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昨日は車検で預けたムルティストラーダを引き取りに、ドゥカティ京都まで行ってきた。
ちょうど新型ムルティのデビューフェア中だったので、ついでに展示車両を見せてもらってきた。

うちのムルティは初めての車検。
まだまだ乗るつもりなので、買い換えることなど微塵も考えてはいないけど、新型の存在感は気になるところ。
新型の目玉は可変バルブを搭載した新エンジンといったところか。
先代では日本の騒音規制のせいで、日本仕様はイタリア本国仕様から大きくパワーダウンされていたが、新型は10馬力ダウンにとどまり、150馬力を発揮するとのこと。
まあ、バイクで150馬力も欲しいと思う場面は、サーキットでコンマ何秒を削る走りでもしなければ、ないだろうけどな。
エンジンをかけさせてもらったら、アイドリングの音はうちのムルティよりだいぶマイルド。
先代はドゴドゴドゴ…とドゥカティらしさというか、荒っぽさがあったけど、新型はドゥルドゥルドゥル…と、BMWのR1200GSに近づいた感じかな。
日本仕様のパワーダウンが10馬力に抑えられたのもこの排気音のおかげだろうか。

車体デザインは…良いか悪いかはともかくとして、先代に比べるとわたしの好みからはちょっと遠のいた。

左右の目が繋がってるのはちょっとなあ。
無骨なオイルクーラーのシュラウドは先代のときから気に入らないポイントの1つだったけど、ボディ同色になったおかげで、2つの穴が目立つようになってしまった。
なんとなく、大昔の特撮ヒーローにも見えるな。

iPadを彷彿とさせる新型のメーターパネルは見やすそう。

夜は明るすぎると目がくらんでしまうので、簡単に明るさ調整できるスイッチがあるといいな。
うちのムルティも夜は明るすぎると感じるときがあるのだけど、階層的な設定メニューを操作しなければならないのにはちょっと困ってる。

純正のタイヤはピレリのスコーピオントレイル2。
溝の数は増えたようだけど、浅いのは変わらず。

そういえば、うちのムルティ、フロントはコンチネンタルTKC80に交換したけど、リヤはすり減ったスコーピオントレイルのまま。
もうちょっとでスリップサインが出てしまう車検合格ぎりぎりラインだったので、車検前にリヤもTKC80に替えようと6月前半に注文していたのだけど、メーカーでの生産が遅れていまだに入荷してないのだ。

お店の人に試乗を勧められたけど、朝の10時をまわったばかりだと言うのに気温は30℃を超えてうだるような暑さだったので、早々に京都を脱出することにした。
帰りは比叡山ドライブウェイをかっ飛ばして涼んで帰った。