変な看板年末版

ここのところで見かけた変わった看板を集めてみました。
静岡エリアが多いです。

「最大級」

川根本町で見かけたコイツ。
・・・なんで、なんで田舎の人は、こういう意味のない「タイトル」に踊らされてしまうんだろう？
しかも、後から「級」を付け加えている辺りが泣かせる。
やっぱり、何かを作るに当たって、目玉が欲しいのかな・・・





「おはようくん」
な、何者？（笑）
寸又峡から歩いて20分、かなり深い山の中にあるダムで見かけた。
中部電力のイメージキャラなのかな。
・・・と言うわけで調べてみました。
Wikiでは、「過去のキャラ」とされ、中部電力のHPでは存在が確認できずorz。

きっと古い施設だから、古いままなのかな。
しかし、この表情からは「立ち入り禁止」の強いメッセージ性は無いな・・・



「落石注意」（旧型）
こ、これはかなり古い。
絵がシュールなのは何とか読み取れるけど、こりゃほとんど風化寸前。
次にお示しする、新型と比べると、その差は歴然。
・・・だけど、くま朗本人は、こういう味のある作品が結構好きだったりする。













「落石注意」（新型）
新型は、これはこれで不思議な感じ。Kawo曰く、後ろの人は「雲の精」みたい、とのこと。
確かに・・・
即興で、変な物語を作る。

「むかしむかし、山の精と雲の精が旅をしている時に、山の中で落石に巻き込まれ、雲の精は足に怪我を負ってしまった。雲の精は、山あいの村で静養をする事にしたが、雲の精がいなくなってしまった里では、雨が降らなくなって大弱り。「ああ、雲の神様、このままでは作物がダメになってしまいます」「何とかして下さいマシ・・・」ならばと、雲の精は、傷ついたからだにむち打って、雲を呼び寄せたのです・・・」みたいな。
この辺の山奥なら、こういった伝説の一つや二つ、本当にありそう。




「五人まで」
こういう制限のかかっている吊り橋とは・・・

















こういう、実に味のある吊り橋なのでした。
慣れるとなかなか楽しいのです。
夏にここで川遊びもしてみたかったな。








「ど真ん中」
ギネスにも載っている世界最長の木造の橋、「蓬莱橋」延長800mほどあるのだけど、その中間点にこんなものが。
実際歩いていると、もう7割くらい来たような気がしていたので、ちょっと意外だった。
まあ実際歩いてみたら、ちゃんと中間点だったけれど（笑）
しかし、こういうところに落書きをするのは、程度が低いからやめて欲しいなあ。


「岳？」
ビッグコミックオリジナルで連載中の山岳救助マンガ「岳」。
くま朗は大層好きなマンガで、いつも読んでいるのだけど、こりゃ、明らかに盗作だろう！
三歩君と久美ちゃんをさらっと使っている辺り、寒そうな雪山の作品とからめて、わりとグッドキャストな所も憎らしい。しかもやたら安いし。
ホ－ムセンター侮り難し！（笑）





「一富士二鷹三茄子」
最後は、おめでたい富士山でシメです。
こんなに当たり前に日本人の心に浸透している富士山だけど、実は東海に移住するまで一回も実物を見た事がありませんでした。北海道出身者は、少なからず日本の常識から隔離されている気がする。
遠い遠隔地だから仕方ないけど、やっぱり、遠いんだなあ。