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１０月に入ってから毎日クーラーをつけている。

陽が部屋の奥にまで差し込むようになって暑いのだ。

この家を建てたとき、明るいほうがいいとアホのように大きな窓にしたから
冬暖かく、夏は温室のような部屋になった。



今日は２ヵ月毎の歯医者さんで掃除をしてもらう日。

綺麗にしてもらってこんなこと言うのもなんなのだが、昔から大の苦手なのだ。
あのチュィ～ンという音を聴いただけで、それが自分に向けてじゃなくても体が固くなる。
「はい、楽にしてください」と声を掛けてくれるが、そんな事が出来りゃ苦労はない。
ここで全て白状しろと言われれば、もうある事ない事全部喋る。


帰りがけにサミットに寄って軽く買い物をしてきた。

歯医者さんから解放されたから、こころも軽く気も軽くつまみを用意した。



蛸のバター醤油炒め。

バターがなかったからマーガリンでやった。
黙ってりゃわかりゃしない。


カニカマのカニ酢漬け。

付属のカニ酢に酢を追加してもっとすっぱくさせた。


ししゃも。

ただ焼いただけ。


ひきわり納豆。

発酵学者の小泉武夫博士の教えを守り、納豆はひきわりにしている。
挽き割ることで表面積が大きくなり、その分納豆菌が多く含まれるようになるのだ。
南の方に取材旅行に出かけた折、スタッフ全員が腹を壊した中で毎日納豆を食べていた小泉先生だけはケロッとしていた。


妻さんのちょこもの。

人参、玉ネギ、ピーマンのコンソメ煮。
味も食感もいいのだ。


紅生姜入り揚げ。

大阪の立ち呑み屋さんの揚げたてのが美味かったなぁ～。
紅生姜のてんぷらも。

通天閣の下の「酒の穴」や、西成の「すし寛」、天満の立ち呑み屋さん「奥田」、鶴橋の焼肉屋「空」などは
武漢ウイルス騒ぎの中でも元気にやってくれているんだろうか。

収まったら必ず行きます。

この日はイワシが食べたくなって東大和のつるかめに行ってきた。



無かった (T_T)




かわりと言っちゃなんだけど、真たらの切り落としを買ってきた。
細長く切ってある鮭のハラスも買ってきたが、これは冷凍庫に直行。

焼いたり、切ったり、混ぜたりしてこの日のつまみが揃った。

妻さんのちょこもの、白菜の昆布漬け、豆もやしナムル、豆無しもやしとパプリカ炒め、真たらの塩焼き。


豆もやしナムル。

ちゃんと袋の中を見て、豆が付いている事を確認して買ってきた。
またひとつ賢くなった。

鶏がらスープの素で味をつけ、煙が出るほど熱くしたごま油を回しかけ大量にできた。

豆をみて嬉しくなり二袋買ってきたのだ。


白菜の昆布漬け。

市販のやつを切っただけ。


豆無しもやしとパプリカの黒瀬スパイス炒め。

残りもんにベーコンを追加した。


真たらの塩焼き。

切り落としに塩を振り、１時間ほど置いといて出てきた水を拭き取ってから焼いた。


妻さんからの差し入れちょこもの。

キャベツのカレー甘酢。
カレーによる一捻りがプロの技、こだわり。




本はこぐれ ひでこさんの「ベトナム ３３２０４８」と「お酒とつまみと友達と」。


「ベトナム ３３２０４８」はこぐれさんの一人旅をイラストと写真と文章で紹介したもの。
数字は三週間の歩数。
ほぼ食事の店と市場の紹介で、観光関係はまるっきり無しとまでではないレベルで、もろに自分好みだった。
写真も綺麗だったので、もう少し大きい画像で載せて欲しかった。

「お酒とつまみと友達と」はもう題名そのまんま。
こぐれ家に集う友達は老若男女皆ひでこちゃんと呼び、明るく呑んで喰って酔っ払う。
いつもひでこちゃんが一番酔っ払ってる。

良い天気。
風だけはもう秋。

図書館に本を返してスーパーには寄らず直帰。


昨日の買い置きがあるから、それで済ますのだ。


皮パリ鶏腿焼き。

ごま油を熱して大蒜スライスを焦がしてどけとく。
水入れたヤカンを載せて皮面を極弱火でじっくりと焼く。
焼けたらひっくり返して少し火を強め肉面も焼く。
皿にとったら大蒜をのっけてお終い。


