足回りバネレート変更(HALスプリング)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
zc33sのハイパーマックスsはケース長の限界もあり、100mmバネが遊んでしまう状態になるのでアジャスターを組んで25mm分のかさを増している状態でした。
なおかつフロントは吊るしのままなのでバネレートはF5k R10kという完全FR仕様の足回りに…。
乗り心地はギャップを拾うたびに、フロントがいなしてくれた振動をリヤが過剰に拾うので、必ず世界の終わりみたいな音が響き渡り、なおかつ低速時はリヤが振動を拾うので、フロントが吸収しようとして動き抑制仕切る前にリアがまた振動を拾う悪循環、通勤の15分で酔いが回る気分はハートフルとはいかないものでした。
しかし乗り心地を無視すれば、舵を入れてからフロントよりも先にリヤの姿勢が決まり、その後にフロントがついてくるという一見ドアンダーで気持ち悪いセッティングは、18インチで唐突にリヤが出る仕様だった自分からすればどこまで無理してもリヤが破綻しない間違った『攻めれる仕様』になりとても気に入っていました。
しかし、やはり伸び縮み共にストロークの短さからくるヒョコヒョコ&突き上げにはお世辞にも安全とは言い難く仕様変更することに。
候補としては、
・125mmで8kのバネ
・100mmとヘルパー(シート含めて密着圧20〜25mm程度)
フロントのバネレートも変更することを考えると予算的にまずは前後バランス調整からだと思い、まずは125mmからはじめることに。
その時ですよ、ハルスプリングのサブスクを知ったのはね……。残高3000円男は未来を無視して今を選び、無事に手元に来ました。
2
現物で見てみるとなんと、アジャスター込のバネと125mmが自由長ではビッタリ同じ。
組み付けてみても、そんなにばねが遊ぶことはなく、異音もしません……。
そして何より、100mm10k→125mm8kの変更の効果もありますが、今まであった突き上げ感がなくなり、前後バランスが狂いつつもヒョコヒョコ感が低減されています……。これが低反発の効果……ッ恐ろしや……。
舵を入れた時に今までよりもほんの少し姿勢が決まるのが遅いですが、それはフロントの役目、本来頼ってはならない悪の力です。不快はスパルタンではありません。
そしてストロークの恩恵を強く受けたショックアブソーバーはフルバンプ時に見事にフェンダライニングに干渉、
一瞬で世界は闇に包まれました。
3
続いてフロントです。
こちらは150mmの10kを選択しました。
友人がファイコネ足シャコタン仕様でF12k R10k 17インチに乗っていまして、その乗り心地が悪くなかったので、それのレートダウンver.で選定しました。
アッパーが全く緩まず、朝九時から足回りを外してまた取り付けて、先輩のうちにインパクトを取りに行ったことと、どうでもいいところのネジをねじ切り、車高が一向に決まらず、ドラシャブーツとショック下部が干渉すること以外のハプニングはなく順調に進み、夜の八時に無事組み終わりました。
先程のリヤのみ交換今日からは明らかに普通(諸説あり)の乗り味。あくまでもストリート向けセッティングの延長に収まる動き方に変わり、前2席に人権が加えられました。
フロントから姿勢が決まるいわゆる頭が入る動き。それでいて5kよりも過敏に動いてくれる応答性。正に望んでいたものでした。
一般的に10kと8kはハイレートに分類されますが(サーキットは除く)かなり乗り心地が良かったので今までいかに人のことを考えてなかった仕様なのかが伺えます。
しかし不満も出てくるもの。
ハイパーマックスSはここまで短いバネな下げることを想定していないようで、ショック下部からネジ部が飛び出し、ドラシャブーツに当たります。
フロントのフェンダーアーチ左610 右613のかっこよさは凄まじかったものの、干渉を防ぐクリアランスにすると620 623程度に。
正直もうちょっとさげたい…。
ついでにリヤも合わせて630代から620くらいまでにしたい……。
となればリヤは100mmバネ+ヘルパー、
フロントはネジ部が余ってあるため、そのまま+ヘルパーにて車高ダウンしたい…。
要検討の後、続報を出します。
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