• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Eight改の"Pocopen" [トヨタ コペン]

整備手帳

作業日:2025年4月21日

ビッグローターキット取付&ブレーキパッド交換

他の整備手帳を見る 他の整備手帳を見る

目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

上級

作業時間 1時間以内
1
3年前に新車購入後、直ぐにシルクロードのビッグローターキットを購入していたものの、面倒で作業していませんでしたが、有休消化で今日は休んだので作業してみました。

純正のフロントブレーキはこんな感じです。
ホイールとキャリパーの隙間がそこそこありますが、隙間に手の平は入らないくらいです。
2
先ずはホイールを外して、裏を覗いて見ると、キャリパーは14mm、キャリパーステーは17mmボルトで留まっていることが分かりました。
3
サクサクと作業を進めて、キャリパーとステーを外したところです。
4
キャリパーはS字フックで、スプリングに吊り下げておきます。
これをしないとブレーキホースに負荷がかかってしまう恐れや、キャリパーをキズ着けたり、キャリパーピストンブーツを破損する場合もあるので、注意が必要です。
5
キャリパーステーの上側のボルトを緩める際、右上のボルトとラチェットレンチが干渉するので、ソケットはディープソケットが必要です。

強者はロングメガネで回す人もいますが、このボルトは120N・mとホイールナットの締付けトルクよりも強く締められているため、エクステンションや鉄パイプが必要です。
6
純正ローターは2つあるサービスホールに、M8ボルトを締め込んで外します。

サービスホールに5-5-6などを吹き付け、ボルトを締めて緩めて、再度、吹き付けて…を2〜3回繰り返すと簡単に外れます。

ただ、経年で固着している可能性もあるので、無理に外そうとせず、何度も繰り返して少しずつ外して行った方が良いですね。
7
純正ローターを外したところです。
見えない部分ですが、サビが酷いですね。

ここは滅多に掃除できないので、ついでに掃除をしておきます。
グリスを薄く塗って、ウエスで拭き取るだけでも十分でしょう。
8
左側が純正ローター、右側がシルクロードのビッグローターキットのローターです。
比較するとローター径がまったく異なることが分かります。

ちなみにスリットローターをチョイスしています。
9
本当ならパッドを先に交換して、ローターを後から交換することで、それぞれのブレーキ性能の向上具合を確認したかったのですが、ついでなので合わせて交換します。

チョイスしたパッドは、WedsSportのREVSPEC PRIMESです。
ダストが出にくく、ホイールが汚れにくいとの文句に釣られました。
10
LA400A(K)用を購入したのですが、HT51Sのスイフト用と記載があります。
Pocopenのキャリパーが、リッタークラスのものなのか?スイフトのキャリパーがプアなのか?分かりませんが、同じTOKICO製キャリパーのようです。

ちなみに20年ほど前、妻用にHT81S(初代スイフトスポーツ)を乗っていました。
11
純正キャリパーステーから、パッドピンを移植します。
画像で左側が赤い丸のパッドピン、右側が水色の丸のパッドピンです。
パッドピンを抜くとグリスがベットリ着いているので、古いグリスを拭き取り、新たにグリスを塗って穴に馴染ませます。
馴染んだらダストブーツを被せておきます。

2つのパッドピンの形状が異なるため、位置を間違えないよう、外した純正ステーを並べて移植作業をしました。
12
ビッグローターとキャリパーステーを装着し、パッドを取付けたところです。
白いキャリパーに青いパッドが映えると思いますが、純正パッドには鳴き止めシムが装着されているので、シムも移植します。

また、スリットローターの方向ですが、DIXCELなどでは12スリットは正回転、6スリットは逆回転を推奨しています。
シルクロードのスリットローターは6スリットなので、逆回転でも良かったのですが、メリット&デメリットを考慮して正回転で装置しました。

【正回転のメリット】
ローターの冷却効果が高目で、ローター&パッドの寿命が逆回転よりも長い。
【正回転のデメリット】
逆回転よりも制動力が若干落ち、ブレーキダストが多い。

