広島長崎　原爆慰霊祭の陰で

まぁ、私も被爆二世ですが、誰が悪いというより人類の愚行と思っているわけです。広島に来てグダグダ言っている輩には辟易しましすが、当事者的には誰かに謝って欲しいのではなく、愚行を繰り返してほしくないただそれだけです。
東北の震災後、県外へ避難した子供たちが、「放射能が染る」みたいないじめのあったそうです。
私も、子供の頃平和教育で、「被爆体験のある親族にその時の体験を聞いてレポートせよ」みたいな課題に馬鹿正直に答えたところ、翌日より「ピカが染る」とか言われ、髪の毛を引っ張られ（原爆の後遺症で毛が抜けるという象徴か）いじめられました（今思えば、旧市内の小学校で、昔から住んでいればほぼ被爆二世のはずです、正直に答えるか否かの違いです）。人間とは、そのレベルの生き物なんでしょう。
今、黒い雨訴訟が進んでいますが、戦後後間もなく、「被爆者手帳の申請」は高いハードルがありました。色んな恩恵（基本医療費はタダ）を受ける代わりに自ら「被爆者を宣言」するわけです。映画「黒い雨」にあるよう、それを宣言することは縁談にも影響するわけですから...。
「原爆被爆者」は、ある意味現代では、ステータスです。もちろん色んな苦労があったでしょう、でも現在、被爆体験を声たかだかにに訴えている方々の平均年齢は、80歳を越えます。非被爆者でもこの年まで生きるのは大変です。みんな言考えてほしいのは、人間の持つ心の闇です、「綺麗なおねいちゃんとねんごろになりたいとかいう」たわいもない性を咎める（なんでもセクハラ・パワハラ問題にすり替える）のではなく、無垢の...何の落ち度もない子ども達、非戦闘員へ平気に核爆弾を落とせる人類が共通に持ちうるメンタリティであり、本人に改めようのないことへの実は本質を分からずマウンティング宜しく相手の立場に無関心に行われる差別です。

こんばんは
デリケートな体験を教えていただき有難うございます。
鎮魂は後世の生きている者が亡くなった方の御霊を鎮める祈りと思っています。
このような荘厳な席で政治的主義主張を叫ぶのでなく、静かに心から冥福を祈って貰いたいのです。
ましてこの式典の御霊は天寿をまっとうされたのでなく、戦争犯罪と言う悲惨な外的要因での犠牲者ですので尚更その気持ちが強くなります。

私もうさお＠がんばさんの仰るように愚行を繰り返すのはバカの骨頂と思っております。
しかしながら、昨今の情勢を見てると愚行が繰り返されるのではと危惧しています。
「スガだ」「アベだ」「9条だ」「戦争反対だ」と叫ぶだけで危惧が払拭できるな私も考え方を変えるのですが、どうしてもパワーバランスが避けられないのではないと思います。