのである。
この日も台風が通過した影響で絶賛増水中。

うねる水面を眺めていると吸い込まれそうな恐ろしさを感じる。
川縁はあふれそうな勢いで、波しぶきが堤を濡らしている。

こんなところにクルマを停めて、不安にならないのだろうか。

こちらは昨年の台風18号で線路が橋桁ごと流失した信楽高原鐵道の杣川(そまがわ)橋梁。

着々と復旧工事が進んでいるようだ。
最後の橋桁が準備されて、もうあと一息といったところ。

ふと気がついたのは、この橋桁を運ぶドーリーが、本来のレールの上にもう一段のレールを敷いて移動されているところ。
本来の線路は木星の枕木で、その上に緑色の鉄骨が組まれ、それを枕木としてレールが敷かれているのがおわかりだろうか。

おそらくは、相当な重量の橋桁を乗せるとレールが痛むので、復旧後に電車が走行するレールを傷めないようにするための措置なのだろう。
年内には復旧するだろうか。
復旧したら、乗りに来なくてはね。
Posted at 2014/08/11 23:58:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | ムルティストラーダ日記 | 日記

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何シテル?   08/02 14:36
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