まきさん＠徳島のブログ一覧

グリッドディップメーターですが、トランジスター式ですから、グリッドは有りません。
・・・と自分で突っ込みを入れながら、これは、ヤフオクで落としたコイル無しのジャンクです。



ＡＣ100Ｖ（真空管式）のＧＤＭは持っていますが、電池タイプのＧＤＭが欲しかったので、自作するにも、シャーシとバリコンとツマミの取付と操作性が難しそうなので、改造するつもりで格安のジャンクを探していました。

もし、真空管式なら、トランジスタの載替えすればいいかと思いながら、届いた物は電池式でした。
しかし、大事な、差替え式のコイルは、付いていません。00６の電池を繋ぎましたが、針はピクともしません。　でも、開腹してみたら、弄った跡や、パーツを抜かれた跡もありません。(別の意味ラッキーです）

型番をネット検索していたら、同一形状で、3タイプ製造されたようです。Ａ：真空管式　Ｂ：トランジスタ式　Ｃ：ＦＥＴ式　　私のはＢタイプでした。　早速、基板のパーツを睨みながら、部品から、回路図を起こしました。（図面を見ながら弄ると、効率よく作業できますので）　

フリーのソフトで良いのがあり、汚い手書きを見なくてすみます。


カウンターへ繋いでチェックしたら、発振は安定して（GDMのレベルで）、結構高い周波数迄発振してくれました。又、一瞬、指示針が振れる時が出ました。　これはいける！　・・・と思ったら、今度は全く動かず、回路を追跡して、メーターの不良を疑い分解。ビンゴです（嫌な当りだけど）
可動コイルに入ってるマグネットが外れ、針の動きを邪魔していました。再生に挑戦しましたが、どうしても、スムースに動くように調整できず、断念！
その分解したメーターの画像

このタイプのメーターは手持ち無しなので、ヤフオク検索か、次回のジャンク市待ちです。
（他のトランシバーのメーターを外せば、エエんだけど、稼働してるのから抜くのはな！）