もやしとパプリカはこれで炒めることにした。

ナンプラー、五香粉、四川風辣油、フライドガーリック、黒瀬のスパイス、ごま油。

シャキシャキ無国籍炒め。

袋に青豆もやしと書いてあったので買ってきたら豆が付いていなかった。
ナムルにしようと思っていたが一気にやる気が失せた。


作り置きの豆もやし塩昆布漬け。

この豆がコリコリして旨いのだ。


妻さん差し入れのちょこもの。

人参、しめじ、ウインナ、青葱煮。


全体像。

ちょこもの、豆もやしナムル、鶏腿焼き、もやしとパプリカ炒め。

小さい頃は骨付きの鶏腿が楽しみで、誕生日に何が食べたいか聞かれたら「鶏の足」と答えてた。
遠足の日はバナナ。
学校から帰ってきたら小皿を貰い納屋で塩を入れ、庭の胡瓜をもいで食べてた。
塩田持ちだったから塩はそれこそ売るほどあった。
潮が引いていたら家の前の小さな磯におりて巻貝を採ったり、アサリを掘ったりした。
小船の底にためて砂を吐かせておき、ある程度数が揃ったら七輪に火を熾して貰い縁側で焼きながら皆で食べた。
昆布も炙って食べた。

鶏、バナナ、貝、塩昆布好きはこの頃から変わってない。



本は阿佐田 哲也さんの「麻雀放浪記」。

博打のためなら家も人も、もう何でも犠牲にしてしまうという恐ろしくて切ない物語り。
積み込み、抜き、通し、等のイカサマ技も紹介されてる。
不敗の名人と呼ばれたような人は運、読みよりもこのような技に長けていたんだろうなと思う。

サミットのチラシに橙色のパプリカが載っていたから行ってきた。


黄色と赤色しかなかった 💢
しょうがないからそれ買ってきたけど残念だ。




帰ってきてからちゃちゃっとつまみを用意した。



ラッキョウ（残りもん）。

ラッキョウたるたるをつくった時の残り。
後で入れようと思っていたが気が変わり囲炉裏たくあんにしたので残っていたのだ。

「らっきょ」と「らっきょう」、「たくあん」と「たくわん」どっちでもいいらしい。
日本語以外でもこういう紛らわしい用語あるのかな。


豆もやしナムル（残りもん）。

これ気に入った。
もやしの加熱時間が短いと色がわるくなるらしい。
もやしのヒゲを全部とる人もいるらしいが、考えただけで気がとおくなる。
妻さんはホタルイカの眼を全部とってくれる。


豚肩ロースのガーリック焼き。

もっと厚いのをと思ったが、これしかなかった。
たっぷりのごま油を熱してスライスした大蒜を少し焦がしてから一旦退避させ、
筋切りした豚肩を残った油で揚げるように焼く。
フライパンの蓋をグラディエーターのように楯にする。
それでもすり抜けるヤツがいてアチチとなる。
これやると後の拭き取り掃除が面倒だけど、旨いからしょうがない。

食べる直前に黒瀬のスパイスを振り掛ける。
以前はスパイスを掛けてから焼いていたが、この方式のほうが焦げないし香りも強く感じる。


アトランティックサーモンの塩昆布漬け。

時間が短かったので漬けとまではいってない。
振り掛けだ。


三匹の目刺し。

ストックがなくなった。
買ってこなくちゃ。


三個の牡蠣フライ。

付属のたるたるを掛けた。


妻さんからの差し入れちょこもの。

胡瓜、青紫蘇、塩昆布のよく冷えたもの。


ごま油、黒瀬のスパイス、塩昆布さえあればなんでもできるな。

台風が近くにいて雨が凄い。


こんな日のためにコストコで買ってきたビビゴの水餃子がある。

一袋に９０個ほど入っており小出しで使う。
ジッパーを開けた途端餃子のいい匂いがする。


まずは全体像。

妻さんからのちょこもの２種、豆もやしナムル、水餃子。

水餃子１２個を沸騰したお湯で３分間茹で、直ぐに氷水で締める。

四川風辣油、フライドガーリックに加え、今回は野菜庫に転がっていた万能葱もかけた。

キユーピー３分クッキングとか即席麺とか、調理時間３分というのが多い。
３分というのがイライラせずに待てる限界時間なんだろうか。


豆もやしのナムルをつくった。

塩をほんの少しかけ６００Ｗで２分かけたらよく水を切る。
鶏ガラスープの素、ごま油、塩昆布を混ぜる。


妻さんからの差し入れ２種。
ほうれんそう、人参のイタリアンドレッシング。


生ハム、ルッコラ、プチトマト添え。

今日のは見た目も味付けもお洒落だ。


カクヤスでのどごし生のストロングタイプというのを見つけて取り寄せた。

アルコール度数が７度もある。
味は普通ののどごし生と変わらないが泡が違う。
細かくて密度が高い。
なんといってもアルコール度数が高いのが偉い。
もうこれからはこっちにする。