リアブレーキ・リザーバータンクステーの交換

ヨンガンのリアブレーキは、10年以上前に東北自動車道の佐野SA手前でパンクしたことがあります。
高速道路で巡航しようとしても、後ろから引っ張られる感じがしたとき、一緒にいた仲間がハンドサインで路肩に停まるよう指示してくれ、路肩で確認したところリアのブレーキローターが真っ赤になっていました。

そのときはリザーバータンクが熱で膨張したとばかり思っていたため、リザーバータンクが風に当たるよう、アルミ板でステーを自作して取付けましたが、マスターシリンダーとリザーバータンク間のゴムホースを無理矢理繋げていたため、若干、ゴムホースが折れ気味でした。

ちなみにリアブレーキのパンクで、リアキャリパー、ブレーキローターをGSX-R1100用の中古に交換し、リアホイールのベアリング打ち替え、マスターシリンダーOHとリザーバータンクの新品購入（brenbo）をしました。

実際の原因は、TOKICOキャリパーの持病で、内部にアルミクズ？が溜まり、マスターシリンダーまで上がって来たことで、マスターシリンダーの動きを阻害していたことでしたが、それが分かったのはヤロワさんとの雑談でした。

リザーバータンクの位置が決まっているので、それに合わせてステーを購入しました。
カッコいい商品は多数ありますが、単なるステーに何千円も払ってられませんので、KITACOのタンクステー（65mm）を使用します。

いきなり完成ですが、自作ステーはマスターシリンダーを固定するボルトに共締めのため、ボルト2本を外すだけです。

自作ステーはボルト2本留めですが、KITACOのステーは1本のみのため、上側のボルトに共締めして角度と位置を合わせます。

KITACOのステーはステンレス製なので、いい感じに曲げてやりたいところですが、面倒なので手持ちのアルミカラー8mmと5mmを組み合わせてオフセットしました。

それを手持ちのボタン6角ボルトとナイロンナットで締めて完成です。
リザーブタンクとフレームの隙間は約3mmですが、リザーブタンクが削れてしまったらタンクだけを購入すればOKなので問題はありません。

ただ、現在のbrenbo製リア用リザーバータンクは高くなっていますね？10年前では1千円ほどでしたが、倍近い価格に驚きです。
ただのプラスチック製のタンクでしょ？

今回の作業は5分ほどで、使用した工具はT4レンチ、10mmメガネとニッパーのみです。