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「キャブドライバー」と言っても、タクシーの運ちゃんではない

キャブレター調整用アングルドライバー
先端が９０°曲がっていて、トルクをベベルギア（しかもヘリカルという手の込みよう）で伝達する
アストロプロダクツのこの製品はビット交換式で、＋－それぞれ長さが違うものに交換できる

直列４気筒のバイクでも、タンクやキャブを外さずに、エンジンをかけたまま調整ができるアイデア工具
今回、ジャズのメインジェットを交換するのを機に導入してみた

ジャズならタンクを外さずにキャブを取り出して分解できるし、メインジェット交換にエンジンをかける必要はないのだけどね
でもやっぱり、キャブを外すとなるとそれに付随するガスケットは再使用できないし、エアクリーナーボックスも外さないとならない

期待通りの働きで、工程をすっかり簡略化できた

お値段９５００円は…工具マニアの世界だな（苦笑

こぉんなイイクルマ、滅多にいないんだからねっ

先週、ディーラーで約束を取り付けて、本日はエリーゼＳの試乗
天気はドピーカン
昼下がりの京都郊外のバイパスをオープンで駆け抜ける

きもちイー

名神高速に一区間乗り、1速から3速を5500rpmまでまわしてみる

カチッとしたシフトフィールもいいね

ターボやら２ストやらのロケット加速に慣れた体には、拍子抜けするほどフラットなトルク
オープンにしていても風の音が静かだ
気が付かないうちにスピードが乗っている

これで峠道を、軽くひらっ☆とまわったら、鼻血噴いてぶっ倒れそう
少しぐらい貧祖でもイイ
それもまた萌え要素

良いところは挙げればキリが無いので、気になったところを何点か…
・ウインドシールドが低くて信号が見にくい
オープンカーだから仕方が無いのかな
ＮＡ型マツダロードスターもそうだった
でもＺ３は気にならなかった

・ステアリングが若干低い
わたしの座高が高いのか…orz
理想のグリップポジションは10時10分と言うけれど、わたしがエリーゼのステアリングホイールを自然に握ると11時5分になってしまう
シートは床面ぎりぎりなので、これ以上下がらないけど、あと3cm低かったら前述の信号の見難さも少しはマシになるだろうに

・サイドブレーキが…
レバーを引いたらギャリリッと室内に響く
安い音
SJ10型ジムニーなんて、ラチェットむき出しだったけど、もっとおとなしかったぞ

・シフトレバーの根元が…
これもガチャガチャと室内に響く
しかもカバーがグラグラ動く


それにしてもアレだ、先週はあまり感じなかったけど…
このディーラーの代表さん、「硬派でエンスー」を押し付けてくるのがイタイな
“特別なクルマ”をアピールするセールストークなのかもしれないけど、相手が違うぜダンナ

わたしの足元、ティンバーランドの“タイムズスクエア・ウォーカー･オックスフォード”を見て一言

「あー、その靴じゃぁ運転できませんよ。ヒールトゥできないし。」

ざーんねん、わたしの足の裏はそんなに鈍くない
そもそも欲しかったのはレーシングシューズじゃない
町を歩くこととドライブを両立できる、こだわりの一足なのさぁ
履いてみればわかる、長く歩いても気持ちいい、軽くて柔軟な靴だって
レーシングシューズじゃなきゃ乗れないようなクルマならイラナイ

試乗しながらわたしが、ステアリングが低いと漏らすと
「英国車は乗り手がクルマに合わせろってスタンスなんですよねぇ～」
と揚々と答える

あちゃー、旧ミニ崇拝の極みだね

車の部品を設計する立場からすれば、ドウカシテル


まあいいや、エリーゼに罪は無い
ほーんと、こぉんなイイクルマ、滅多にいないんだからっ

どーしよっかなー
契約しちゃおうかなー
岡崎のACマインズはちょっと遠すぎるしなぁ

ミッションコードVictor-3発令
コーベ宙域に向けて緊急発進[スクランブル]

作戦は次のとおり

隊長Azul Uno[アスール・ウノ]ならびに２番機Azul Dos[アスール・ドス]と合流し、敵の要塞「ケーズ・デ・ンキ」を制圧、最新鋭兵器「デ・ジカーメ」を鹵獲すること

エリー、この戦闘が終わったら迎えに行くからな…（死亡フラグ）

オレはカタパルトデッキへ上がる愛機の中で電脳六分儀[ナビシステム]をセットしながらつぶやく

システムオールグリーン
青３号[FD3S]発進[テイクオフ]！

しかし、アッシーヤからアステロイド[渋滞]に阻まれ、足止めを食らう

ちぃっ！今日から三連休か

オレは亜空間跳躍[高速を乗ったり降りたり]を繰り返し、最短ルートで航行する

こんなときポセイドン[日本製]の電脳六分儀は頼りになるぜ

ランデブー予定から遅れること６３００秒
敵要塞前にて合流した

戦闘は混沌の様相を呈す
隊長は敵に寝返り敵兵[店員]とともに２番機を翻弄する
Azul Dosの運命やいかに！

つづく


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で、本日の本番はここから
神戸へ出かけたついでに、京都、長岡京市の英国車ディーラーを訪問した
旧ミニ、ケーターハム、ロータスを取り扱うマイティ･ドッグというお店

エリーゼの納期、カラーサンプル、中古車の在庫を確認しに行くのだ

中古は現在、同店には在庫がないらしい
まあ、エリーゼの中古はなかなか出ないだろうから、想定の範囲内

納期は、国内在庫があれば１～２ヶ月
なければ、少なくとも３～６ヶ月は待たされる
これも予想通り

特に急がないから、半年待ってもいいのだけどね

カラーサンプルは大収穫
想像していたのは、国産車ディーラの営業マンが持っていそうなペラペラの紙かセルロイド
しかし、このお店にはボディの曲面を模した金属片に実車同様の塗装が施されたものだった

エリーゼには黒が二種類用意されていて、このうちのいずれかが最有力候補だった
ファントムブラックとスターライトブラック
ファントム（幽霊）はその名のとおり、ソリッドな漆黒
スターライトはほんのりマイカかパールがちりばめられている

スターライトいいねー
これと、ぺルシアンブルーと、どっちがいいかなー

お店の人と小１時間ほど話をして、来週、試乗させてもらうことにした
やっぱバリッとスーツ着た営業マンより、作業着で接客するお店のほうが落ち着くねぃ
先日のTCL然り

お店にはこんなものも展示されていた

MGミジェットかな？
売り物なのだろうか？
いくらするんだろう？

２階には小物アイテムが陳列されている

イギリスの通販ショップDemon Tweeksのカタログで見たような品々
在庫が豊富で、MINIユーザーは安心だろうねぃ

そして、ひそかに実車を触るチャンスをねらっていたスーパー７
ちゃっかりコックピットに座らせてもらった

なんかもー、座っただけでアドレナリンどっぱどぱ
すんげー窮屈なんだけど、この包まれ感がたまらん
ねこ気質のわたしは一種の安心感すら覚える
足元もすげー狭い
ひょっとしたら、FJ1600のマシンより狭いんじゃないか？
かっちぃさんのZ3を運転させてもらって、やっぱりBMWのペダル配置はええねー、なんて話をしていたけど、これはもはや別次元
フットレストなんて無いし、そんなスペースも無い
でもいつか欲しいね、スーパー７も
もっとオトナになって、RX-7に飽きたらコレだな

オトナのスポーツカーといえば、Z3もええねー
2Lクラスの4気筒エンジンはレスポンスがすごく官能的
気持ちよすぎて、ついつい、バビンバビンとヒールトゥでシフトダウンしてしまう
ボディの重さが玉に瑕
でもそれを逆手に取れば、高速安定性に期待ができる
Z3をアウトバーンに繰り出して、400Rぐらいのカーブを200km/hで駆け抜けたら気持ちよさそう

さーて、来週はエリーゼでどんなところを走らせてもらえるのかなぁ
わくわく

みやたけさんが襲来して残していった不発弾
開けてびっくり大爆発

これはおいしすぎる！

ネタとして

愛知県安城市の北城屋がリリースする、安城名物「カリーどら焼き」
なんと先月リリースされたばかりだとか

発売1ヶ月で名物かYO！
その自信だけは買おう

お味のほうは

…
…
…
まさか、フツーのどら焼きの皮に、フツーのカレーパンの具とは…
期待を裏切らないというか…
ひねりがないというか…

甘いどら焼きの皮とカレーのビミョーなハーモニーに無心になっていたら

ボリッ

突然、硬い歯ごたえ

なにごと！異物混入か！？

と思ったら、福神漬け入りだった

チトマテ、こんなもんどら焼きに入れるな



もー、わらかせてもろたわ
発売もとの北城屋、調べてみたら「べっぴんじゃん」という饅頭もあるのね

あ～怖いわぁ
饅頭怖いわぁ
べっぴんじゃんがとっても怖いわぁ

大津までドライブした後、湖南市にある友人オススメのうどん屋「みくりや」でちょいと早めの夕飯
カレーうどんが特にオススメらしいけど、展示サンプルでカツうどんに惹かれた
カツ丼のご飯の代わりにうどん、みたいなモノだけど、コレがうまかった
県内だからまたすぐ来れるし、そのうちカレーうどんも食いに来よう

さて、帰りは貴生川駅で降ろしてもらって、近江鉄道を堪能することにした
なかなか乗る機会がない近江鉄道
通称「ガチャコン」
しかも八日市-貴生川 間は乗車したことがない

何の変哲もない古い車両で、乗り心地もよろしくない
沿線で走行音を聞いていると、ガチャコンガチャコンと激しいノイズ
だが、乗り鉄属性を持つわたしにはこういうのこそおいしくいただける
そんなわけで、いつか全線制覇したかったのだ

が、失敗

１７時を過ぎて、辺りは真っ暗
景色を楽しむどころか、町明かりすらない路線なので退屈してしまった

とはいえ、乗客層を観察するのは面白い

それと、どうやら、八日市と五個荘の間に「河辺の森」という駅が新設されたらしい
たしか４年前にはなかったはず

土日は乗り放題で５５０円だから、またいつかのりに行こう
ついでに信楽高原鉄道もいっとくか