まきさん＠徳島のブログ一覧

他人様からはジャンクと言われそうだが動作試験で一切問題なく新品と同等の完動品。


昭和３０年製
神戸工業株式会社（富士通テンの前身）


このトランスは、どの様な用途だったのか不明
100Vが2組有って絶縁トランスのようだ。５V、６V、6.3V、０～12～14～16V電流値も
４Aと大きい。電源タップから、真空管式音響用トランスではと思うのだが？
０～１６Vのタップが何に使われたか気になる。
昭和30年には、東京通信工業（現ソニー）からトランジスタラジオが発売されている時代だ。
先を見越して、トランジスタの電源も付けたのか？
トランスを眺めながら、昔を妄想するのも楽しい。
　

改造出来そうなら姫路のジャンクと2個一させて１０Aくらの定電圧電源を作りたい。
と言うか、その目的で持ち帰った
・姫路ジャンク


チェックの為バラした。
この端子の半田付けがしっかりしていて100W鏝でもなかなか溶けない。
昔の半田は融点が高いのかな？


電圧表示6.3Vから、７回巻きで　　0.9V／巻数
定電圧用に１５Vくらいに巻替え予定。2φホルマル線１７回巻き


トランス弄りの治具を作った
100Vを通して感電や短絡をしたくないので電源コードにヒューズボックスと簡単に脱着する為
のクリップを付けた。


100Vが2組あるので、並列にして容量アップを狙てみた。
６Vくらいの小型トランスを使い、低圧同士接続して100Vの様子を見るのが理想なんだが、
どこかに終い込んだ小型を捜すのが面倒。お宝を仕入れていても毎度の事だ(笑)！

巻始、巻終の組合せ（極性）を合わさないと並列接続にならないハズなので、瞬間的に通電テスト
＊結果　やはり巻始、巻終を逆接続したら、使い物にならない。
　極性が合った接続では、現状のところ異常は無い


久々のトランス巻替えだが（最近スポット溶接器で遣ったけど）　昔はE・I型のケイ素鋼板を
一枚づつ剥がして巻線をコイル状にした状態で、新たにホルマル線を巻き再度ケイ素鋼板を
交互に組立いくのだが、これが手間暇かかる。
17回ならレンジトランスの様にコアをバラさず、隙間からコイル巻けないか検討する。