7月8日、かねてからプジョーe-208 e-2008 DS3 CrossBack E-TENCEで次々と発生していた、エアコンコンプレッサー異常による急停止が、リコールとして発表されました。
https://web.dsautomobiles.jp/services/recall/2022/recall_3447.pdf?_ga=2.14898481.683592280.1657111220-1715854763.1626266750
不具合部位
空調装置(レシーバードライヤー)
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
エアコンのレシーバードライヤーにおいて、設計評価が不十分なため、
吸水容量が不足しているものがある。そのため、使用過程において、
電動コンプレッサーのモーターコイルに腐食が発生することにより、絶縁
抵抗が低下し、最悪の場合、セーフモードにより警告メッセージが表示され
ると共に駆動電源が遮断され、走行不能となる恐れがある。
改善処置の内容
全車両、レシーバードライヤーを対策品に交換、電動コンプレッサーを
新品に交換。
故障の原因はコンプレッサーではなく、レシーバードライヤーだそうです。日本の高温多湿の条件では、処理しきれないドレンが溜まって、それがコンプレッサー側に回り込み、絶縁不良が発生したということのようです。
ヨーロッパではほとんど報告されないのではないでしょうか?
最悪の場合、走行不能と書いてありますが、ほとんど最悪のケースが投稿されています。軽度で済んだ方はいらっしゃるのですかね。
プジョー、DS、シトロエンの電気自動車はリコールが改修されるまで、エアコンをONにするべきではありません。暑い夏にエアコンをONせずには居られないので、実質乗ってはいけない状態です。
Posted at 2022/07/08 22:18:53 | |
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