CPM ロアーレインフォースメント(アムゼックス商品名:アンダーブレース)
CPM社が阿部商会にOEM供給している「ロアーレインフォースメント」(アムゼックス商品名:アンダーブレース)の装着です。
結論から申し上げると「これはかなりの優れものです‼️」。もっと早くに装着すれば良かった…。
先輩方のレビューから推察して、事前の期待値は正直「五分五分」とみていたのですが、良い意味で裏切られました。
私の場合はダウンサスや車高調、タワーバー、ボディーダンパー等の「チューニング」を一切施していない「ノーマル」状態からの取り付けだったからなのか、はたまた「5ドア(F55)」だったからなのか、乗ってすぐに大きな違いを感じることが出来ました。
とは言え、この感覚をどう表現すれば良いのやら…。
アムゼックス社の商品説明には「決してハードになり過ぎない適度な剛性バランスで、日常でのドライブシーンに最適なボディー剛性へと導きます。AMSECHSアンダーブレースを装着する事により、フロントと リアの一体感が生まれステアリングレスポンスの向上、高速安定性の向上、車内キシミ音の軽減等、スタンダードでは得ることの出来ない車両性能の引き上げを実現しました」とあります。
また、CPM社では「ロアーレインフォースメントを装着する事により、路面の凸凹によるボディのフラツキを抑え、前後サスペンションの同調性が生まれる事により、ワインディングや車線変更時等のハンドリング反応の鈍さを向上させると共に高速安定性も確保します。また、ボディの歪みを抑える効果により車内キシミ音も軽減するといった相乗効果も得られます」と謳っています。
私なりの印象を「横」と「縦」に分解して言語化してみますと…。
まずは「横」の感覚です。人によってはハンドルが「重くなった」「硬くなった」と表現されるものです。私的には「前後とも引き締まった」という表現がピッタリで、まさに「ステアリングレスポンスの向上」「高速安定性の向上」「コーナリング安定性の向上(特に高速コーナーでは前輪が切り込んでいく感覚)」「前後サスペンションの同調性」に繋がっていると思います。
次に「縦」の感覚ですが、純正サスペンションがようやく本来の仕事をしてくれるようになった印象で、「中高速域での荒れた路面での微細な振動が減った」「高速道路継ぎ目での突き上げがマイルドになった」ため、全体として乗り心地が向上し、特に高速道路での「振動疲れ」が緩和されました。一方で、低速域ではキシミ音が減った代わりに、剛性のデメリットが強く出て、段差をダイレクトに感じます(正直、突き上げがこれまでよりも悪化しました)。
このように、「低速域」と「中高速域」で評価が完全に別れる感じですが、個人的には断然「中高速域」のメリットに軍配です。
とは言え、先輩方のレビューには「変化があまり感じられなかった」「乗り心地が悪化した」という反応があるのも事実です。
これは低速域と中高速域の違い、チューニングカーとノーマル車の違い、3ドアと5ドアの違い、運転の仕方の違い、個人の感覚の違いなど、複合的な要因がありそうですので、くれぐれも数あるレビューの1つとしてお取り扱い頂ければと思います…。
それにしても、CPM社製の「ロアーレインフォースメント」はデザイン・機能美に優れた逸品であるにも関わらず、普段全く見ることが出来ないのがとても残念な商品です…。
また、このようなチューニング・パーツはカスタム・パーツと違って最初だけ感動するものの、そのうちに「これが当たり前」状態になってしまうのがとても怖いです…。
次から次へと泥沼にはまっていかないよう、「ノーマルを基本」にチューニング・パーツはこれで終わりにしようと…思い…ます…。
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アムゼックスのブランドで販売している「アンダーブレース」。
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こちらが色違いとなるCPM社オリジナルの「ロアーレインフォースメント」。
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【Before】全体像
7年落ちにしては下回りが意外と綺麗で安心しました。
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【After】全体像
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【Before】センター
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【After】センター
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【Before】リア
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【After】リア
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これが元々の純正パーツ。そもそも補強材ではなくマフラー落下防止装着だそうで、剛性は感じられません…。
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