【逆回転のメリット】
制動力が高くなり、ブレーキダストが少ない。
【逆回転のデメリット】
ローターの冷却効果が低く、ローター&パッドの寿命が正回転よりも短い。
13
純正パッドの鳴き止めシムです。
工具もなく、簡単に取り外せます。
14
取り外したシムです。
外側はPVC製?とメタル製の2枚のシムが入っています。
内側はPVC製?が1枚です。
移植する前に、こちらも掃除をしておきます。
15
全ての作業が終わったところです。
キャリパーステーのボルトを、トルクレンチで120N・mに設定して締めました。
右側は前から引く感じですが、左側は押す感じなので、左側は締めづらかったですね。

走行距離は約1.2万kmなので、キャリパーピストンを押し込んでやらないと、キャリパーが装置できません。

ピストン戻しツールで、ピストンを押し込みましたが、両手が塞がっていたため、画像が撮れませんでした。
16
今回、使用した工具①です。(下から)

❶トルクレンチ
❷ラチェットレンチ(17mmに使用)
❸ラチェットレンチ(14mmに使用)
❹14、17(2つ)、19と極限用ソケット
17
今回、使用した工具②です。(左から)

❺インパクトレンチ
❻ピストン戻しツール
❼T6レンチ(M8ボルトに使用)

画像はありませんが、ガレージジャッキ、スロープとジャッキスタンド(ウマ)も使用しています。

作業時間は準備から片付けまでで、約1時間半でした。
予めシルクロードのHPなどで予備知識を持っての作業でしたが、ご自分で作業される方は余裕を持って2時間以上は確保してください。
18
ビッグローターキットとブレーキパッドを装置しました。
純正キャリパーステーでは、ブレースがありませんが、キットのキャリパーステーにはブレースがあるタイプです。

装着して、先ずはホイールが干渉することなく回るか?を試します。
ホイールのデザインや形状に寄っては、15インチでは干渉する可能性があると、シルクロードのHPにもありましたが、ADVAN RACING RG-D2はクリアランスも最小で5mmあるので、ギリギリOKでした。
19
キャリパー(白)とホイール(ガンメタ)のクリアランスは、赤丸部分が最小の5mmです。
RG-D2は深リムにするため、スポーク部分が湾曲したデザインになっています。

純正ホイールなどに多いデザインは、どちらかと言えばフラットなデザインが多いので、もしかしたら?スタッドレス用に履いている14インチでも行けるかも知れませんね。
20
キャリパー本体とホイールのクリアランスですが、純正では指は余裕で入りましたが、ビッグローターキットでは指の第2関節で引っ掛かってしまいました。
そのため、ホイールの洗浄時に工夫が必要です。

イイね!0件




タグ

関連整備ピックアップ

みんカラの皆様が夏場のルーフが熱くなる対策で断熱材を入れているので真似してみま ...

難易度:

エアコン吹き出しの消臭。

難易度:

香りの芳香剤

難易度:

ブレーキローターのサビ対策

難易度:

NSCN-W68 ナビの地図データ更新

難易度:

Silkroadビッグロータースリット付き取り付け

難易度: ★★

関連リンク

この記事へのコメント

コメントはありません。

プロフィール

「誰にでも扱えるホンダの優等生 http://cvw.jp/b/3386593/48415112/
何シテル?   05/06 16:21
kp_garageで登録していましたが、PW失念したため再登録しました。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

リンク・クリップ

BRANDLE ER16 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/01/04 18:57:38
Gベースシートカバー取付 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/12/24 11:59:52
マルチフック取付け 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/09/05 13:05:39

愛車一覧

ケータハム スーパースプリント1700 セヴン (ケータハム スーパースプリント1700)
1997年式フレームの貴和モノ1700SSでしたが、KENTエンジン破損のためMAZDA ...
スズキ アドレス110 110(百十) (スズキ アドレス110)
型式CF11Aの最終モデルです。 新車で購入したワンオーナーです。 見た目がPEUGI ...
スズキ RG400Γ ヨンガン (スズキ RG400Γ)
スズキでサービスマンをしていた友人が、独立する際に手放したものを開店祝い価格で引き取りま ...
ホンダ XR100 モタード モタード (ホンダ XR100 モタード)
嫁さんが初めて自分の稼ぎで購入したバイクです。 嫁さんの友達にも、何人か単車乗りがいて、 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation